【知ってるワイフ最終回感想】元春が結婚した相手が最初に愛した澪じゃないのが、悲しい気もした…

ドラマ

2021年3月18日(木)、日本版「知ってるワイフ」第11話・最終回が放送されました。

この記事には、最終回のあらすじ・ネタバレ・感想・心に残ったセリフなどが書いてあるよ。

海岸で澪が元春に伝えた言葉も載せています。

最終回のあらすじ

運命の日、部屋から一歩も出ずに過ごした元春(大倉忠義)は突然2020年にタイムスリップした。五木商事株式会社大阪支社に勤めている元春。独身の元春は、大阪で一人暮らしをしていた。

上司から東京出張を命じられた元春は、親友・木田のキッチンカー「KIDA’S KITCHEN」を訪れる。そこにはなぎさ(川栄奈々)もいて、未婚だがお腹には二人の子どもがいた。沙也加(瀧本美織)はその店の常連で元春と再会する。

元春と別れた後、沙也加はあの花屋の上原(もう花屋ではないだろうけど)と出会う。沙也加にとっての運命の人は、どうやら上原(古関裕太)だったらしい。そして元春は、謎の男・小池(生瀬勝久)に会う。小池は過去をやり直し、幸せな生活を取り戻していた…!

元春はあおい銀行に立ち寄る。そこで津山(松下洸平)に会い、結婚指輪を見てホッとする元春。店内に入ると(広瀬アリス)に案内される。振り込め詐欺に遭いそうになる客を助けるため、澪は元春に合図をおくる。しかし、それは2度目の過去を変える前に決めた2人にしか分からない合図…。澪は元春との出来事を覚えていた…!

澪は過去に戻った元春を追いかけるように、あのゲートを通っていた。再び元春に会えることを信じ、待っていた澪。そんな澪に、元春はプロポーズ。そして4年が経過。子どもが生まれ、再び慌しく忙しい日々になっていた。どう伝えたらいいのか、当たり前のことに「ありがとう」を言うのか、立ち止まって考えられる成長した元春の姿あり。ハッピーエンドだった!!

最終回の感想

ハッピーエンドを迎えた最終回。

いろいろ綺麗にまとまって、良い話だったと思う。

沙也加の運命の人がどうやらあの花屋の上原だったらしいこととか、津山主任が結婚し、双子のパパになっていたこととか、丸く収まっている感じでホッとした。

 

ちょっと切ないというか、胸がざわつくのが、元春がやり直した相手が1番最初に結婚した澪ではない、というところだ。

なんとなく…、「あの時の澪」が否定されてしまったような気がして、少し悲しい気持ちが残った。

あの時のモンスターになってしまった澪は、もういないのか…。

 

最終回で元春が結婚した相手は、元春が最初に出会った澪とは違う。

「剣崎主任と結婚した私は、大学を卒業してすぐに結婚したんですよね。母が言ってました。高校の時父が亡くなって、家庭教師だった剣崎主任がすっごく良くしてくれたって。辛いときに剣崎主任が傍にいてくれたから、依存して結婚したんだろうなって思います。」

「私は、剣崎主任と結婚した建石澪じゃないです。母と二人で逞しく生きてきた建石澪です。本当に私に悪いと思っているなら、私と一緒にいて下さい。」

(「知ってるワイフ」第10話)

第10話がこう言っていた通り、当初結婚した澪と、過去を変えた後に結婚した澪は違う。

あのモンスターになってしまった澪は「大学卒業後、元春に依存して結婚した」と言われてしまっているのが気の毒だった…。

 

元春が当初恋して結婚した相手は、元春に依存して結婚した澪なんだよね…。

あの時の、モンスターになって苦しむ澪を幸せにしてほしかった、ような気もする。

 

いろいろ言いましたが。

このハッピーエンドは良かったと思う。

「やっと分かったよ。ずっと澪のこと取り戻したいと思ってたけど、違ってた。取り戻さなきゃいけないのは、自分自身だった。澪と生きるって、決める自分。澪と一緒に幸せに生きていきたい。俺と結婚しよう。俺の、妻になって下さい。」

(「知ってるワイフ」最終回)

澪にプロポーズする元春…超カッコ良かった…!!

 

立ち止まって考える元春、当たり前のことに「ありがとう」と言う元春。

最後は日々の生活をどう送るのか、教訓めいた雰囲気で終わった「知ってるワイフ」。

まさかあのみんなを不幸にする男・元春に、人生で何が大切なのかを教わることになろうとは、思っても見なかった…!(笑)

出演者がとても良かった!!

元春がクズ過ぎてどうなることかと思ったけど、その元春を憎めないくらいのちょうどいい加減で演じることができるのは大倉忠義さんしかいないだろうと思えるほど絶妙だった。

 

広瀬アリスさんが演じる澪のはきはきとしたさっぱりとした感じは、健康的で全く嫌味がなく素晴らしかった。

 

松下洸平さんの津山主任のカッコよさ、綺麗な仕草は際立っていた。どこか女々しかった「スカーレット」の八郎や「#リモラブ」の青ちゃんとは違い、スマートな津山主任の完璧なカッコ良さにはほれぼれした。

 

瀧本美織さんのお嬢様役ははまり役だった。気が強くて、でも弱さもある。けれど意外と図太い。お嬢様ならではの悩みを抱え、前を向こうとする様がとても良かった。

 

振り返ると、「知ってるワイフ」すごく面白かった。

「元春クズだな~」と文句言いつつ楽しみにしていた「知ってるワイフ」がもうこれで終わりかと思うと寂しいな…。

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