2021年3月12日(金)夜10時、ドラマ「俺の家の話」第8話が放送されました。

この記事には、第8話のあらすじとネタバレ・感想・心に残ったセリフなどが書いてあるよ。
舞が初恋相手の寿限無とどんな関係だったのかについても考えてみた。
第8話のあらすじ

寿一(長瀬智也)はさくら(戸田恵梨香)にプロポーズした。2人は交際を秘密にしていたが、さくらに送ったつもりの寿一のスタンプが踊介(永山絢斗)に届いていた事で、バレてしまう。勘違いのスピード違反。「な」で韻を踏む。気の毒だったけど、やっぱ面白いわ、踊介(笑)

O.S.D(秋山竜次)の不倫疑惑をきっかけに、父を許せない気持ちに抑えが効かなくなった舞(江口のり子)。初恋相手が寿限無(桐谷健太)だったなんて…。子どもでありながら父の浮気に傷ついた母の泣く姿を見て育った舞。その舞が恋したにが義理の兄を好きだったなんて、えげつないな…。

怪我した寿一の代わりにじゅじゅ(西田敏行)を風呂に入れる寿限無。「宗家」→「親父」と呼び方が変わっていることにほっこりしたのも束の間、「なんか違う」と言って寿限無と風呂に入りたがらないじゅじゅ…。その話を聞いてしまった寿限無は傷つき、そして出て行った。辛いなぁ。

兄弟が誰も寄り付かなくなり、広い家には車椅子の親子2人だけ。家事は滞り、家の中は荒れていく。末広さん(荒川良々)は、グループホームへの入所を勧める。寿一の気持ちを汲んでグループホームに行く決断をしたじゅじゅと、送り出す寿一の姿、超切なかった。
第8話感想…舞と寿限無はどんな関係だったのか?
家族旅行で最高の写真を撮ることができた観山家。
過去にあったごたごたを全て乗り越えて、家族がひとつになったように見えていた。
が…。
踊介から始まり、舞、寿限無と、兄弟たちが次々と観山家から離れていった。
後に残されたのは「要介護2」のじゅじゅと右アキレスけん断裂の寿一だけだった。
中でも一番の衝撃は舞の初恋相手が「寿限無」だったことだ。
しかも、それを打ち明けた時の2人の様子を見る限り、両想いだったように私には思えた。
舞「寿限無のことだって」
寿限無「それ、今はいいよ」
(「俺の家の話」第8話)
小中高一緒だった舞と寿限無。
舞が「もちろん何もないけど」と言ったのは、体の関係のことだったんだと想像する。
付き合ってはいたんだと思う。
学生らしく、爽やかで健全な交際をしていたのだと私は思う。
そしてある日、その2人の交際を知った母が猛反対したんだろう。
宗家の妻に言われたら、寿限無は引き下がるほかなかっただろう。
好き同士なのに別れなければいけない、悲しい初恋になったんだろう。
(って、全部私の想像ですよ!)
「もちろん、何もないけど。母さんに全力で反対されたし。あぶねえ、あぶねえ。タメだよタメ。小中高一緒。今更兄弟ですって言われてもさ。」
(「俺の家の話」第8話)
あの時どうして母が全力で反対したのか…。
数十年を経て、真実を知った舞だったけど、家族旅行ではじゅじゅの入浴を懸命にサポートし、父親思いの姿を見せてくれていた。
そんな父親でも大切にしていた…。なのに、そんな父親が浮気した長田の肩をもつんだから、そりゃ許せないよ。
押さえていた感情があふれ出す舞と、真っ直ぐな背筋で正座する寿限無が並んで座っているのが切なくて切なくて、胸がギューッとなった。
「お母さん泣いてたよ。あんたが浮気するたびに夜中私の部屋来てさ。そういうの忘れないからね、娘は。」
(「俺の家の話」第8話)
母が泣く姿を見て育った舞。
泣いていたお母さんは、舞が寿限無に恋したことを知った時、どんな風に思ったのだろう。
舞は当時のことを振り返ると、苦しい気持ちになるんだろうな。
じゅじゅは、舞と寿限無の思い出をも傷つけた。
「俺の家の話」は深刻なテーマをも暗くなり過ぎずに伝えてくれる凄さがあるけれど、この舞と寿限無の恋は考えれば考えるほど苦しい話だったなと感じてる。
ゾッとするような話を踊介が出て行った後に持ってくるんだから、クドカン凄いわ…。
踊助がやっぱり面白い
踊介はやっぱり期待を裏切らず面白かった。
踊介は、LINEで「プロポーズの予告」をするほどさくらにベタ惚れ。
旅行から帰ったらプロポーズするとLINEしてたのに…。
もしかしたら、さくらに料理もできるところを見せて気を引いてからプロポーズしようとしてたのかな…。
使い古しの熱さまシート例えられたローストビーフを作った踊助。
「そして今更だけど、ローストビーフ、まずい。噛んでも噛んでも味がしない上に、肉のうまみがどこにもない。まるで、使い古しの熱さまシートを噛んでるみたいな無駄な弾力。顎に時給を払いたいくらいだぜ。」
「そして踊介は…。このローストビーフでよく勝ち誇れるな。」
(「俺の家の話」第8話)
考え方だけじゃなく、味覚もズレてる踊助の全てが愛しいわ…。
そして、さらに愛しいのが、観山家に乗り込んできた時の様子だ。
LINEが送られてくる時間の分析により兄とさくらが交際していると確信をもって観山家にやってきた踊助は、感情的になっていて靴のまま観山家上がり込んできた。
が、能の稽古場(なの?)に入る時には靴を脱ぐ踊助!
どんなに取り乱していようと、能に対するリスペクトを忘れない踊介、好感度上がるわ。
寿一がさくらにプロポーズしたことを知った踊助は超気の毒だったんだけど、やっぱ面白くて…。
さくら「いつか、話さなきゃって思ってたんですけど、何か勘違いのスピードが早くて追いつけなくて。」
踊助「勘違いのスピード違反?はは…うまいこと言うね。」
(「俺の家の話」第8話)
さらに韻を踏む踊助が最高に面白かった(笑)
「寄るな触るな…この…おんな。」
(「俺の家の話」第8話)
「な」で韻を踏んだっきり観山家には来なくなってしまったというが、寿一の親権争いの弁護はリモートで続けている踊助は、やっぱ優しい。
さいごに
寿限無がやっと「親父」と呼べるようになったというのに…。
「親父ー!寿いっちゃーん!風呂湧いたよ!」
(「俺の家の話」第8話)
この言葉が聞けたとき、超嬉しかったのに…。
「なんか違う」と言われる寿限無が可哀そうだった…(´;ω;`)
「俺お前の怪我治るまで風呂入らない。寿限無と入るの、何か嫌なんだよ。なんか違うんだよ。何か、何か、身を任せられないっていうか。何か、早く出たくなっちゃうんだよ。」
(「俺の家の話」第8話)

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「届いた曜日と時間を分析してみた。さくらが観山家に来ない土日は一日中だ。それ以外の平日はさくらが仕事を8時以降に集中している。しかもさくらも…同じスタンプを愛用してる。」
さすが弁護士と言える分析力。
踊助が弁護士であることが全く有利にならないのがなんとも気の毒。#俺の家の話— まんぷく♪ (@manpuku_kansou) March 13, 2021
「ほんっとそうだよな。それ言おうぜ。お前がそういうふうに思ってんだったら自分の口で。お前が言わなかったら何も変わんねえぞ。お前、弟子じゃなくて息子じゃん。」
この時寿限無は気持ちが動いてたように見えた。寿一が階段から落ちなかったら、じゅじゅに本音、言えたかもしれない。#俺の家の話— まんぷく♪ (@manpuku_kansou) March 13, 2021
佐藤隆太が病院の先生で、ブリザードの大ファンだったの、いいよね😆#俺の家の話
— まんぷく♪ (@manpuku_kansou) March 13, 2021

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