私の娘は幼稚園の年少組の時にいじめられました。
幼稚園の先生に相談し、アドバイスも受けました。
どれもこれも的外れの役に立たないアドバイスでした。
この記事では余りにもお粗末だった先生からの助言について綴っています。
私や娘と同じように、幼児のいじめ問題、先生との関係で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
幼稚園でいじめに遭う…!
3歳で幼稚園に入園した娘は、2学期に入ってからいじめられた。
よりによって、入園前から超仲良しだった友だちAちゃんから、「悪口・暴力・仲間外れ」を受けた。
当然私は先生に相談したが、解決しないどころか、余計に腹の立つことを言われたのだった。
弟の誕生を原因だと思ったらしい
娘がいじめを受けていた時、私は第2子を出産したばかりだった。
なので、先生たちはいじめられている娘側に問題があるのだと思ったのだろう。
私の娘は、弟ができて精神的に不安定だったのだろうと、先生によくある「こうに違いない」という思い込みが働いたらしい。
先生の口から出たのは、見当違いのアドバイスばかり。
「赤ちゃんがいても、お姉ちゃんとひっついて寝てあげるのが良いですよ」
とか、
「お姉ちゃん中心の生活をしてあげた方が良いですよ」
とか…。
私がどんな生活を送っているかを知りもしないくせに、聞こうともしないくせに、訳知り顔でアドバイスしてきやがった…。
娘がいじめられているというのに、娘に原因を見つけようとするなんて、理解不能すぎた。
幼稚園外で友だちを作れと言われた…
私は娘が幼稚園内でどう過ごしているのかがとても心配だった。
当時3歳(途中から誕生日を迎えて4歳になった)の娘に聞いても、詳しい状況がよく分からない。
いじめっ子以外にも友だちがたくさんいたはずだ。
何故他の子と遊ぶことができないのか、その時の私は知らなかった。
先生に幼稚園での娘の様子を聞くと、また先生から見当違いなアドバイスを受けた。
「幼稚園で他の友だちと遊べないなら、幼稚園の外で仲良くなったらどうですか?」
「仲良くなれそうなこと同じ習い事に通ったらどうですか?」
というのが、先生渾身のアドバイスだったようだ…。
まるで私が娘に友だちを作る努力を怠っているような言い方だった。
他の子と遊べなかったわけ
娘がAちゃん以外の仲の良かった友だちと遊べなかった理由は、転園してから知った。
転園して落ち着いた頃に、以前の娘の友だちの母親に偶然会った。
そして、「うちの子も、Aちゃんによく怒られていたんだって。〇〇ちゃん(うちの娘)と一緒にいたら、〇〇ちゃんと遊ぶなーって、Aちゃんが怒って走ってくるんだって言ってたよ。他の子もそうだったみたいだよ。」と言われた。
これを知った時、いくら幼稚園の外で友だちと仲良くしたって、無意味だっただろう…と思った。
本当にひどいアドバイスだったと思う。
爪噛みが母親の愛情不足って真実なの?
Aちゃんからいじめを受けるようになってから、娘は爪を噛むようになった。
けれど、その時の私は出産したばかりだったので、爪噛みの原因は私にあるのだろう…と先生たちは思ったようだ。
「爪噛み=母親の愛情不足」という”子育て界の常識”はいかがなものだろうと思う。
現実に目を向けずに、常識ばかりに囚われてロクなこと一つできなかった先生たち…。
何一つ解決しない幼稚園と決別する時も、先生たちはどうせ私が間違っている…と思っていただろう。
幼稚園を変わり、Aちゃんと離れると、あっという間に娘の爪は綺麗になった。
「いじめられる側に問題がある」と思っていた先生
結局娘は幼稚園を変えることにした。
転園する時は、やっぱり転園する理由は聞かれるし、書類(簡単なもの)も書かなくちゃいけなかった。
その手続きの時に、ある先生から言われた言葉を聞いて、
「やっぱり先生たちは、いじめられた方にも問題があるって思っているんだね」
と思った。
「娘さん、もっと強くならないといけませんね」
と言われたのだ。
まるで、娘が弱かったから、いじめられたような言い方だ。
娘さえ強ければ、いじめられなかったような言い方だ。
こんな人たちが、「先生」をしているだなんて、寒気がする。
最後まで読んで下さりありがとうございました♪




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