波瑠さん主演のドラマ「#リモラブ~普通の恋は邪道~」が、気が付けばもう最終回直前まできている。
脚本家は「スカーレット」の脚本家と同じく水島文美江先生。
波留さん演じる美々先生と、松下洸平さん演じる青林の恋を描いた物語です。
「#リモラブ」第9話の感想
五文字くん(間宮祥太朗)が二人の足かせになってしまった。
もともと美々先生に最初に恋をしたのは五文字くんの方だ。
五文字くんは「自分が檸檬だ」と嘘をついた。
そして、美々先生と本当に短い期間お付き合いした。
五文字くんの嘘は確かにいけなかった。
でも、その嘘は美々先生への思いの強さだった。
五文字くんは自分の気持ちよりも美々先生の気持ちを優先させていた。
初デートの日、突然帰った美々先生の心の中を正確に見抜いていた。
美々先生が「頑張って楽しんでる」ことに気付いてた。
だから、美々先生が途中で帰ってホッとしたって。
これ以上美々先生に無理させたくないから…。
五文字くんはまだ美々先生のことが好き。
五文字「僕、マスクしちゃうと美々先生に近づいちゃいますよ。近づいて、大丈夫?って言っちゃう。距離、あったほうがいいですよね。」
(リモラブ第8、9話より)
だけど、美々先生に幸せになってほしくて、身を引いたんだと思う。
美々先生がずっと檸檬を探していたことを知っていたから。
でも、好きな人が一番の仲良しな青林と付き合うのって、しんどいと思う。
美々先生がなにか悩んでいると気付いた五文字くん。
青ちゃんにアドバイスしようとしてたね。
あれって…。
青ちゃんと美々先生にうまくいってほしいから…
美々先生に元気になってほしかったから…
美々先生が無理しがちだという事を話したと思う。
でも、ほんの少し嫉妬心もあったんじゃないかな。
まだ、美々先生の事想っているよって、言いたかったんじゃないかな。
だから、青ちゃん…美々先生をしっかり掴めなよって…。
そんな五文字くんに、青ちゃんはこんなことを言った。
「無理してたのは、それほど五文ちゃんのこと、そんなに好きじゃなかったからじゃないかな。」
(リモラブ第9話より)
嫉妬を隠し切れなかった青ちゃん。
「ともよ!なかよし、こよし!」と言った時のあの二人が…。
恋敵となって二人が微妙な関係になったのは悲しい。
五文字くんの気持ちを思いやる余裕がない青ちゃん。
というか、青ちゃんは五文字くんに気遣いがなさすぎる。
牛乳:コーヒー=6:4
五文字くんの間の前ではしゃいだ様子で美々先生にコーヒーを渡す青ちゃん。
もとは五文字くんが好きになった美々先生だよ?
青ちゃんは美々先生に、こう言った。
「君が幼なじみの雪ちゃんにヤキモチ焼くように、僕にもそういう感情があるの知ってる?ずっと嫉妬してたんだよ。」
(リモラブ第9話より)
美々先生の事を責めているような言い方だった。
でも、青ちゃんは五文字くんの中にある嫉妬心には気が付かなかった。
自分の持つ嫉妬心には敏感だけど、相手の嫉妬心には気が付かない。
人ってこういうものだよね。
「2人で一緒に同じ空見ながら、結婚の話するつもりだったのに。ホントはプロポーズするつもりだったのに。」
(リモラブ第9話より)
美々先生への言い方が恨みがましくなってしまう青ちゃん…。
女々しいよ、「~だったのに」という言い方は。
「あぁ、そうか。それがなかなか言えなかったんだね。あー、辛かったね。気付いてあげられなくてごめんね。」
(リモラブ第9話より)
円形脱毛症の事を聞いた時は、優しかった青ちゃん。
でも、SNSでやりとりしてたふたりのことは、許せなかったみたい。
草餅2に頼ってしまった美々先生の気持ちに寄り添い、
「気付いてあげられなくてごめんね。」
という事はなかった青ちゃん…。
というか、円形脱毛症きっかけで、大事になったな。
何に悩んでいるんだろう?
もしかしたら自分がダメなのかな?
足りない何かがあるのかな?
青ちゃんの方が、円形脱毛症にこだわったんだろう。
青ちゃんはいろんな思いを乗り越えてプロポーズを決心したと思う。
美々先生が五文字くんに相談すれば話は違ったかもしれない。
しかし相手は檸檬2…。
大切な草モチが、檸檬2を頼って相談した…。
中身は同一人物だけど、意味が変わってくる。
あってはならないことだったのかもしれない。
SNSで偶然話し始めた2人が恋に落ちた…。
青ちゃんにとってSNSのやりとりは、特別なものだ。
美々先生にとってもそう。
言いにくいことも草モチとしてなら伝えることが出来た。
そのSNSの相手が五文字くんだなんて…。
女々しい言い方になったが、青ちゃんが怒るのも無理はない。
五文字くんと美々先生がやりとりしていたのは「青ちゃん」のこと。
でも、だからこそ許せない気もする。
あくまで五文字くんは優しい。
美々先生を想いながらも、2人の恋がうまくいくように願っている。
けど、プロポーズの方法をネタバレしちゃうのって…。
自分以外のところで、男女が自分の話をするのは嫌なものだ。
まして内容がプロポーズの方法。
五文字くんはどんな思いでその話をしたんだろうか。
どうして全部言っちゃったのだろうか。
「きっと良いことが待っていますよ」
これくらいのメッセージで良かったはずなのに。
ま、そこまでは青ちゃんも知らないけども。
SNSは気軽だ。
気軽にメッセージを送れる。
面と向かうと言いにくいことも言えたりする。
だからこそ、草モチと檸檬は心と心が繫がった。
でも、そのSNSのせいで今度は心が離れようとしてる。
タイトル通り、「#リモラブ」だなぁって思う。
来週は最終回!
最後の波瑠さんと松下洸平さんからメッセージがあるの、好きだなぁ(^^♪
さいごに
第6話~第8話の感想は書いてませんでしたので、前回の感想は第5話です。
すみません(;^ω^)
前回、前々回と思ったのが、「濃厚接触」という言葉の使い方…。
あれって…、誤解を招きませんかね?
「濃厚接触」が体の関係だと想像させるあの言い方だけは気になりましたよ。
美々先生も八木原君(高橋優斗)も医療従事者の役してるんだし。
言葉の使い方、ミスったと思いますよ。
では。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
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