おはようございます、まんぷくです♪
2021年7月16日(金)、朝ドラ「おかえりモネ」の第45話(第9週「雨のち旅立ち」)が放送されました。
このページでは、第45話のあらすじと感想を書いています!!
「おかえりモネ」第45話のあらすじ
百音(清原果耶百音(清原果耶)は気仙沼の実家を訪れていた。家族と楽しく食卓を囲む娘のようすに、耕治(内野聖陽)はどこか違和感を覚える。やがて飲みすぎてうたた寝してしまった百音を、亜哉子(鈴木京香)や未知(蒔田彩珠)も何かあったのではないかと心配する。すると百音は意を決し、なぜ自分が島を離れたいと思ったのかを語り始める。その後、再び登米に戻った百音は、サヤカ(夏木マリ)をはじめお世話になった人々に、別れを告げる。
(出典:NHKプラス「おかえりモネ」)
「おかえりモネ」第45話の感想
モネの話しぶりから想像してみると、「内定」もらって東京行くと言う風には見えない。
「すごぐ行って見たいと思う会社が東京にあって」
(出典:「おかえりモネ」第45話)
無計画そうに見えるのはあえての演出?
でもこの朝ドラに対して「就職先は?」「住むところは?」というのは野暮なのかもしれない。
大切なのは、モネの繊細な変化で、そのモネの心情に寄り添えない学のない人にはどうやら「おかえりモネ」の世界観は楽しめないっぽい。
私は「違和感を感じる」という言葉を「違和感を覚え」ながら書いてたバカ者なので、アホみたいに「森林組合を辞めるのはとりあえず就職決まってからにした方がいいのに~」と思いながら見てた(笑)
でもまあ、そこら辺の設定は後付けでどうにでもなるんだよね?きっと…。
回想で「実は全部ちゃんとやってました」を入れるのも良し、「全然準備してなかったけど万事うまくいきました」でも良し。
さて。
モネが家族に「島を出た理由」を伝えた。
「みんながとても大変な思いをしている時、一緒にいられなかった」
(出典:「おかえりモネ」第45話)
以前の感想にも書いた気がするけど、こういうこと言う人ってさ、たとえあの日に島にいたとしても、「島にいた私は何もしてやれなかった」とか言い出すと思うんだよね…。
モネ母が、「私もいなかったよ」って言ったのに、そこはソッコーで否定してた。
自分だけが「苦しむ資格」でも持っているかのような話しぶりにげんなり…。
「あの数日間で私とみんなは見たものも経験したごども違ってしまって。そのごどがだんだん後ろめたさみたいになって、こごにたまって苦しくなった。」
(出典:「おかえりモネ」第45話)
みーちゃんはばあちゃん連れて避難して、じーちゃんは船を沖に出して、母ちゃんは本土で頑張ってた。
だけど自分は違ったから傷ついてる?
コージの存在が軽く無視された気がしたのはともかく、ホントにそれだけ?
大切な事言ってないんじゃない?
「ジャズ聞きたくてのんびりしちゃったから帰れなかったんだよ」って白状するのかと思った。
そこがモネにとっての一番苦しいところだったんじゃないかなって、私は思っていたんだけどそうじゃないのかな?
あの日、合格発表見た後にすぐに帰ろうとしたのにもかかわらず帰れなかったのなら、モネは今抱えているほどの大きな「うしろめたさ」は感じなかったかもしれない…と私は思う。
みんなの態度やみーちゃんの言葉がモネの胸に突き刺さったのは、「あの日いなかった」だけが理由ではないと思う。
りょーちん「明日の練習は? 来れんの?」
モネ「うん、午後には戻る。練習できんの最後だもんね。」
(出典:「おかえりモネ」第14話)
あの日は吹奏楽部最後の練習日だった。(第14話の感想はコチラ)
りょーちんには練習に間に合うと言っていたモネだけども、合格発表の後に寄り道してジャズ聞いてたばっかりに帰ることができなかった。
「だんだん後ろめたくなった」というよりも、震災に遭い帰れないと分かった時点で「私はとんでもないことをしてしまった」という大きな「うしろめたさ」を持っただろうと私は想像する。
その「うしろめたさ」は、きっと島に戻ってみんなに会えさえすれば払拭されると、モネはそう思ってたんじゃないかな。
でも、現実はモネの想像以上に酷い状況で、みんなとの間に見えない壁があることに気付いたモネは愕然としたと思う。
とんでもない「選択」をあの日にしてしまったことを後悔したに違いない。
音楽に触れるのが怖くなったのは、モネがあの日ただ「合格発表」を見に行って帰れなかったことが原因じゃないと思うんだよ。
寄り道して「ジャズ」に心を奪われてしまったがために、あの日の時間を家族や幼なじみたちと共有できなかったから、音楽を「役に立たない」というまでに至ったんだと思う。
そのモネの苦しみを、もっと吐き出してほしかった。
あの日ジャズに心を奪われたことが悪いワケじゃない。
不合格に落ち込み、つい寄り道してしまったことは同情できることだし、そこらへんのモネのつかえた思いを取り除いてほしかった。
私的には、「みーちゃんに津波見てないもんねって言われたの、私は思いっきり傷ついたんだよ!」と、妹に気持ちぶつけて話して欲しかった。
みーちゃんは賢いから「おねーちゃんが後ろめたいと思ったのはやっぱ自分のせいだな」と分かっている。
モネの話を聞くみーちゃんの表情が超切なくて、見てて苦しくなった…。
傷ついた気持ちややりきれない気持ちからつい姉にぶつけてしまった苛立ちが、姉をここまで追い込んでいたのかと、みーちゃんは理解しただろう。
モネの後ろに座り、静かに話を聞くみーちゃんの表情に胸打たれたよ。
座っているだけであの存在感を放つみーちゃんを演じる蒔田彩珠ちゃん、ほんとすごいわ。
次週から東京か。
モネが「来ちゃった♪」みたいな感じで浅岡さんの会社を突然訪れないことを願う(笑)
「おかえりモネ」のまとめ
「おかえりモネ」の情報をまとめています。
永瀬廉さんが「あさイチ」プレミアムトークに出演されました↓
最後まで読んで下さりありがとうございました!!
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