第5週「女優になります」
おはようございます、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
2021年1月5日(火)に放送された「おちょやん」第22話はこんな話でした↓
- 黒木(ヨシダ朝)から女優になるように誘われた千代(杉咲花)
- 真理(吉川愛)は女優になって家族を見返したいという思いがある
- 有名になればヨシヲが会いに来てくれるかもしれないと考えた千代
- 千代が女優になる決心をした直後、黒木が詐欺で捕まる
- 騙されていたことが、想像以上に千代を苦しめた…
第22話感想
案の定…黒木に騙された千代…。
黒木、怪しすぎ(笑)
黒木と一緒にいた川島貿易の社長もグルかとおもったら、こちらは騙された方だった。
植栗芳樹さんが演じた川島社長が千代を見る目が怪しすぎたから、黒木は千代を騙して千代を川島社長に売り飛ばそうとしているんじゃないかとか…考えすぎたわ(;^ω^)
ヨシダ朝さんが演じる黒木のうさん臭さは最高だった(笑)
さて。
竹林を見て思わず降り立ったのが「京都」だった。
幼い頃に奉公に出されて、ずっと家族と離れて暮らしてきた千代が、小さい頃に過ごした家の近くにあった竹林に気持ちを動かされて新たに歩み出したなんて…。切ない話やん(´;ω;`)
そして…、黒木に女優の仕事を誘われても乗り気じゃなかった千代が、引き受けることにしたのも家族の存在だった。
「うちな、小さい頃離れ離れになった、行方知れずの弟がいてんねん。」
「もしうちが有名になったら、会いにきてくれるかも分かれへん。」
(「おちょやん」第22話より
ヨシヲが会いに来てくれるかもって思った。
ヨシヲがきっかけだったんだね。
奉公に出されて以来、千代のすぐそばにはいつも芝居があった。
千代は芝居が大好きだ。
千代にとって女優は憧れの存在ではあるけれど、千代がその道を目指すことはなかった。
第12話では、高城百合子(井川遥)に、こんなことを言われた。
「千代ちゃん…。そんなにお芝居が好きなら、自分でやってみたら?一生一回、自分が本当にやりたいことを、やるべきよ。」
(「おちょやん」第12話より)
この高城百合子のことばで、女優を志すようになるのかなって思ったけど、そうでもなかった。
千代がテルヲ(トータス松本)の借金のせいで、「岡安」を離れることになった第20話では、ハナ(宮田圭子)にこんなことを言われた。
「あんた役者になり。あんたはええ役者はんになれる。」
(「おちょやん」第20話より)
このハナも言葉で、もしかしたら千代は女優という仕事により興味を持つようになるのかもしれないと思った。
けど、この時も、「そんな夢のようなことがあったらええなぁ」くらいの思いで受け取っていたように見えた。
ずっと身近にお芝居があったし、きっかけになる言葉や機会がちょこちょこあったけれど、千代が本気で女優をやってみようと思うことはなかった。
千代が女優をやるぞ!と思ったのが、ヨシヲに会いたい気持ちから…というのが泣ける。
たった9歳で家を出され、黙って夜逃げされて、可愛がっていたヨシヲの消息も分からない。
千代が家をでる決心ができたのは、ヨシヲだけでも幸せになってほしいという気持ちがあったからだった。
そう考えると、千代の人生の歩みは、ヨシヲによって作り出されたような感じがする。
京都で降りたのも、ヨシヲと過ごしたあの竹林が懐かしかったから…。
ヨシヲへの思いが、千代を女優の道へと導いている(´;ω;`)
なんて、泣ける話なんだ(´;ω;`)
そんな千代を騙すなんて、黒木偽社長…。どこ行ったんや!
にしても…、1万円もだましとろうとしたなんて…。
2千円の借金取りに追われていたテルヲとはスケールが違うなぁ(笑)
さいごに
「お通夜とお葬式が続けて来たような顔しやがって。」
(「おちょやん」第22話より
これが結構ツボだった(笑)
店長の宮元(西村和彦)のコメディタッチな描写は超面白い(笑)
一方で、千代の「女優?女給?」と繰り返すシーンは、やかましかっただけだったな(;^ω^)
あのシーンは笑いたかったんだけど…。
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