【エール】第102話の感想♪(第21週:夢のつづきに)
2020年11月3日(火)放送分の感想です。
朝ドラ「エール」第102話の感想
まずは、あらすじから…↓第102話はこんな話でした。
華(古川琴音)はオーディションに向けて、音楽レッスンで忙しい音(二階堂ふみ)のために、家事を手伝おうとするが、母の仕事と自分がやりたい事は両立できると証明したいと考えている音は、「すべて自分でするから、華は自分のやりたいことをしなさい」と相手にしない。これといってやりたい事がない華は、甲子園に出る目標に向かって頑張っている渉(伊藤あさひ)と話していて、複雑な気持ちを抱く。
出典:Yahoo!テレビ
第21週は荒れると思ってたけど、やっぱりだ(´;ω;`)
何が荒れるかというと私の気持ち…(;・∀・)
もう華ちゃんは小さい子じゃないのだ。
母親の仕事とやりたいことは両立できるということの証明のために華に家事を任せるわけにはいかないという理屈か。
母親の仕事もそろそろ卒業って時に、「母親の仕事」って言われてもね…(;・∀・)
高校生だよ。
<追記>
↑華ちゃん…まだ中学生だったのね(^^;勘違いしてましたm(__)m
でもさ、もう大きいのだからやりたいのならさせるべきじゃない?
しかもさぁ、めっちゃ楽しそうに家事してるし、それが「やりたいこと」だとしたらダメなワケ?と思うのです。
なんか…、逆に家事を軽んじている風にも見えるのは斜に見過ぎ?
<追記ここまで>
自分のできる事は自分でさせれば良いでしょ。
なんじゃい、「母親の仕事」って…。
せめて…これまでの音が一生懸命子育てしているところをもっと見せてくれていれば、音の言う「母親の仕事」を理解できたと思う。
高校生中学生になってもまだまだ手をかけてやりたいという母の愛情が伝わるのならいいのだ。
だけどさ、音って自分の事ばっかり…(´;ω;`)見てて嫌になっちゃうよ(´;ω;`)
オーディション始まったとたん、これ見よがしに家で練習始めちゃってさ。
戦時中はともかく、どうして今まで歌と無縁の生活を送ってきたのか…不思議でしょうがないんだよ。
発声練習しながら華ちゃんにお弁当を渡すことができるんならさ、華ちゃんが幼い頃からそういうことやっておけばよかったのにって思う。
そうしたら、華ちゃんだってお父さんとお母さんの良い影響を受けて音楽を好きになったかもしれないよ。
華ちゃんは音が戦時中にやってた音楽教室に途中参加したけど、それぐらいなんだよね。
普通の、そこら辺の子どもと同じくらいにしか、音楽に接していないんだよね。
両親がどんなことをやってきた人なのかを全然知らなくて、別に知らなくていいのかもしれないけど、華ちゃんが寂しそうに見えて気の毒に思う。
父の裕一が『紺碧の空』を作ったことも知らずにいた華ちゃん。
裕一と音は音楽で繋がっている。なのに、華ちゃんだけが蚊帳の外。
家のお手伝いして役に立ちたいと思っているのに、あの拒絶のされかた…。
傷つくよね…。
私はさ、今の華ちゃんの音に対する態度は、思春期特有の反抗的な態度とは違うと思うんだ。
家族の一員と認められていないことが原因なんだから…。
ラブラブな両親、同じ夢を見て、音楽という深い絆で結ばれている両親。華ちゃんの居場所、なさすぎ。
そんな華の気持ちを察することもなく、自分の気持ちばかりを優先させる音は、ほんとに腹の立つこと言うんだよ(´;ω;`)
熱出した裕一が、華ちゃんに看病してもらって華ちゃんのこと褒めるんだけど、その返事が最悪なんだよ。
私はそれ聞いて悲しくなったわ(´;ω;`)
裕一「いやぁ。優しい味でおいしかったな。華よく気が利くね。いい子に育った。」
音「そりゃ私たちの娘ですもん。 」
(エール第102話)
私は、華ちゃんがいい子に育ったのは、両親の育て方の素晴らしさじゃないと思う。
華ちゃんはいい子にならざるを得なかったのだと思う。
「お母さんは自分のせいで夢をあきらめた」という罪悪感抱えながら生きてきた華ちゃんが痛ましい(´;ω;`)
家事の合間に口ずさむ歌さえも、華ちゃんが現れるとやめてしまう母の元で育った。
「夢を預けた」からって「預けたから引き出すまでは全く何もしません」という態度だったから、華ちゃんは傷ついたんじゃないかな。
「先生の歌聞きたい」と音楽教室の生徒に言われても「え~」と言うばかりの音を見て、華ちゃんはもしかしたら「自分がいるせいで練習できないからじゃないかな」って思ったかもしれないし。
何かと歌うのを拒絶する音を見てきたから、華ちゃんは音に申し訳ない気持ちが大きくなったんじゃないかな…。
結局華ちゃんは小山家を出て行ってしまったのだけど、その夜の小山夫婦の会話+手つなぎも「ないな」と思った。
音「母親失格ね…。娘に気を遣わせて、そのことに気が付かないなんて。やりたいことやれって言ったのも、せっかく自由を謳歌できる時代になったんだし、伸び伸びと羽ばたいてもらいたくて。」
(エール第102話)
音、一応は反省しているんだけどさ。でもすぐ言い訳するんだよね。
「母親失格」と本当に思ったのなら、こんな言い訳をしないだろうね…。自分の正しさを証明したい時に、こういう言い方になるんじゃない?
もうね…音の思いはいらないんだ。音は自分の気持ちばっかりなんだよ…。
音が華ちゃんに「やりたいことやれ」と言った理由を、裕一に聞いてもらって慰めてもらうのって…微妙過ぎる…。
「こんなんだから華ちゃんは辛いんだよぉ」と私は思う。
一回受け止めてあげて…、音は自分の思いを一回捨てて、華ちゃんの思いを受け止めてあげてくれ(´;ω;`)
それが「母親の仕事」だと思う。
以上が、朝ドラ「エール」第102回の感想でした!
最後まで読んで下さりありがとうございました♪
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