【スカーレット振り返り・八郎編②】改めて思う、松下洸平さんが最高だった!

松下洸平

【松下洸平】改めて思う、「スカーレット」の八郎が最高だったことを…パート2

松下洸平さんといえば、朝ドラ「スカーレット」の八郎ですよね!

改めて、「スカーレットの八郎」の素晴らしさを再確認してみたいと思います!!

前回、八郎と喜美子の結婚まで振り返りました↓

今回は、八郎と三津の添い寝騒動までを振り返ってみます。

並んで歩きたいと言った八郎…

八郎は結婚までに一度目のピークが来ていたと思う。

初登場、「ん?誰だ」と思った平凡な八郎が(失礼な事言ってるよ、私)、飛ぶ鳥落とす勢い好感度を上げまくった。

#八郎沼 まで誕生する始末…。

ちなみに、八郎沼って実在するんだって(笑)

喜美子との結婚前までに、ありとあらゆる手を使って(!?)視聴者をにしてきた八郎

ごく普通のセーターを着てるだけで、「キャッ、セーター姿も素敵(≧∇≦)」となってしまうくらい、

白シャツになって腕まくりしようもんなら、「参りました」と言いたいくらい、

私はどっぷり八郎沼に浸かっていた(笑)

 
 
 
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そして、そんな状況を楽しんでいた私。

浮いた話ひとつない私の、唯一の楽しみだったのである。(浮いた話って既婚者に使う言葉かい?)

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だから私は、八郎のまわりに不穏な空気が漂ってくるのを、最初は見て見ぬ振りをしようとした。

私はTwitterをしている。そこで、舞い込んでくる情報は穏やかではない内容だ。

どうやら、八郎と喜美子は離婚するというのが決まっているらしい…。

しかし、それは喜美子のモデルとなった神山清子さんが離婚したということ。

「スカーレット」はあくまで神山清子さんをモデルにしたフィクションだから、どう転ぶかは分からない。

私は、八郎の愛を信じたい思いでいっぱいだった。

結婚前、八郎は「並んで歩きたい」と言っていた。

喜美子「陶芸家になるまで、うちが支えます! 」

常治「お前は、支えるの意味分かっとんのかお前は…。お前さっきから自分中心でしゃべりっ放しやお前。そんなんでお前、1歩も2歩も下がってついていけんのかお前は!」

八郎「あの。1歩も2歩も下がらんでいいんです。並んで歩いていけたら。」

常治「並ぶってお前、こいつお前、さっきからしゃしゃり出てきとるがな!」

八郎「しゃしゃり出る時があってもええし、のうてもええし。」

(スカーレット第65話より)

二人で同じ道を歩むことが難しいことだったなんて、思ってもみなかった。

並んでなんて歩けないんだ。

まして、喜美子がしゃしゃり出て、前に出るなんて、やってはいけないことだったんだ。

陶芸家になるまで”のふたりは、幸せそうだった。

本当に大変だったのは、陶芸家になってからだった。

朝ドラ「スカーレット」主題歌『フレア』

プレッシャーを感じやすい八郎

八郎は喜美子との結婚を賭けた陶芸展で新人賞を受賞したのち、スランプに陥った。

八郎は、悶々とするクセがある…(笑)

ちなみに、この新人賞を受賞したお皿が、後々息子の武志(伊藤健太郎)に割られることになるのだから、驚きである。

 
 
 
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どうやら八郎は、誰かから影響を受けないと、新たな作品を生み出せないようだ。

新人賞を取った作品は喜美子からヒントを得て出来上がった作品だった。

個性的な作品を生み出すことができなかった八郎が、次に影響を受けたのがジョージ富士川(西川貴教)だったようだ。

ジョージ富士川の特別授業(だっけ?)を受けた後に作った八郎の作品は金賞を取った。

 
 
 
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湧き上がる思いを形にする喜美子と違って、八郎は自分の内側から作品を作り出すことができない…。

これが天才努力家力の差、なんだね。

八郎は努力を続けて陶芸家になったけど、喜美子には天賦の才能があったから、これはあっという間に追い越されて、気が付けば遠い存在になってるってパターンですよ。

八郎は、造形の能力は喜美子が上だということを認めることは出来たんだと思う。

喜美子の才能を信じていたのは八郎だったし、喜美子の作品を陶芸展に出品することを勧めたのは他でもない、八郎だった。

でも、八郎には切り札があった。釉薬の調合だ。

造形では負けても、色を作り出すことに関しては、自分の方が頭一つ抜きんでているという自信があったはずだ。

長年釉薬を研究し続けた八郎だ。

自分だけにしか出せない色を探し続けてきた。

その八郎にとっての聖域に、足を踏み入れた喜美子

八郎は親切にも、喜美子に調合を教えてあげる気になった。

「釉薬の調合のことかて、もっと知りたいやろ。もっと勉強したいはずや。」

(スカーレット第80話)

が…、返ってきた言葉に八郎顔色を失った…。

喜美子「10歩も20歩も下がっててもな、勉強はできるで? ハチさんのやってること、後ろからついていきながら学ばせてもろてた。釉薬のテストピース、研究結果、ぜんぶ頭にたたき込んでな。この2年半、釉薬のこと、調合のこと、とことん勉強したで、身につけたで。ハチさんに追いつきたかったからな。」

八郎「驚いた…。すごいな…。すごいな喜美子。さすがや、大したもんや。」

(スカーレット第80話より)

この時の八郎の表情秀逸で、さすが松下洸平さんだと唸った。

喜美子の才能に恐れおののく感じがめちゃくちゃ出てた。

パンドラの箱を開けてしまった喜美子…。

そして八郎のプライドが少しづつ崩れていくんだよね…(´;ω;`)

その様子がなんとも悲しい。

二人の交際期間が尊すぎたから、ギャップがほんま辛かったなぁ(´;ω;`)

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三津の登場で八郎の株下がる…

喜美子釉薬をマスターしていることを知った八郎は焦っていた。

けれど喜美子は、まさか自分が八郎を苦しめているなんて思いもしない。

この夫婦、すれ違いだらけになっちゃうんだから、ほんまに悲しかったわ(´;ω;`)

そんな時やってきたのが、あの松永三津(黒島結菜)だったんだよね…(;・∀・)

 
 
 
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この三津が、罪な事してくれたのである。

ていうか、夫婦の関係がぎくしゃくしてきたところに、こんな可愛い若い女の子を投入してきちゃう「スカーレット」が恐ろしい( ̄ロ ̄lll)

三津は、喜美子がいるとあまりしゃべらないくせに、八郎といる時はおしゃべりだった。

「才能のある人は、無意識に人を傷つけます。」

(スカーレット第82話)

この名言を残した三津。

つまり、喜美子が無意識に八郎を傷つけている、ということだね。

 

三津と八郎急接近を見せつけられ、私は完全に八郎沼から脱出していた。

そして、これまでの素敵だった頃の八郎までも否定しだした私…。

そういえば最初からはっきりしない態度が嫌だった」とか、

喜美子の話を真面目に聞かず「好きやで」とノロけて見せるのも変だった」とか、

古臭い考えしてるって言ってたわりに女の扱いに長けて怪しかった」とか、

釉薬に興味がある喜美子に何年も教えてあげなかったのおかしやん」とか。

八郎の全てを拒絶しだす私がいた…(;・∀・)

が深ければ深いほど憎しみも深くなる…。

それほど松下洸平さん演じる八郎を信じて好きだったのに、裏切られた感半端なかった(私って何者…笑)。

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八郎は三津と親密になり、東京で行う個展の内容を三津と楽し気に話し合った。

そして作り出したのが和食器セットだった。

 
 
 
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悪くない。悪くないけど…。

何の個性もないやん。

夢は忘れたの?自分だけにしか出せない色…。

和食器セットに逃げてしまった八郎が、とても小さな存在に見えてしまった。

自信を失い、苦しむ八郎

苦しい胸のうちを、三津に癒してもらった八郎…。

こんなダメな八郎をそのまんますべて表現していた松下洸平さんが改めてスゴイと思う。

八郎沼全盛期から、三津との添い寝で八郎株大暴落まで、八郎の心境の変化が凄まじい。

その八郎の繊細な気持ち数多の表情で表現していた松下洸平さん。

松下洸平さんってあの時大変な仕事してたんだなって今やっと思える。

放送当時はキャーキャーいったり、キィーってなったりして見ているだけだったから。

夢中で楽しむことができたのって、八郎が松下洸平さんだったからなんだろうなと強く思うわ。

そして、これから先の展開も辛いのだ。

さらにさらに苦難は続くんだよぉ。

三津は去って行ったものの、穴窯を巡ってさらに事態は複雑になっていくものね(´;ω;`)

あの時は見てて辛かったな~。

長くなったので今回はここまでにします!

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さいごに

三津の登場で見ている私の気持ちはだいぶ揺さぶられたなぁ。

結婚前の喜美子と八郎を見ているからこそ、三津と八郎の関係がすごく辛かった。

こんな感情になるのって水橋文美江先生の思うつぼですかね(;^ω^)

以上が、「スカーレット振り返り」でした!

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

コメント

  1. m421miyako より:

    読者登録ありがとうございます。朝ドラ、見ていませんけど周りに見ている人が多くて何気にところどころ知っています(笑)