2020年11月25日放送のあさイチで、「女性のひきこもり」を取り上げていました。
私が思ったことを書いています。
あさイチの「女性のひきこもり」特集を見た
2020年11月25日のあさイチで、「女性のひきこもり」を取り上げていた。
私も今年仕事を辞めている。
「女性のひきこもり」という言葉に胸がチクリと痛んだ。
私が仕事を辞めた理由
私が仕事を辞めた理由は夫だ。
夫はモラハラ気味なので、家事や子どもの事ができていないと怒る。
全ては私の責任だ。
先日ゴキブリの記事を書いたが、家に虫がいたなんて夫が知ったらすごく責められる。
夫のイライラが増すときは、決まって私が忙しくて朝から晩までスケジュールが詰まっている時だった。
昼ご飯は職場でとっていたから座って食べていたが、朝も夜も座ってゆっくりと食事を楽しむ時間はなかった。
夫が家事育児に協力しないのは良い。(むしろ手伝われる方が嫌…)
子どもの世話も、いくら時間をとられたって苦にならない。
精神的苦痛
私が一番苦痛だったのが、夫のために時間をとられることだ。
夫から頼まれる買い物は、いつも行くスーパーでは買えないし、急に「あの書類(というほどのものでもない)どこいった?」とずっと前に片付けた紙切れを探すように命じられたり、嫌がらせかと思うくらい突然何かを頼まれる。
布団だって自分では絶対に敷かない…。夫は自分が寝たい時間に布団を敷き終わっていないと不機嫌になる。
夫が休みの日でもそれは変わらない。
夫が一日中ソファでスマホを触っているような日でも、「あれ買ってこい、これしといて」ばかり。
私が疲れていて、うっかり夫の分の買い物を忘れたら、とことん責められた。
私一人だけが一日中バタバタと走り回っていたって、「どうせ暇なんだからこれくらいできるだろ」と私を責めた。
私が風邪ひこうものなら、「たいしたことしてないくせに風邪ひくなんて」とバカにされた。
仕事が楽しかった
夫からの言葉に傷ついていたので、私は仕事に行くのが楽しかった。
職場は癒しだった。
でも、どうしても子どもと夫が休みの日にも出勤しなければいけない日があった。
私が帰宅すると、家の中の空気感が最悪のことがだんだん増えてきた。
子どもたちが成長し、お父さんの相手をしなくなったから、夫は機嫌が悪いのだ。
夫は自己愛が強いから、子どもたちから必要にされていたい思いが強い。
だから、子どもたちがお父さんに話しかけたりしないと、夫は「無視されている」と勘違いする。
情けないが夫はそんな男だ…。
子どもの言葉で辞める決心をした
ある日、子どもたちは仕事に行く私にこう言った。
「いいよね、お母さんは仕事が楽しいんだから…」
そんな子どもたちの様子を見て、私は仕事を辞めた。
コロナの影響で仕事が減っていたので、「辞めるなら今しかない」と思い、思い切って退職した。
次の仕事を探すつもりだったけれど
退職してからしばらくは、休校中だった子どもたちとゆっくり過ごすため、仕事を探すことはしなかった。
すこしコロナが落ち着いた頃、私は病気になり視力が落ちていった。
病気が落ち着いたら仕事を探そうと思った。
そして、今やっと通院が終わり、仕事ができる状態だ。
私は前職を辞めた時、次は子どもたちが学校に行っている間だけの仕事を始めようと思った。
だから、すぐにでも探そうと思うのに…なんでだろう。
なぜだか体がとてつもなく重い…。
また、前みたいな忙しい毎日になることが怖い気がする。
私の余裕がなくなると、夫はイライラして、家庭内の雰囲気は最悪になる。
そんな未来を想像するとやる気がなくなってしまう。
これの状態こそが「女性のひきこもり」なのだろうか。
専業主婦がひきこもり?
私はあさイチの「女性のひきこもり」を見て、なんとなく、専業主婦のことを悪く言われているような気がした。
それはたぶん私が今自分が専業主婦でいることに焦りを感じているからそう見えただけだと思う。
でも実際に専業主婦のことを「自立していない女性」のように捉える方がいる。
私自身、仕事をしている時は、専業主婦でランチばかりしている友だちを見ると「仕事でもすりゃあいいのに」と思ったことが何度もある。
でも内心、羨ましい気持ちもあった。
女性が自立できてないのが原因なの?
専業主婦は、経済的に自立できていないことが多い。
けれど、精神的には自立している人の方が多いと思う。
(実際はどうなんかは知らんけども(;^ω^))
子育てや近所付き合いなど、幅広い年齢の人とのコミュニケーションがあるし、専業主婦であっても様々な人とのかかわりの中で生きている人がほとんどだと思う。
私は専業主婦が、仕事に出れない要因は、専業主婦が精神的に自立できていないからではないと思っている。
専業主婦という存在に家族が依存するから、仕事に出れないケースは結構あるのでは?と思っている。
私の場合は…
私は自分自身が次の仕事に踏み切れないのは、夫が「自立」できていないからだと思う。
夫が自分の事は自分でやってくれれば、夫が自分のイライラを人に向けず、自分の中で自分の気持ちに整理をつけてくれれば、私は安心して仕事にでることができる。
家事・育児を全て私がすることは全然良い。全て私がしたい。
私が疲れて風邪ひいてしまっても、何一つ手伝ってくれとは思わない。
ただ、文句を言わずに黙って見ててくれさえいればそれでいい。
精神的に自立できていない家族がいるから、専業主婦が仕事に出れないパターンだってあるんじゃないかなって思った。
…というのが「あさイチ」を見て思ったことでした。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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