第7週「好きになれてよかった」
おはようございます、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
ジョージ本田(川島潤哉)がいい奴だったからびっくりしてます(笑)
2021年1月22日(金)に放送された「おちょやん」第35話はこんな話でした↓
- 千代(杉咲花)、「太陽の女 カルメン」で夫に捨てられる妻を演じる
- 落ち込んでいる千代を、小暮(若葉竜也)は活動写真に誘う
- 千代と食事中、小暮は高城百合子(井川遥)を本気で好きだったことを話す
- 小暮への思いが良い演技を生み出し、千代は名のある役で活動写真に出演
- 一平(成田凌)は千代に黙って鶴亀撮影所を去り、3年の月日が流れる…
第35話感想
千代…。
父・テルヲ(トータス松本)が新しい女を次から次へと作り、あげく千代を追い出した。
そのことで、千代は人を好きにならないって思ってたんだね…。
千代の初恋は、たんなる初恋じゃなかったと思う。
父・テルヲの呪縛が解かれた。
千代も千鳥(若村麻由美)も、辛い経験を抱えていた。
だから、高城百合子のように自由に生きられなかったのかな、と思う。
千鳥は千代に感銘を受けて、自由になれそうな自分を見つけた。
千代の心も自由じゃない。
でも、小暮を好きになったことで、今までにない心の自由を手にしたと思う。
それは切なくて苦しいけど、でも、人を好きになれた自分の発見は、千代を大きく成長させたね。
誰のことも好きにならなくていいって思っていた千代が、好きになったのが小暮くん。
小暮くんだったから、好きになれた。
あったかくて優しくて夢を持って頑張ってて…。
だから、小暮くんが違う人を好きなままでもいい。
好きになれてよかったって、そう思えた千代を見てると、切なくて嬉しくて感動(´;ω;`)
一方で。
一平の千代への思いもギュッとされるなぁ。
鶴亀撮影所で千代と一平が再会した時、こんな話をしてた。
千代「何であんたがここいてんねんな!」
一平「ええやろ別に。役者が撮影所おって何が悪いねん。」
千代「あんたも活動写真に出んの?」
一平「そないなもん出るかい。俺はな、舞台役者や。」
(「おちょやん」第33話)
今思うと切ない会話。
天海天海一座を解散し、脚本の勉強をしに京都にやってきた一平。
相変わらずひょうひょうとした一平だと思ってたけど、悩んでいたんだよね…。
熊のお面(?)もって現れた一平。
小暮を待っていた千代がこんなこと言ったからでしょ。
「こぐ…こぐま、かと思たわ。」
(「おちょやん」第33話)
千代の言ったこと、覚えてるんだもんなぁ。
一平のやつ、かわいいし、せつないやん。
それに。
落ち込んでいる時に千代に会おうって思うのって、胸キュンだよ。
で、会ってみたら、千代の方が落ち込んでた。
一平、心配になって撮影現場にこっそり足運んでるし、面白い話書いてるし…。
千代の事大好きやん…!
ここに、恋心、あるんじゃない!?
黙ってでていくのも一平らしい。
頑張る千代の姿が、一平の原動力になってる。
父を亡くした一平が、役者として生きる事を選べたのは千代がいたからだと思う。
今回も、あの時と同じ気持ちだったんじゃないかな。
千代がいたから、また一平は歩き出したんじゃないかな。
道頓堀で千代と舞台に出た時、こんなこと言ってたよね。
「笑かすだけが喜劇と違うてこと。何やうまいこと言われへんけど、千さんとも万太郎とも違う喜劇があんのやないかて。」
(「おちょやん」第20話)
脚本を学んだ事で、殻を破るんじゃないかって期待大。
千代と小暮、そして一平それぞれの新たなスタートが、憂いを帯びつつもさっぱりとしているという不思議な感覚で胸にぐっときたよ。
にしても。
テルヲの全てぶち壊す感はすごい(笑)
守屋さん!
絶対にテルヲを中に入れないでね!!
さいごに
守屋さん(渋谷天外)がテルヲを見る目が不審者を見るそれだったのが、超笑えた( ´艸`)
最後まで読んで下さりありがとうございました!
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