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こちらの記事では「おちょやん」第113話(最終週「今日もええ天気や」)の感想を書いてます!!
「おちょやん」第113話の感想
第113話で、千代(杉咲花)は一平(成田凌)と灯子(小西はる)の家を訪れた。
そこで千代は、鶴亀新喜劇特別公演に出演することを一平に告げた。
そして、泣く新平を抱く灯子に、千代は「ほんまに偉いなぁ」と声をかけ、「こんにちは」と新平に優しく声をかけた。
…。
子どもに罪はないとはいえ、新平へのあの態度はなかなかできないでしょ。
ただの一視聴者の私が未だに一平と灯子のことを許せずにいると言うのに、千代の器の大きさといったら半端ないよ。
どんなに辛い目にあっても、人を許してあげる…。父・テルヲのことも、一平のことも…。
それが千代なのだと、そう思ってしまいそうになる。
でも、千代があの二人を心から許せたようには見えなかった。
歯をくいしばって気丈に振る舞っていた…そんな風に私は千代を見た。
「折り合いをつけた」という方が、私にはしっくりくる。
千代は大切な道頓堀を取り戻すために、一平と灯子を受け止めた。
千代は「どうせ無理」だとあきらめている春子に、大切なものはどんなことがあっても自分から掴んでいかなければいけないと伝えたくて、道頓堀の舞台に立つ決意をした。
千代は大切な家族に最高の喜劇を見せると言う、ヨシヲやテルヲとした約束を果たすために、一平と舞台に上がる決心をした。
千代は一平を許したワケではないと思う。
一平の名前を聞くとざわつく自分の気持ち、一平の声を聞いて上の空になってしまう自分の弱さ。
千代一人では乗り越えられなかった弱い自分が、栗子、春子、みんなのおかげで、乗り越えられた。
みんなの思いに支えられて、一平と灯子と対峙し、「だんない」自分を確認することができた千代。
特別公演に出ると聞いた時の一平は、役者としても、人間としても、とても敵うことのない大きな存在になった千代を見て、失ったものの大きさを改めて感じたに違いない(と思いたい)。
やっぱり千代が好きなのだと、その自分の気持ちを思い出し、動揺したようにも感じた(というのは私の願望がそうだから見えるのかも)。
「春子に見せたい」と言った千代の言葉に即答できず、何度もその言葉を咀嚼しているように見えたのは、千代の人生を思い起こしていたからじゃないのかな。
ヨシヲのこと、テルヲのこと、そして自分との事…。
千代は、「とびきりの喜劇」を見せるという約束を果たせぬまま父と弟を失った。
失うばかりの人生だった千代を、一生隣で支えていくつもりで結婚したというのに、一平は千代から居場所を奪った。
そんな千代にまた「喜劇を見せたい大切な存在」ができたことを、一平なりに受け止めている時間だったように見えた。
「やるからには手ぇ抜けへんで」の上から目線とも受け取れる一平の言葉の中に、私は「千代への未練」が感じられた。
千代が好きだから、千代のために最高の喜劇を作り上げたいという、一平の気持ちがにじんでいるような気がしたから…。
私がそう思いたいだけなのかもしれないけども。
さいごに
「おちょやん」も残り2話(´;ω;`)
以下の記事では、これまでの「おちょやん」はもちろん、過去の朝ドラや大河ドラマを視聴する方法を紹介しています。
私が実際に利用して気になった点、分かりにくかった点などを中心にまとめていますので、参考にして下さい↓
前回(第112話)の感想は以下からどうぞ↓
次回(第114話)の感想は以下からどうぞ↓
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