【エール】第92話の感想♪(第19週:鐘よ響け)
2020年10月20日(火)放送分の感想です。
「エール」第92話の感想
まずは、あらすじから…↓第92話はこんな話でした。
吟(松井玲奈)の夫・智彦(奥野瑛太)は復員して就職先を探す日々だったが、元軍人という経歴が邪魔をしてなかなかうまくいかない。一方、裕一(窪田正孝)の心も相変わらず止まったままだった。音(二階堂ふみ)は裕一に音楽の楽しさを思い出してもらうために、自分でも何か始めようと、バンブーで紹介された歌の先生のレッスンを受けることにする。レッスン中、現れた先生の友人は、懐かしいあの人だった!
出典:Yahoo!テレビ
吟(松井玲奈)の苦悩は続く…か(´;ω;`)
智彦よ、こんなに綺麗な妻、いないんだよ。
智彦の冷たい態度にも文句ひとつ言わず、優しい吟のような妻はいないんだよ。
稼ぎのない夫を責めることなく、自ら働きに出ようと言ってくれるなんて最高の妻じゃないか。
早く気付いてくれ、智彦よ…。
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てかさ。智彦、1年半仕事見つからず…か。いや、もう就活さえしてないやんΣ( ̄ロ ̄lll)
一方の裕一は仕事せずとも、奥様を音楽教室に通わせてあげる余裕ありか…。
「戦争でたんまり稼いで、何のおとがめもない。羨ましいわ。」
「本当、ようのうのうと生きてられんな。」
(エール第91話)
第91話でこの言葉を聞いた時は「ひどい!裕一は傷ついているのに…(´;ω;`)」と思ったけども。
裕一は1年半経っても時計いじりをつづけ、奥様の音は音楽教室とカフェ通いで忙しそうだなんてさ…。
人々の反感を買ってしまうのもうなずけるかもしれない。
再会したタロットティーチャー御手洗に占いをしてもらう余裕のある音がいて、そして闇市には戦災孤児がいて…、これが戦後の日本か…。
不公平な世の中である(「まんぷく」の世良をかなり意識してる)。
思えば、結婚当初から智彦の優しさを見ていない。
軍から裕一に曲の依頼をする時も、吟にえらそうにしてた智彦。
軍の中での自分の立場ばっかり気にしていて、妻を思いやる気持ちがない智彦が嫌いだった。
良いとこなしの智彦が、第73話で口紅をつけた吟に苦言を呈した。
「そんな顔で外には出るなよ。ただでさえ、軍人の家はいい暮らしをしてるんじゃないかと、妬まれやすいんだ。お前は何かと目立つし、ふだんから地味にしておくぐらいでちょうどいい。 」
(エール第73話)
この時、「なんだよ、ちょっとくらい吟の好きにさせてやれよ、智彦よお」とも思ったんだけども、”お前は何かと目立つし”ってトコロに「吟は特別綺麗だから…」と智彦は思ってんじゃないのかい!と思ってちょっと萌えた(笑)
ここまで、良いところが全然見えてこない智彦…。
でもさ。終戦までずっと軍で頑張ってきて、出世するために努力してきて、出征する時には死を覚悟した智彦を思うと切ない。
智彦は自分だけのために頑張っていたのかな。
不器用だけど、吟のことも考えて、一生懸命軍での地位を上げようと頑張っていたんじゃないのかな。
出征した時は、国を守りたい、家族を守りたい、吟を守りたい。そう思ったんじゃないのかな…そう信じたいな。
そんな智彦が、財布に軍の勲章(??)を大切に入れているなんて、泣けるわ(´;ω;`)
智彦の大切なものを持ち去った戦災孤児のケン(浅川大治)と智彦は、1年半後に再会した。
警察から逃げるケンは、智彦を「とうちゃん!」と呼んで助けを求めた。
なんか…。泣ける展開になりそうな予感。
以上が、朝ドラ「エール」第92回の感想でした!
最後まで読んで下さりありがとうございました♪
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