幼稚園選びに失敗して後悔した私が考える幼稚園選びのポイント

子育て
この記事では、3歳の娘が幼稚園でいじめられ転園した経験をもつ私が考える幼稚園選びのポイントをまとめました。

「子どものために良い幼稚園を選んであげたい。」

私はこのように願って、5つの私立幼稚園を見学し、慎重に幼稚園選びをしたつもりでしたが、結局転園することになってしまいました。

 

いじめられて転園することになった経緯を知りたい方は以下の記事をご覧ください↓

 

ちなみに、私は幼稚園の先生でもないし保育士でもない、ただの素人です。

娘を通して「専門家を気取って母親を傷つける先生」に出会い、そういった先生方に疑問を持っている者です。

転園前に考えていた幼稚園選びのポイントと、転園後に考えた幼稚園選びのポイントをまとめました。

 

この記事が皆さまの幼稚園選びのヒントになると嬉しいな。

当初重視した幼稚園選びのポイントを振り返って思う事

転園前に重視したポイント入園前の私の考え振り返って思う事
園や先生を良く知っていること入園前から月に1度の園の開放日に遊びに行き、幼稚園や先生の様子をよく見ていたので安心だと思った。外部の人間を園に入れる時の先生方は、「よそいきの顔」をしている可能性がある。たった月に1度・数時間程度の訪問で、幼稚園の事を分かった気になっていた。
仲の良い友だちと一緒に通えること入園前から仲の良い友だち(複数人)と同じ幼稚園に入園すれば、我が子も安心して通えるはず。3歳児はまだ深い人間関係を築くことができない。仲がいいのは良いけれど、近すぎる関係はトラブルを招くことがあるということが身に染みた。
預かり保育(延長保育)がある事第2子を妊娠中の幼稚園選び。近くに頼れる人がいないため、預かり保育があれば助かると思い、重要なポイントとなった。安心して通わせられない園に長い時間預けることは考えられないので、「預かり保育」の有り無しを幼稚園選びのポイントに入れたことは間違いだった。
自由に思いっきり遊べること自由に思いっきり砂遊びしている園児を見て、とても魅力的だと思った。先生の愛情の元で自由に過ごしているのか、ただ放置されているのか、が大切。入園前は気付けなかったが、ただ放置されているだけの園を選んでしまった。
HPが充実していて、園の日々の様子が良く分かること子どもたちがどう過ごしているのか、写真付きで毎日更新されているHPを見て、安心して預けられると感じた。更新している時間よりも、子どもとの時間の方が大切だと思う。さらに、子どもたちの写真を高画質でネットに上げるのはトラブルを招く恐れがあるので危険だ。(保護者の了解は大前提)
英語やピアノ、体育への取り組みも充実していること幼稚園に通いながら、様々な体験ができることは魅力的だと感じた。幼稚園に通うこと自体が娘にとっての苦痛になったため、英語などの取り組みもまた苦痛でしかなかった。
給食がある事毎日お弁当を作るのは大変。妊娠中で、入園後まもなく出産予定だった私は給食がありがたいと感じていた。楽しくない幼稚園に通い、さらに慣れない味の給食を食べるのはとても辛かったようだ。慣れ親しんだいつもの味が食べられるお弁当は子どもにとって良いものだ思った。

仲の良い子と同じ幼稚園に通えば安心だと思ったのは間違いだった…。むしろトラブルの元になってしまった…。

ただ放置されている園児たちを見て、「自由で楽しそうだな」と感じてしまっていた…。

園で「習い事ができる」を売りにして園児を集めようとするのは、そうでもしないと園児が集まらないという理由もあるのかもしれない。

安心できない園での慣れない味の給食は苦痛だったみたい。美味しいお弁当は、生まれて初めて家庭以外の場所にチャレンジする我が子への応援メッセージになるんだなと、後で分かった。

「幼稚園のホームページ」の内容を鵜呑みのするのは要注意…。詳しくは以下の記事に書いてるから、興味ある方は参考にしてね。

 

失敗したからこそ思う幼稚園選びのポイント

ポイント理由
園長先生の考え方園長先生の考え方が幼稚園の雰囲気を作っていると言っても過言ではない。園長先生の考え方に共感できるかどうかは、大切なポイント。
行事の多さ行事が多いと先生は気が休まらずとても忙しいし、子どもたちも落ち着くことができない。子どものペースに合わせた年間行事かどうかは要チェック。
保護者へのサポートの有無子どもを預けっぱなしにするのではなく、家庭と幼稚園が連携してよりよい子育て環境を作ろうという姿勢があるかどうかは大切。親への支援があるかどうかはポイント。
在園児の保護者の評判転園前の在園児の保護者の評判は賛否大きく分かれていたが、転園後の保護者は誰に聞いても「この幼稚園はすごくいいところ」だと言っていた。聞く機会があればチェックしたい。
在園児の様子愛情を一身に受けている子どもたちは、落ち着いていながら明るく満たされた表情をしている。過度な自己主張しなくても先生が見てくれているという安心感がある証拠だと思う。
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入園説明会などで園長先生の教育理念は必ず確認してほしい。

そして、その理念が現場で実践されているかも、在園児の様子から感じとってほしい。

年間行事盛りだくさんの園は控えた方が良いかも。クリスマス会や学芸会、運動会などの行事で、「見栄え」を優先している幼稚園は要注意。

転園後の園で行われていた園主催の「子育て勉強会」(月1回)がとてもためになった。面倒臭そうと思ったけど、そこでの学びが子育てにとても役に立ったし、先生とも保護者とも親しくなれたし、メリットばかりだった。

在園児の評判はあてにならない可能性もあるから要注意。むやみに不安にさせないために、不満を口にしない先輩ママたちは多いと思う。包み隠さず教えてくれる人がいたら聞いてみよう。

いつでも先生に話を聞いてもらえるという安心感がある子どもたちは、落ち着いた行動をしている。「うるさいくらいが子どもらしく元気で良い」と考えていた私だが、転園後に考えは変わった。「満たされている子」はむやみやたらに騒いだりせず、落ち着いて尚且つ明るくほがらかな表情をしていた。

慎重に選んでも失敗することだってある

いくら「後悔しない幼稚園選び」をしたとしても、失敗することはあると思います。

それは、「選び方が悪かった」とか「見る目がなかった」とかは全く関係がなくて、ただただ巡り合わせが悪かっただけだと思います。

 

だから、合わない園を選んだ自分を責める必要は全くありません。

そして、決して園になじめなかった「子ども」を責めないでください。

 

もし、園になじめないことの責任を「子ども」や「保護者」に押し付けるような幼稚園なら辞めるべきだと思います。

その先には新しい出会いが待っています。

 

「転園」という選択は、人生にはたくさんの選択肢があることを子どもに教えることになります。

世の中には様々な価値観があり、合う合わないがあるということを感じ取る機会になります。

そして、友だちや先生たちと信頼関係を築くことができるのは当たり前のことではなく、恵まれていたことなんだと無意識に実感し、人を大切にするようになります。

 

「もし失敗してもやり直せばいい」

 

これが幼稚園選びに失敗した私にとっての、最大の学びになりました。

 

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まとめ

・預かり保育やお弁当、英語教育などの充実は魅力的だが、「子どもが安心して通える」幼稚園じゃないと、そのメリットは生かされない

・園長先生の考え方と、在園児の表情は「良い幼稚園」を見分けるポイント

・入園前に「良い幼稚園」を見極めるのは難しい。もし幼稚園選びに失敗したと思っても、やり直せばいい

以上が、幼稚園選びに失敗して後悔した私が考える「幼稚園選びのポイント」でした。

 

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「幼稚園で意地悪をされた時」にどうしたらいいのかの私の考え方は以下の記事を参考にして下さい。

また、「いじめられる子」に原因があると思い込んでいた先生の言動まとめた記事もありますので、参考にして下さい。

「爪噛み」に関する誤解についても書いていますので、良かったらご覧ください。

いじめられやすい子のタイプといじめが起きやすい環境について考えました。良かったら下記記事をご覧ください。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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