こんにちは、まんぷくです♪
2021年6月14日(月)、朝ドラ「おかえりモネ」の第21話(第5週「勉強始めました」)が放送されました。
このページでは、第21話のあらすじと感想を書いています!!
「おかえりモネ」第21話のあらすじ
お盆休みを終え、気仙沼から登米へと戻る百音(清原果耶)は、亮(永瀬廉)に遭遇する。亮と父・新次(浅野忠信)との関係を心配する百音だったが、亮は笑って百音を見送る。そして百音が乗り込んだBRT(バス高速輸送システム)には、なんと菅波(坂口健太郎)が乗っていた。相変わらず不愛想な菅波に気まずくなる百音だったが、気象予報士の資格に興味を持っていることを話す。
(出典:NHKプラス「おかえりモネ」)
「おかえりモネ」第21話の感想
残念だな…(´;ω;`)
牡蠣と保冷剤を「いっぱい」詰め込んだあの発泡スチロール。
あの中身は実際に牡蠣はいれなくとも、「保冷剤」を詰め込むべきだったね。
だって、超軽そうなんだもん…。
発泡スチロールが実際に超重たかったらor中身がなくとも超重たいと分かる演技を見せてくれたら、今回の話がもっと面白かったと思う。
モネは町の酒屋でりょーちんを見つけた。
りょーちんは酒に溺れる父親のために、「酒を売らないで」と店の人に頭を下げていた。
そんな現場に出くわしてしまったモネは、りょーちんに声をかけることができず、思わず隠れてしまった。
軽々と発泡スチロールを持ち上げて顔を隠すのが残念だった…。
そして、モネに気付いていたりょーちんは、モネを逆ドッキリ(?)で驚かせ、さりげなく発泡スチロールを持ってくれる…。
りょーちんの優しさ、気遣いに心温まる超良きシーンだった。
この時、モネがもっと重たそ~に発泡スチロールを抱えていてくれれば、そんな重たい荷物を軽々と持つ素敵なりょーちんが見られたと思う。
胸キュンポイントが一つ減ったと思う。
もったいない(´;ω;`)
さらに。
帰りのバスで、偶然菅波先生と一緒になったモネ。
降車後から森林組合までの道のり、菅波先生はモネの荷物がたくさんあることに全く気が付かない。
その菅波先生の超鈍感な人柄を表現するためにも、モネにはもっともっと重たそうに荷物を抱えてほしかった。
川沿いを歩いているシーン、あそこまで持ってきたらだいぶ腕もだるくなっているんじゃないのかなぁ…。
もっと重たそうにしていてくれれば、そんなことにすら気付けない菅波先生のニブさが面白かったんじゃないかなぁと思う。
ニヤリと楽しめるシーンだったが、面白さが半減した気がした…。
でも。
もしかしたら、モネの「タフさ」を表現したかったのだろうか?
重たい荷物をもろともしないモネ…。
そうだとしたら、それも面白いかもね(…え、そう?)
ところで…。
今回のりょーちんと菅波先生の対比が面白かった。
モネの荷物を躊躇なく持てちゃうりょーちんと最後の最後まで気付かない菅波先生(笑)。
で、気付かぬまま立ち去るでもなく、もう終わってから気付いちゃうのも菅波先生らしさだな。
今更気が付いても遅いのに、「優しさ」を持ってないワケではないから、「あぁ、こうしていたら良かったな」と気付くことはできる。
でも、鈍感だから、気付くのが超遅い(笑)
この不器用すぎる優しさが愛しい。
りょーちんと菅波先生がまさか今回顔を会わす(というかチラッと見るくらいだけど)ことになるとは思ってもみなかった。
眩しすぎるりょーちんを目にした菅波先生は、コンプレックスを刺激されたように見えた。
完全りょーちん派だった私だけど、そんなちょっと情けない菅波先生が妙にツボで魅力を感じてしまった。
菅波先生は淡々として冷たそうだけど、実は人の事すっごく気にしてて興味津々で、絶対モネとりょーちんの関係を気にしていたハズ。
そんな菅波先生とモネは似た者同士なところがあってお似合いだと思う。
2人とも、意図せず失礼なことを言ってしまう。
傷つけようとわざと言うんじゃなくって、本心から言ってるから余計に厄介だ。
人の言葉には敏感なのに、自分の言葉には鈍感なところもふたりとも似ている。
モネの実家が牡蠣の養殖やっているというのに、3回当たったから牡蠣は食べないと言っちゃう菅波先生。
どうやって勉強するのが効果的なのかをよく分かっているからこそ、「絵本や漫画から」というアドバイスをするものの、「永浦さんの場合」と変に強調するからモネをバカにしているようにも聞こえてしまう。
伝え方が下手だから、せっかくの優しさが伝わらない超不器用な菅波先生。
モネもモネで、「先生の方がひ弱そうだし」と、菅波先生のプライドを悪意なく傷つける鈍感ぶり(笑)
モネと菅波先生のさりげないディスり合いが面白いわ。
ところで…。
モネの心配を受け入れられないりょーちんには胸が痛んだな…。
震災後からの3年、周りの大人たちに同情されながら生きてきたんだと思う。
まだ未確定だけども、きっとりょーちんのお母さんは津波で行方不明かなんかなのだと想像する。
そしてりょーちん父は船と妻を失って自暴自棄になっている。
震災直後は、島のみんな一丸となって復興に向けて頑張ってきた事だろう。
だけど、時間が経過するごとに、被災した人たちの中でも「立ち直ることのできる人」と「そうじゃない人」とお互いを理解し合うことが難しい関係に変わってきたんじゃないだろうか。
早々に新たな歩みを踏み出すことができた人たちは、そうじゃない人たちを助けようとしただろう。
だけど、その「助けたい」「手伝いたい」思いが立ち直れない人たちには重たい時もあるだろうし、見当違いな優しさがしんどい時もあっただろう。
弱さを誰にも見せることができないりょーちんを思うと胸が痛い(´;ω;`)
モネの重たい荷物をスッと持ってくれる優しいりょーちんが、誰からの優しさも受け入れられない心の状態なのかなと思うと辛い(´;ω;`)
りょーちんが見せる輝く笑顔が、余計に切ない思いにさせてくるな…。
…いろいろ考えてたら、別れ際にあんな様子の幼馴染見てしまったら、心配で心配でしょうがないだろう…。
バスの中で菅波先生に対抗するように気象予報士の本読んだり、森林組合に到着して「雲は、風は…」と疑問を語ったりする心境になるのかなぁ…。
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最後まで読んで下さりありがとうございました!!
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