【おかえりモネ20話】未知の研究を舐めてる大人たちに反論したモネにスカッとした!

朝ドラ「おかえりモネ」第20話感想おかえりモネ感想

こんにちは、まんぷくです♪

2021年6月11日(金)、朝ドラ「おかえりモネ」の第20話(第4週「みーちゃんとカキ」)が放送されました。

このページでは、第20話のあらすじと感想を書いています!!

「おかえりモネ」第20話のあらすじ

未知(蒔田彩珠)は自由研究のカキが思うように育たず、落ち込んでいた。そのうえ、ベテラン漁師たちから地場採苗の目標を笑われてしまう。そこへ百音(清原果耶)が割って入り、未知がどれだけ本気で取り組んでいるかを語り、反論する。その夜、未知は百音が気象予報士の資格に興味を持っていることを知り、応援する。明朝、龍己(藤竜也)と話すうちに、百音は、ずっと考えていたことについて、ある気づきを得る。

(出典:NHKプラス「おかえりモネ」)

「おかえりモネ」第20話の感想

モネの帰省編も今回までか。

山の特産品を沢山持って帰ってきたモネが、今度は海の幸を抱えて帰っていく。

やっぱ手荷物…なんだよね(笑)

モネ母がモネに渡したあの発泡スチロールに保冷剤と牡蠣を詰め込んだら相当重いと思うよ。

発送はせずあえて手荷物にするならあの中に「本当に保冷剤と牡蠣が詰め込まれている」と感じさせてくれる演技をしてほしかったな。

そしたら「母ちゃん無茶苦茶だけど、母ちゃんらしいな(笑)」と楽しい気持ちで見ることができたと思うんだけど。

   

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さて。

帰省編が始まって以来、私の中のモネ好感度がだんだんと上がってきていたのだが、今回は爆上げ(ドラゴン桜を意識)だった。

漁師(養殖?)仲間を交えての永浦家バーベキューが行われたのだけど、そこで未知の「地場採苗」が話題になった。

   

どうやら大人たちは未知が「成績優秀」だということは分かっているようだ。

そして、未知のことを「学校の勉強はできるけども、頭がいいだけでは社会では通用しないよ」と勝手な思い込みで評価しようとした。

   

みーちゃんは、「日本のカキを守る」という夢や理想だけを追い求めて研究をしていたわけではない。

未知「うちで種ガキから作れたら、経費削減になるでしょ?」

(出典:「おかえりモネ」第16話)

自由研究についてモネに問われた時、未知が一番に話した研究の理由が「経費削減」だった。

未知は震災後の永浦家の台所事情もよく分かっていたんじゃないかな…(知らんけど)。

大人たちは、未知の事を「お金」のことまで頭が回らずにただひたすら研究していると思っていたかもしれない。

けど、未知は「種ガキ代年間300万円」を削減するためなら、研究する価値があると思って頑張っていたんだ。

「おじいちゃん、喜ぶと思ったんだけどな」という未知の呟き…健気な未知に胸がしめつけられたよ…。

   

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高そうな顕微鏡やモニターやパソコンを揃えてもらった研究室

そこまでの設備を整えてもらったことを、未知は決して「当たり前」だなんて思ってなかったと思う。

その期待に応えられるように、自分にかけてもらったお金以上の働きをするべく、研究に没頭していたんだと思う。

  

そんな妹の思いをそのことを誰よりも分かっていたモネ

だから大人たちの言葉を黙って見過ごすことはできなかった。

「学校の実験と仕事は違うからね」

「今は儲けなきゃなんねえんだよ」

(注ドラマ中は濁点つきの方言でした

(出典:「おかえりモネ」第20話)

みーちゃんの研究を舐めていた大人たち。

子どもだから「お金の事」なんて度外視でやっているだろうとタカをくくってた大人たち。

   

そんな大人たちに言い返してくれたのがモネだった。

「年間300万円」を例にあげて、未知が「採算」を考えた上で研究していたことを熱弁したモネ。

生々しい「300万円」というお金の話がでたので、モネ母がたしなめるけども、最初に「お金の話」を持ち出して未知の研究を駄目だしし始めたは大人たちの方だ。

モネの主張にぐうの音も出ない大人たちの様子…痛快だった。

モネ「最初から駄目なんていってたら駄目なんです」

(出典:「おかえりモネ」第20話)

まさかモネに「スカッとした気分」を味わせてもらえるなんて、思ってもみなかった。

いっつもウジウジして、ちょっと頭悪そうな子…みたいな雰囲気だしてたし(←言い過ぎ)。

   

モネがみーちゃんを大切に思う気持ちが伝わってきて、幸せな気持ちになれた。

   

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今回は「新たな回想シーン」も出てきた。

震災後の姉妹の会話だった。

「また普通に戻れるよ」と、元気のない妹を励ますモネの言葉に未知が返した言葉がズッシーンと重たかった…。

未知「分かんないからか。お姉ちゃん、津波、見てないもんね。」

(出典:「おかえりモネ」第20話)

この言葉で、モネは「何の役にも立てない自分」を見つけてしまったのかもしれないね。

というか、震災数日後からうすうす感じていた「壁」を確信させられたのかもしれないね。

   

震災から数日後にやっと島に戻ることができたモネ。

一番に心配していたのは妹の事で、妹を探して学校を走り回った。

でも…。

そこでモネが感じたのは「たった数日の間に出来上がってしまった壁」だった。

島で震災を経験した者と、そうじゃない者は「あの日の苦しみ」を共有することができない

辛い気持ちでいる家族や仲間を励ましたくっても、同じ時間を共にしなかった者には励ますことすら許されない

震災後、復興にむけて前進と後退を続ける島の人たちの中に、モネは入ることができなくなってしまった…。

妹の事すら元気にしてやれないのだから…。

   

必死で生きていく人たちに囲まれながらも「誰の役にも立てない」モネはどんなに辛かったことだろう…(´;ω;`) 

何度も何度も、合格発表のあの日、すぐに帰らなかった自分を責めたんだろう…(´;ω;`)

大好きだった「音楽」を誰の役にも立たない余計なものだと思ってしまうくらい、傷ついてしまったんだね(´;ω;`)

   

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「誰かの役に立ちたい」にこだわるモネが最初はウザいかも…って思ってたけど、モネの心からの願いなんだなぁと思えて切なくなった。

だから、「天気」を学ぶことがじいちゃんの仕事や未知の研究に役に立つんじゃないかって分かった時は、嬉しくてしょうがなかったんだな。

あの日、島にいたじいちゃんと未知の役に立てるというのが、大きい事なんだろうな…。

   

山・海・空…全部が繫がっていることに希望を感じることができたんだろうなぁ。

「全部が繫がっている」

このこと「おかえりモネ」の大切なテーマなのだと私は勝手に解釈した。

  

逃げるように島を離れたモネ。

離れた理由は消極的なものだったけど、山でのたった数カ月が確実にモネに変化をもたらしている。

過去の自分と少しずつ向き合い、そして、距離を置いていた家族とも向き合えるようになってる。

   

「全部繋がってる」をストーリー全体で表現している。

「おかえりモネ」、良い感じになってきてるやん!!

   

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最後まで読んで下さりありがとうございました!!

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