【スカーレット120話】陶芸に恋したい八郎、思い出の新人賞受賞作品を壊す決心をする!

スカーレットの感想

【スカーレット】第120話の感想♪(第20週:もういちど家族に)

(120)「もういちど家族に」

2020年2月22日(土)放送分の感想です。

第120話の感想

まずは、あらすじから…↓第120話はこんな話でした。

久しぶりに親子三人で夕食を食べる直前、武志(伊藤健太郎)が気まずいと言い出す。それを聞いた喜美子(戸田恵梨香)は八郎(松下洸平)に他人行儀な態度をやめて、普通にしようと提案。喜美子は自ら実践するため、あえて八郎をハグするが、逆に意識してしまう。動揺する喜美子に対して、八郎が辞めてしまった陶芸への思いを口にする。冷静になった喜美子は八郎に新たな提案をする。聞いていた武志が二人の会話に割って入り…

出典:連続テレビ小説 スカーレット – Yahoo!テレビ.Gガイド[テレビ番組表]

八郎が新人賞をとった、あの思い出の作品を壊して進む…。
あの、貴美子の笑顔が引き出した色…。ふたりの結婚をかけて、一生懸命に作り出したあの作品を、ためらいなく「壊そう」と言える貴美子はやはり凡人じゃない。

貴美子に言われたことを、昔は否定していた。

喜美子「壊して進もうや。前に進むいうことは作ったもんを壊しながら行くいうことや。」
八郎「ちゃうわ。僕と喜美子はちゃうで。違う人間や。」
(スカーレット第83話より)

あの時の貴美子の言葉をずっと考えて生きてきた八郎…。あの時は、陶芸家・川原八郎としての意地と誇りがあったんだろう。
貴美子の言葉を受け入れられなかった。
「壊して進もう」と貴美子が言ったのは、穴窯を始める前。思えば、穴窯を始める前からふたりはすれ違っていたんだな。
その後、八郎はディナーセットに”熱なる瞬間”を見つけたようには見えていたけれど、そうじゃなかったのだと思う。
八郎の夢は自分だけの色を出すことだった。結婚の許しをもらう時、常治に話したこと。

「何で5万で売れるか分かりますか? それだけ心が動いたからです。お金に換算して説明しました。僕は 人の心を動かすような作品を作りたい。僕の部屋に絵が飾ってあります。深野先生の絵ともう一枚。秋口に風邪ひいて寝込んで ごはん食べられへんかった時 その絵を見て元気を出しました。誰かが描いた絵が誰かを支えたりするように 僕も誰かの心を癒したり励ましたり…そういう… そういう…。すみません。ほんまにすみません 先ほどの約束 見合わせて下さい。僕は陶芸展に出品して賞を取ります。陶芸家になります! 一緒に夢を見させて下さい。お願いします。」
(スカーレット第65話より)

人の心を動かす作品…それはディナーセットではなかったのだと思う。八郎は自分の気持ちに嘘をついてしまったのではないか、いや、嘘とはいかなくともそう思い込まなければやっていられなかった…と推察する。
好きだった陶芸から離れることになってしまったのは、金賞取ってからも伸び悩み、それを自分で受け入れることが出来ず、積み重ねたものを壊すことを恐れたからなんだろうな。

で、ここに来てあの思い出の作品を壊すことに。私なら止めるよ(^◇^;)
離婚してるから、ふたりの思い出がつまっていることは良いとして(いいのか?)、新人賞とった作品だよ。もう二度と新人賞は取れないんだよ。
それに、もしかしたら高値で売れるかもしれないのに(そこ?)。

最後までためらってたよね、八郎は。武志が壊すことになったのはまぁ良かったと思う。
八郎が壊すのはあまりに不憫だし、貴美子がやったら暴力に見えるし(笑)
でも、壊すって…、なんだか胸が痛むね。

その痛みを和らげてくれたのが武志と信作。

八郎の作品を投げて壊す武志が、野球が下手くそな「たけたけ」だったし、 割った直後の面白ろおじさん登場でその動揺の仕方も笑えてかなり救われた。

貴美子が穴窯で初めて成功させた作品がお金に変えられない大切なものなのに、絶対に壊すことなんてないであろうに。八郎の作品は壊すのかぁって…。

壊さないと進めない。陶芸に再び恋するために通らなければ行けない道なんだろうか。

八郎と腹を割って話し(てた?)、あの作品を壊し、すっきりした貴美子。そして新しい作品作りに動き出す。
女は強い!ってまとまり方してたけど、八郎は作品を壊すことで、心の何を変えることが出来たのだろう。
それを残り一ヶ月で見れると良いのだが、来週はサニーに焦点を当てるみたいだし、時間足りるのかな!?

前回の感想はコチラ

第120話の公式ツイートまとめ

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ツイッター反応まとめ

以上が、朝ドラ「スカーレット」第120回の感想でした!

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最後まで読んで下さりありがとうございました♪

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