おはようございます、まんぷくです♪
2021年7月8日(木)、朝ドラ「おかえりモネ」の第39話(第7週「それでも海は」)が放送されました。
このページでは、第39話のあらすじと感想を書いています!!
「おかえりモネ」第39話のあらすじ
ひとまず永浦家に連れられてきた新次(浅野忠信)は、耕治(内野聖陽)や亜哉子(鈴木京香)、龍己(藤竜也)の前で、長い間抱えてきたどうにもならない苦しさを吐露する。離れてその姿を見ていた百音(清原果耶)や未知(蒔田彩珠)。すると、そこに、突然亮(永瀬廉)が現れ、父の苦悩を聞いたことで、ある行動をおこす…。
(出典:NHKプラス「おかえりモネ」)
「おかえりモネ」第39話の感想
圧巻の演技だった。
息子からの「メカジキ50本揚げた」という嬉しい知らせが、新次を過去に引き戻した。
息子の成長を喜ばしく思う親心が、亡き妻をどうしようもなく求める弱さに変わり、新次を酒に向かわせてしまった。
新次「話す相手がいないんだ」
(出典:「おかえりモネ」第39話)
新次の苦しみが画面を通してダイレクトに伝わってきて、思わず涙が出ていた私。
こんなこと、超久しぶりだよ。
超涙もろい私は第1話では涙を流したものの、それ以降はさっぱりだったもんなぁ…。
新次の話を聞くコージとじいちゃん、みーちゃん。そして途中参加のりょーちんの表情の素晴らしさといったらなかった。
りょーちんは、父に現実を生きてほしい、自分を見てほしいと思っているのにそれが叶わない。
立派な漁師になって父の事を支えたいと思っているのだろうと想像する。
だけど、父を癒すことができるのは亡き母だけ…。
りょーちんが自分の無力さに苛立ち(←私にはこんな風に見えた…)、必死に母の十八番を歌う姿には胸打たれた。
けれど…、苦しみながら歌うりょーちんの姿を見ても、その思いは伝わらない。
19歳のりょーちんがお父さんの愛情求めている姿は、見ていてすごく辛かった。
りょーちんも当事者なのにね…。
りょーちんも母を失ってすごく辛い思いをしているのに、その悲しみを共有できるはずの人とそれができない。
むしろ父の存在がりょーちんをさらに苦しめているという絶望的な状況…。
そのりょーちんに対しての新次のセリフがあまりにも酷くて胸が痛んだ。
新次「絶対に立ち直らねえ」
(出典:「おかえりモネ」第39話)
新次は、優しい息子に甘えてると思うわ。
父の携帯を投げ捨てることはできなかったりょーちん。切なかった。
いつも自分の本音を胸の奥底に隠したまま、周りに優しさを見せるりょーちん。
大変な場面に付き合わせることになってしまったモネとみーちゃんに何度も謝るりょーちんの気遣いが泣けた。
明るく振る舞い、心配かけまいとする健気な姿がほんと辛い。
モネ「なんでりょーちんが謝るの。りょーちんが謝るごどない。」
亮「うん。」
(出典:「おかえりモネ」第39話)
こうモネに言われた後のりょーちんの「うん」に様々な感情が含まれていたのを感じた。
どこかホッとしたような顔をしたりょーちん。
この方は本業はジャニーズらしいけど、演技力素晴らしすぎん?
演技力の素晴らしさと言えば、今回もみーちゃんが凄かった…!
新次の名演技の合間にみーちゃんが映ってもなんら見劣りしなかった。
みーちゃんの演技は鳥肌モノだよ、ホント!
りょーちんに「シンクロ」と笑われたあの首を振るシーンも、みーちゃんからは切ない思いが滲み出てたんだよね。
いろんなことを見聞きしても深く考えることができず基本ボーっとしているように見えてしまうモネと比べて、みーちゃんは新次やりょーちんのことを思って自分も深く傷ついているだろうことがその雰囲気から感じ取れる。
佇まいで感情を表現できるのは、みーちゃんが憑依している嘘のない演技だからなのだろうなぁ。
「大学には行かずに気仙沼の水産試験場に行く意味」を問う姉と妹のシーンも、みーちゃんの演技が光っていた。
みーちゃんの顔も表情も言い方も、絶妙だった。
みーちゃんの笑顔にはいろんなバージョンがあって、みーちゃんの感情が伝わってくる。
りょーちんのことを言われて照れたように笑った顔、最高だった。
第39話は何度も見たくなるような回だった。
だけど、前後の流れとか本筋のこととか考えるとモヤモヤしちゃう。
モネがどのタイミングで菅波先生と電話して5分のなわとびを終えたのか?
とか
みーちゃんは遅くまで研究してるというのにモネが勉強している気配が感じられない!
とか
一体今何日なんだよ?モネは仕事しなくていいの?
とか…。
これで気象予報士試験に受かったりでもしたら、興ざめだな…。
「おかえりモネ」のまとめ
「おかえりモネ」の情報をまとめています。
最後まで読んで下さりありがとうございました!!
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