
こんにちは、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
「おちょやん」遅れて視聴中です。
こちらの記事では「おちょやん」第95話(第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」)のあらすじ、感想や気になるセリフなどを書いてます。
あらすじ
2021年4月16日(金)に放送された「おちょやん」第95話はこんな話でした↓
- 旗揚げ興行「お家はんと直どん」の主役を千代(杉咲花)がやるようにと千之助(星田英利)は言い出す
- 失敗できない興行の主役を任され、どう演じていいのか分からなくなる千代
- 熊田さん(西川忠志)から預かった贈り主不明の花籠を渡しながら、千代を励ます一平(成田凌)
- 初興行の大成功を見届け、千之助は「鶴亀新喜劇」を引退した…
第95話の感想
この記事を書いている4月23日、「おちょやん」は第100話まで進んでいます…(;・∀・)
ネタバレが怖いのでTwitter触らないようにしています。
Twitterのフォロワーの方は、放置してごめんなさい<(_ _)>
少しずつ最新話に追いついてきました!
千之助が引退した。
煮ても焼いても食えなかった一平を、育て上げた千之助。
亡き親友・天海天海の遺志を継ぎ、その役割を果たすことができた。
結局千之助は、一度も「鶴亀新喜劇」の一員として舞台に上がることがなかった。
この新たな劇団が結成した時の千之助は、張り切っていたように見えた。
すぐさま「お家はんと直どん」を書き上げたところからも、「鶴亀新喜劇」への意気込みが感じられていたように思える。
稽古でセリフもアドリブも出なかったところに、自分自身の中に「潮時」を感じたのだろうか?
台本を手直ししたという一平に、反射のごとく怒りを表したのも束の間、一平の言葉にすぐに大人しくなってしまった千之助。
「読んでもらえませんか?俺らは、これからの時代を担う人たちのための芝居を作らなあきません。」
(「おちょやん」94話)
寛治、万歳、千兵衛が、生きて日本にいることをお互いに手を取り合って喜んでいる様子を見た千之助は、こういう若い人たちが新しい時代を作っていくのだと感じたのかもしれない。
そして、老いた自分はそこにはいるべきではないと…。
最後にデコピンを送り、去って行った千之助。
千之助の熱演には拍手を贈りたい気持ちだ。
今回残念だったのが、劇中劇から伝わる部分が激減していたことだった。
今までの劇中劇の素晴らしさは全て、千之助の力があったからだと言える。
千之助が言うから、ちょっとしたセリフが面白おかしく、普通に笑って楽しんでみることができた。
今回の劇中劇は、千之助の力がなくても立派に演じ切り、新しい喜劇の形を世の中に見せつけるという大切なものだった。
そして、「おちょやん」の中の世界では、千之助がいないというプレッシャーの中で千代や一平が奮闘し、見事演じきったということになっている。
しかし話の流れを度外視して強烈に感じたのは、「まだまだ千之助は必要だ」ということだった。
千之助の代わりを立派に務め上げたことになっている千代の演技はまったく笑えなかった。
笑いのツボが全く分からなかった。
だからなのか、お客さんの笑い声が余計に白けて聞こえてしまい、さらに笑えない喜劇だなぁという気持ちになった。
今までの劇中劇では、こんなことを思うことは全くなかった。
今回の初興行の劇中劇の出来があんまりだった…というのは非常に残念だった。
「お家はんと直どん」の面白さを思う存分視聴者に見せつけ、喜劇役者としての千代の才能を感じさせてほしかった…。
喜劇役者になることの難しさ。
演技力のある朝ドラ俳優陣であっても、喜劇で人を笑わせることがこんなにも難しいんだね。
星田英利がいなければ、今までの劇中劇も散々なものであっただろう。
星田英利の才能がずばぬけていたことを改めて実感する。
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ところで…。
贈り主不明の花籠をまた送られてきた。
初めて花籠が贈られてきたのは第40話だった。
あの時は、守衛の守屋さん(渋谷天外)が千代の元に花籠を届けてくれた。
それ以来、事あるごとに届く花籠。


今回は戦後初の花籠だ。
私は花籠の贈り主の第一候補は「一平」だと思う。
一平なら、グッドタイミングで花籠を贈ることが可能だ。
一平は素直じゃないし不器用だから、上手に千代を励ますことができない。
だからこそ、千代が不安な時に、花籠を贈って元気にさせてあげたいと思っているんじゃないだろうか?
花籠に励まされ、笑顔になる千代の顔を見て、嬉しい気持ちになっているんじゃないのかなぁ?
さいごに
「おちょやん」も終盤にさしかかってきました。
以下の記事では、これまでの「おちょやん」を無料で見る方法を紹介しています。
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