おはようございます、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
この記事では、朝ドラ史上最悪の父親と言われるテルヲを演じているトータス松本さんが、「あさイチ」に出演した時の内容をまとめています。
あさイチにトータス松本さんが登場!
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「一生懸命お芝居しているだけなのに…。」byトータス松本
あさイチに登場したトータス松本さんは、朝ドラ出演の反響が大きすぎて動揺している様子を見せていました。
トータス松本さんが演じているテルヲは、超クズ親。
子どもを疎ましく感じている再婚相手に言われるがまま、娘を奉公に出したことから始まり、その後は、借金取りから逃げるために娘をいかがわしい料理屋に売り飛ばそうとしたり、娘の通帳と印鑑を持ち逃げしようとしたり…。
反響が大きくなるのは無理はありません…。
しかも!
トータス松本さんは、テルヲを演じるのが超上手い。
だから、テルヲを見ているとめっちゃ腹立つしイライラするし…。
視聴者にとっては理解しがたいテルヲの心ですが、トータス松本さんはそんなテルヲを演じながらその気持ちに近づいたのでしょうか?
トータス松本さんが「テルヲの心は誰しも持っているのかも」って言う話には思わず笑ってしまいましたが、それほどに真剣に「テルヲ」に向き合って演じていたのだと思うと感動です。
台本をもらった時は「おしん」の作造をイメージしてたらしい
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どこからどうみてもクズのテルヲを、「よく引き受けたな」と思いませんか?
その謎が、あさイチで明かされました。
トータス松本さんは台本をもらった時、「おしんの作造さんのイメージ」だとテルヲの人物像について聞いていたそうです!!
第1週の台本をもらった時は、ここまで酷い父親になるとは思っていなかったそうですよ(;^ω^)
引き受けてみたらエライ目にあってしまった…というところじゃないだろうか(;・∀・)
作造さんと全く違い、働きもしないテルヲには驚いたそうです…!!
これって詐欺に近いのでは…!!(笑)
「なかなかテルヲにはなれなかった」と当初テルヲを演じるのに苦労していたことを明かしてくれました。
「テルヲって、自分が働けばいいだけなのにそれをしない…。」byトータス松本
小さい子が二人いるというのに酒に溺れてだらしないテルヲを、理解しろというのは無理がありますよね…。
「働けばいいだけなのに」と感じ、理解しがたいテルヲを演じるには、苦労があったそうです…。
「どういう気持ちでこの言葉を言えばいいのか、分からない言葉がでてきた。」byトータス松本
どういうテンションでセリフを言えばいいのか分からなくて、監督に相談しながら、悩みながらテルヲを演じてきたそうです。
トータス松本さんが役と向き合いながら、一つ一つのテルヲのセリフを丁寧に受け止めていたから、テルヲと千代の別れのシーンが名シーンになっていたのだなぁと思いました。
「テルヲって、めちゃくちゃなのに、悪い人ではない。やってることは悪いけど。」byトータス松本
テルヲのことをこう語ったトータス松本さん。
この気持ち、凄く分かります。
テルヲは酷い毒親で、同情の余地なんてないけれど、悪人ではないんですよね。
誰とでも仲良くできる明るい性格は本物だし、人を思いやる気持ちを持っている。
テルヲの悪い部分も、良い部分も、全部がテルヲでそこに嘘はないと思います。
そんなトータス松本さんによるテルヲ評を納得のいかない表情で聞いていた華大さんに、トータス松本さんは「やってること全部素晴らしいけど、悪人っている」と付け加えました。
華丸さんと大吉さんは「う~ん」という反応でしたけど、めちゃくちゃ共感しました!!
テルヲの本質を見抜いているトータス松本さんからは、「おちょやん」にかける思いの強さを感じました。
毎田暖乃ちゃんのお話
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あさイチには、幼少期の千代を演じた毎田暖乃ちゃんもインタビューで出演しました。
「やさしくて面白くて、一緒にいて楽しい人」だとトータス松本さんのことを語った暖乃ちゃん。
トータス松本さんの、毎田暖乃ちゃんに対する思いも語られました。
毎田暖乃ちゃんの「天才さ」を感じるエピソードが、とても印象的でした。
暖乃ちゃんは、千代とテルヲの別れのシーンのために、その日は暖乃ちゃんはトータス松本さんと口をきかないようにしていたそうです。(「おちょやん」第5話)
朝現場入りしたトータス松本さんは、「どうして話してくれないんやろ?」と不思議に思ったそうですよ。
自分で考えて、演技を良くするためには一日口をきかないようにしよう、と決めた暖乃ちゃんは子役だなんていうのは申し訳ない、俳優ですね…!!
だからあの別れのシーンは圧巻だったんだと思うと泣けてきます…(´;ω;`)
千代とテルヲの別れのシーンが最初の難関だった!
毎田暖乃ちゃんの役者魂のおかげで、名シーンとなった千代とテルヲの別れのシーンですが…。
トータス松本さんは、テルヲの心理が分からなくて、どう演じていいのか分からなかったそうです。
「全力で千代を追いかけて、なんてことを言うのだろう?」byトータス松本
奉公にでかけた娘を追いかけて、引き留めるのかな?と思ったら、母と弟の写真を娘に渡す…そんなシーンでした。
このシーンが、テルヲを演じるうえでの、最初の最大の難関だったのですね…。
監督に相談したら、「テルヲはノーソリューション、解決策は何も持ってない。」と言われ、テルヲの気持ちが少し分かるようになったそうです。
だから再婚相手に言われるがまま、娘を奉公に出してしまい、何一つ娘にしてやれないから写真を渡した…のですかね?
「問題解決能力が全くないのがテルヲ」だということを理解したトータス松本さんは、ひとつ山を越えたのですね。
トータス松本さんは、所長室のシーンが好きなシーンの一つだそうです。(「おちょやん」第37話)
娘の良いところを所長にぶつける、愛情のあふれたシーンでした。
トータス松本さんはそのシーンを演じるにあたって、「テルヲの汚名返上」と意気込んでいたみたいですが、放送後の視聴者の厳しい声に、「あぁあれもあかんかったか~。」となったそうです(笑)
でも、良いシーンだったと思いますよ!
「冷静に考えたらとんだモンスターペアレンツ。テルヲならありえる。」と言った華丸さんには笑いました( ´艸`)
杉咲花ちゃんのお話
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あさイチには杉咲花ちゃんもVTRで出演しました。
「トータス松本さんの役への入り方が凄い」とトータス松本さんについて語った杉咲花ちゃん。
悲しいシーンの撮影の時の事、トータス松本さんは「ああ、もうつらい、もうつらい」とずっと言っていたそうです。
演じているトータス松本さん自身が「傷つきながらお芝居されている。」「役への没頭の仕方が本当にすごい」と、トータス松本さんの事を言っていました。
トータス松本さんへ温かいメッセージをおくる杉咲花ちゃんの人柄の良さも感じ、ほのぼのしたVTRでした。
杉咲花ちゃんは役作りのために普段から敬語なしでトータス松本さんと過ごしていたそうです。
こういうエピソード聞くと、やっぱり役者の方たちってスゴイなって思います。
役作りのために、あらゆることをやっているんだなぁと…。
ミュージシャンのトータス松本さん、朝ドラ俳優たちの本気の役作りに圧倒されたみたいですね!!
お芝居へのきっかけ
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ミュージシャンのトータス松本さんが、芝居をするようになったのはなぜなんでしょう?
お芝居のきっかけは江口洋介さんだったそうです。
「一緒にやらへんか?」と誘ってくれたそうです。
もともとウルフルズはプロモーションビデオに凝っていて、芝居がかったビデオを作っていたそうです。
なので、演じる事への抵抗はなかったそうです。
ミュージシャンですが、演じる事にも才能があったのですね。
「音楽をずっと続けるより、芝居の方が向いてるんかな」と思ったことがあったそうですよ!
ご自身では、「変な勘違い」とおっしゃっていました。
その勘違いを話したところ、奥田民生さんに説教されたそうです(笑)
でもその場にいた井上陽水さんには「いいじゃない~」と言われたらしいです( ´艸`)
大物たちとそんなお話をしているトータス松本さん、大切に思われているんだなぁと思いました。
トータス松本さんがやってみたい役
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「悪人を演じてみたい。だって、テルヲは悪人じゃないから」」byトータス松本
トータス松本さんのテルヲ愛が素敵でした!!
これからも役者・トータス松本の活躍が楽しみですね!
さいごに
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番組冒頭、「テルヲのいいわけスペシャル」と言っていたトータス松本さんでしたが、全然いいわけになってなかったのが笑えました(笑)
トータス松本さんのお母様までが、テルヲを嫌がっているお話もあって、超ウケました( ´艸`)
最後まで読んで下さりありがとうございました!
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