2021年1月12日(火)21時。
藤原竜也さん主演のドラマ「青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー」が始まった。
見る気はなかったが、見てしまったのは藤原竜也さんが主演だったから。
藤原竜也さんが演じる役は変わった人物、というのが私のイメージだ。
というのも、映画『藁の楯』での藤原竜也の破壊力が凄くて…。
清丸というロリコン性犯罪者を演じた藤原竜也さんのクズっぷりが凄まじかったから、何年経っても頭に残ってるんだわ…。
そんな藤原竜也さんが主演のドラマ。
滑舌がどうしても気になってしまう真木よう子さん。
そして、つい先日、クズの先生役をしてて最終ゾンビになった山田裕貴さんも警察役で登場していた(笑)
生徒を守る為のスクールポリスかと思いきや、ソッコーで生徒を逮捕しちゃってみんなをびっくりさせちゃったよ。
という感じでお話は始まった。
なんだろう。
昭和を感じたんだ。
学校の雰囲気が昭和っぽい(笑)
兄との比較でムキになってキレて、窓ガラス割っちゃう生徒。
なんか、あの暴れ方に昭和を感じたんだよね。
それに、あんなに分かりやすく学級崩壊している中学校。イマドキあるの?
典型的な荒れ方!(笑)
そして、SNSで拡散しているのが勉強熱心な真面目そうな女子っていうのも、お決まりのパターンな感じじゃない?
自殺した親友の復讐を遂げるべく、SNSを利用する女子生徒。
SNSさえ出しときゃ「今」の時代だよね、って思っていないか心配になる。
SNSにさらされて人生破綻するっていうのは、今の時代ならではの問題なんだろうけど、どうも展開が古臭く感じられた(;・∀・)
藤原竜也が演じる嶋田隆平が常軌を逸するところがこのドラマの見どころだと(勝手に私は)思う。
女子生徒には「親友のため」という大義名分があった。
涙ながらに自殺した彼女への思いを語ってみせた女子生徒になんら同情することのなかった嶋田。
お前は自殺した親友のためではなく、ストレス発散のために復讐をしていたのだと言い放った嶋田。
そして。
ちょうどよいタイミングで、女子生徒の拡散した映像で人生破綻した男が、学校に乗り込んできた。
全てを失ったその男に怖いものはない。
女子生徒を殺すためにやってきた。
そんな男の前に女子生徒を差し出す嶋田。
「助けるんだろうな」と分かっていたけど、「もしかしたら助けない選択肢もあるのかも?」と期待して見てしまった。
このまま女子生徒は殺されるんじゃないか?と思ってしまった。
それくらい、藤原竜也が演じる男には異常さを求めてしまっているらしい。
これまでの藤原竜也さんの演技がそう思わせるんだなぁ。
女子生徒が殺されることはもちろんなかった。
そんなことになったら、話が終わってしまう(笑)
わりと、普通に犯人を捕まえて、女子生徒を説教して終わりだった。
「お前がやったことはあいつらと同じだ。お前はネットを使って暴力を振るい、あいつらの心を潰したんだ。心を潰された人間は何をしでかすかわからない。自ら死を選ぶ者もいれば、やけになって誰かを傷つける者だっているかもしれない。」
(「青のSP」第1話)
なんだかんだで、生徒の人生を本気で大切に思っているからこそ、容赦なく逮捕するんだぞっていう、優しい警察官。
なんだ。わりと普通じゃん?と思ってしまったのは、「藤原竜也」への期待値が高いからなんだよね、たぶん。
良い感じで第1話は終わってたけどね。
この先、予想もできないくらいバカみたいなことが起きるのを期待したい。
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