幼稚園で「意地悪」された時、親はどれだけ介入すべきなのか?をいじめ体験者が考えてみた

子育て
この記事では、3歳の娘が幼稚園でいじめを受けていた経験をもつ私が、我が子が幼稚園で意地悪をされている時にどうすればいいのか、についての考えを書いています。

幼稚園や保育園で、我が子が意地悪をされていた…。

この事実を知った時、どうしたらいいのか悩みませんか?

私の娘は、幼稚園の年少(3歳~4歳)でいじめられていました。

ちなみに、私は幼稚園の先生でもないし保育士でもない、ただの素人です。

娘を通して「専門家を気取って母親を傷つける先生」に出会い、そういった先生方に疑問を持っている者です。

意地悪をされている時にどうすればよいのか、体験を通して考えたことをまとめました。

同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。

一番の問題は保護者と先生の信頼関係

「子ども同士のことで親が介入すべきなんだろうか?」

「この程度で先生に相談してもいいのだろうか?」

「こんなことで相談したら、過保護だって思われないかな?」

この記事を読んでいる方は、こんな風に迷っているのではないですか?

私も同じでした。

私の娘は3歳でいじめに遭いました。

振り返ってみれば、こんなことを心配しながら幼稚園に通わせること自体がおかしな事だったと思います。

根本の原因は、幼稚園と保護者の間に信頼関係がない事だと思います。

気になることはどんどん先生に相談するのが良いと思う

私は、ちょっとでも「?」と思うことがあれば、先生に相談していいと思います。というか、するべきだと思います。

「これくらいのことからいいか…」と放置している間に問題が大きくなると、一から先生に説明しなくてはいけなくなり、それはそれで面倒なことになります。

「最初はこんなことから始まって…、こんなこともあり、あんなこともあり、今に至っています。」

こんなややこしい説明が必要になるくらいなら、最初から相談すればいいと思います。

その時に先生が冷たかったり態度が悪かったら、その園に通わせつつ、違う選択肢も用意しておいても良いと思います。

「親が介入すべきではない」という意見に対して経験を通して思う事

「いじめはどこにでもあるから強くならないとダメ」

「いつまでも親が介入できるわけじゃないでしょ」

このような、子ども同士のことに親が首首ツッコむんじゃないよ!という意見をよく耳にしました。

娘がいじめられていた当時,私も同じような思いを抱えていました。

「ここで負けたらずっといじめられ続ける人生になるんじゃないか」と、たった3歳の娘の将来を勝手に想像して、辛くなることもありました。

しかし、幼稚園を転園した私は、この考えが間違いだったことに気付きました。

幼児の間は、親が守り、愛されて育つ環境を用意することがとても大切な事だと実感しました。

愛されて育つから強くなれる

いじめを受けていた幼稚園を辞め、新しい幼稚園に通いだすと、娘は見違えるような明るい子どもになりました。

転園先の幼稚園の先生たちは、転園前の先生とは全く違いました。

保護者とのコミュニケーションをなによりも大切にして、家庭と幼稚園が連携して「子どもが健やかに育つために何が今必要なのか」を常に考えているような、素晴らしい幼稚園でした。

先生の子どもに向ける愛情は、そのまま子どもたちに伝わっていて、子どもたちの表情に現れていました。

もちろん、子ども同士の意地悪やケンカもありましたが、「こんなことがありましたよ」というノートや電話での連絡がとてもマメで、過度に心配することなく見守ることができました。

「愛されて育つから、強い子に育つ。」

私はこの当たり前のことを、転園先の幼稚園で初めて実感しました。

娘は転園先の幼稚園の先生方にたくさんの愛情をかけてもらいました。

おかげで、ちょっと嫌な事があったくらいではヘコタレナイ強い心が育ちました。

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「意地悪」で子どもが悩むほどのことなら先生から連絡があってもいい

先にも言いましたが、意地悪されているのに先生に気軽に相談できず、迷いながら登園させるのはおかしい事だと思います。

幼稚園で意地悪があり、もしそれが原因で子どもが登園をしぶるほどなら、先生が知らないはずがありません。

もし、先生が知っているなら、先生から保護者に連絡してきてもいいくらいな事だと思います。

もし、先生が知らないなら、先生の質が悪いと思います。

ちなみに、娘のいじめについて、転園前の先生は当初「意地悪されているなんて知らない」と言ってました。

もまれながら強くなるのはもう少し先

幼児期は初めて社会に出る大切な時期です。

この時期に、「もまれながら強くなる」必要はありません。

幼児期に与えてあげたいのは、安心して過ごせる家庭以外の場所です。

その場所で愛され、穏やかな心で過ごすことが、社会に出て行くための大切な準備体操になります。

準備体操せずに、いきなり過度な運動をすれば怪我をします。

下手したら、一生モノの傷を負います。

そうならないよう、幼児期は親が守り、健やかに育っていくための土台作りをするべきだと思います。

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意地悪されていた娘はどうなったかという話

いじめを受けていた娘は、転園後に明るい活発な女の子に変わりました。

というか、そもそもの姿に戻ったと言うべきかもしれません。

いじめられている子を持つ親は,「将来この子がどんなふうに育っていくのだろう」と不安を抱いてはいませんか?

現在10代後半になった娘は,気が強くて、意地悪されている子がいたらほおっておけないタイプの少女に成長しました。

リーダータイプで、成績もよくて、常にテスト順位は常に上位。

友だちが多く,男女問わず誰とでも仲良くでき,ワイワイ賑やかに過ごすのが大好き。

親バカですが、私にはもったいないくらいによく出来た子どもです。

幼児期に意地悪されて、言い返せなくて、幼稚園に行くのが嫌だと泣いていた子どもでも、愛されて育てばこんなに成長する…ということを、分かってほしくて書きました。

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結論

登園をしぶるほどの意地悪なら、迷わず幼稚園の先生に相談するのが良いと思います。

安心して子どもが幼稚園に通える環境を作り出すのは、親、そして先生の責任だと思います。

その為には親が介入するのは当然のことだと思います。

以上が「幼稚園で子どもが「意地悪」された時、親はどれだけ介入すべきなのか?」の私なりの考えです。

最後まで読んで下さりありがとうございました♪

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