【おちょやん88話】杉咲花の呪文のようなセリフに孤独を感じ、胸が痛くなるな…

おちょやんの感想

こんにちは、まんぷく(@manpuku_kansou)です。

「おちょやん」遅れて視聴中です。

こちらの記事では「おちょやん」第88話(第18週「うちの原点だす」)のあらすじ感想気になるセリフなどを書いてます。

あらすじ

2021年4月7日(水)に放送された「おちょやん」第88話はこんな話でした↓

  • 大阪は6月に4回、7月に2回の大規模な空襲にあう
  • 千代(杉咲花)が夜中にこっそり家を出て行っていることを不審に思った一平(成田凌)は後をつける
  • 千代は猫を相手に、ひとりで芝居の稽古を続けていた
  • 福助(井上拓哉)が戦死したという知らせが届き、みつえ(東野絢香)はショックで寝込む
  • 百久利(坂口涼太郎)も戦死し、一平は責任を感じ酒に溺れる…
  • 千代は気丈に振る舞っているが、セリフを忘れたことで泣き崩れる…

第88話の感想

昨日も同じような事を書きましたが、この記事を書いている4月21日、「おちょやん」は第97話まで進んでいます…(;・∀・)

ネタバレが怖いのでTwitter触らないようにしています。

放置してごめんなさい<(_ _)>

感想、駆け足気味になりそうです(;^ω^)

早く最新話に追いつきたい!!

 

第18週に入って早々に、菊さん(いしのようこ)、福松(岡嶋秀昭)が空襲により亡くなった。

そして今回は、福助と百久利が戦死した…。

こんなに主要人物が戦争で亡くなるのって、今までにないような気がする。

(といっても、朝ドラ歴は「半分、青い」からだから良く知らないけども…)

 

福助は戦地に行く前にトランペットを盛大に吹いたところで、戦死する予感満々だったように感じたんだけど、百久利も戦死したのはショックだった。

百久利と千之助(星田英利)の別れのシーンを思い出すと、百久利の顔を見ることができなかった千之助のことが浮かんでくる。

「さっさといけ」とでもいうように手で追い払う仕草をした千之助。

まともに顔も見れない、言葉を出したら堪えていたものがでてしまう…。

千之助の苦しい胸のうちが伝わるあのシーンは名場面だったと思う。

 

福助が亡くなり、百久利が亡くなった。

みつえは寝込み、一平は酒に溺れる…。

辛い思いをしているのは千代も同じだというのに、それぞれが好き勝手に悲しんいる。
日常生活をなんとか保つことができているのは千代がいるおかげだ。
傷つきながらも千代だけが日常を保とうと努力している様子を見ると、ざわざわした気持ちになった。

 

みつえが思う存分寝込めるのは千代が生活を整えてくれているおかげ。

一平が自責の念に囚われて平常心でいられなくなっているが、座長の妻として愛国物を迷わず演じてきた千代だって同じように傷ついているだろう。

夫婦一緒に寄り添ってこの辛い時期を乗り越えるのではなく、食べ物が簡単に手に入らない状況だというのに、一人で飲みに出かける一平はどうなのだろうか…。

 

「ずーっと大好きな芝居してたい。それだけでええ。そしたらきっと、つらいことも乗り越えられる。」

(「おちょやん」第88話)

千代が寄りかかることができるのは芝居だけだ。

 

たった一人で、セリフを口にしている千代の姿には胸が痛くなる。

呪文のようにセリフを唱える千代は、そうすることでしか精神が保てなくなっているように見える。

誰にも頼らないで、たった一人で一平とみつえ、一福のために食料を手に入れようと歩き回っているのだろう。

 

すぐそばに夫もいる、姉妹のような友人もいるし、親のように見守ってくれている人もいる。

だけど、苦しい時に千代はたった一人だった。

セリフが出なくて泣き崩れる千代…。

芝居さえできたら辛いことも乗り越えられると千代は言った。

でも、呪文のようなセリフから感じたのは、苦しみを内に内にため込んでいく千代の悲しさだった。

セリフが出なくてやっと泣けた。

千代が気持ちを解放できる場所が家庭の中にあれば、どれだけ楽だったのだろうと思う…。

さいごに

「おちょやん」も終盤にさしかかってきました。

以下の記事では、これまでの「おちょやん」を無料で見る方法を紹介しています。

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