【エール113話】武志(伊藤健太郎)と華ちゃん(古川琴音)を比べても仕方ないけど、比較してしまう…

エール感想(新)

【エール】第113話の感想♪(第23週:恋のメロディ)

2020年11月18日(水)放送分の感想です。

(113)「恋のメロディ」

「エール」第113話の感想と考察

今まで家族の描写が少なかった。だから華ちゃんがどんな性格なのか、よく分からなかった。

あの野球少年の回想シーンだけで、華ちゃんが真面目で優しくて男にとって重たい存在と思わせるのは無理があるんじゃないかい?

朝ドラって、長い付き合いになる。半年間、登場人物たちの成長を見守るんだから。

だから、朝ドラの主要登場人物は視聴者にとってとても身近な存在になると思う。

近所のおばちゃん、親戚のおばちゃん感覚で、登場人物たちを見てしまうのだ。

半年間、登場人物たちの言葉や仕草や表情から、「そうそう。この人はこんな人だから、こういう時にこんなことしちゃうんだよな。」みたいな、親近感を感じながら楽しめるのが朝ドラの良さなんだと思う。

前作の武志の時は、家族思いで優しい良き息子だっていうことは、セリフや回想でわざわざ視聴者に伝える必要性はなかった。

子武志時代はもちろん、成長した武志からも、変わらぬ武志の人柄を感じられた。

母と祖母を大切に思う心優しい青年に成長したが、離婚した両親に複雑な思いを持っている。そして母と同じ陶芸という道を進むことで味わう葛藤。戸惑いながらも父と母に本音をぶつけ、新たな家族の形を見つけていく…。

武志という人物を、もう近所に住む親戚のおばちゃん並み知った気になりながら見ていた。それくらい、武志がどんな人物で、どんなことを考える人間か、が伝わってきていたのだ。

だから、病気の武志を心から心配して私は泣きながら「スカーレット」を見ていたし、最後まで「死なないで」と願いながら見てた。

武志を演じた伊藤健太郎は「ひき逃げ」という事件を起こして、非難される立場にいる。

事故を事件にした伊藤健太郎はひどいと思う。

だけど、「スカーレット」の武志を演じていた時の伊藤健太郎が素晴らしかったという事実は変わらないと思う。

罪をつぐなって、被害者の方に許されることがあったなら、また伊藤健太郎という役者を見たいと思う。

そう思わせられるのが武志だった。

この瞬間、看護婦の中で独身最年長になりました。

(エール第113話)

世間の目を気にするタイプなのかどうかっていうのも、今までの華ちゃんを見てきて何も伝わってこなかった。

独身最年長になったら、そりゃあ華ちゃんは落ち込むよね~。華ちゃんって子はそういう子なのよ。昔もねこんなことがあってね。華ちゃんは優しくて真面目だから、そういうとこ気になっちゃうのよね。

みたいな、納得のいく感じがほしかった。

華ちゃんが早退しちゃうくらいショックを受けたのに。

華ちゃんが急に「お見合いする」というくらいの衝撃を受けたのに。

華ちゃんの人となりが全く伝わってこないんだよね。

ただただ一般論の婚期を逃した女性の悲しさを華ちゃんに当てはめているだけで、何も面白くないんだよね…。

以上が、朝ドラ「エール」第113回でした!

   

   

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最後まで読んで下さりありがとうございました♪

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