第11週「親は子の幸せを願うもんやろ?」
おはようございます、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
千之助の演技に感極まって泣く百久利(坂口涼太郎)が可愛かったです(^^)
2021年2月18日(水)に放送された「おちょやん」第54話はこんな話でした↓
- みつえ(東野絢香)は5年前のことを引き合いに出し、千代(杉咲花)に駆け落ちの協力をさせる
- みつえと福助(井上拓哉)の駆け落ちを知った「岡安」のみんなは大騒ぎ
- シズ(篠原涼子)、みつえのために初めて仕立てた着物を手に意気消沈…
- 「マツトン婆さん」大成功…千之助(星田英利)の思いに気付く一平(成田凌)
- 舞台終了後、千代は道頓堀を駆けだした…!
第54話感想
みつえと福助は駆け落ちした。
福助にそんな根性があるとは思ってなかったわ~!
にしても…、駆け落ちするとしてもハナ(宮田圭子)の計らいで上手い事やるのかなとか想像してたんだけど、ハナも大慌て…。
いつものごとく、乞食たちのネットワークの力を借りて探し出そうとしている。
小次郎さんたちの出番だ(笑)
にしても…。
みつえが5年前のことを引き合いに出してきたのはショックだった。
借金取りから千代を逃がしたみつえ。
借金取りの前に立って、千代を守ったみつえ。
あの時みつえが勇気をもてたのは、心から千代を守りたいと思ったからだ。
なのに、「あの時助けてやったんだから、今度は助けてくれ」って…。
あの5年前のみつえの思いが、恩を売っていたかのようになってしまうのって、辛いわ(´;ω;`)
でもね…。
みつえはそんな子じゃない。
優しい子なんだよ。
千代が「岡安」にいることで、「岡安」存続の危機になっていたというのに、追い出そうとなんてしなかった。
それどころか、千代の気持ちを考えてくれた優しい子なんだよ。
そんなみつえが、昔のことを引き合いに千代に協力させた…。
それだけ追い詰められていたってことなんだよね。
お母さんのような女将になる夢を奪われ、福助と一緒になりトランペットの夢を一緒に追いかけることも許されず…。
シズだけが反対しているのならまだしも、菊にまで「息子をそそのかすな」と言われてしまった。
これって…。
めっちゃ辛いよね…。
だから、どうしても逃げたかったし、そのために千代にあんな意地悪な言い方をしてしまったんだよね。
みつえも千代も…可哀そうだな…(´;ω;`)
そして。
「マツトン婆さん」大成功。
千之助は第44話で亡き天海天海を思い出しながらこう言ってた。
「確かに今のわしがあんのはあんたのおかげや。けど息子の面倒まで見きれるかいな。」
(「おちょやん」第44話)
盟友の天海天海が亡くなり、その一人息子・一平を一番傍で見てきたのは千之助だったことだろう。
千之助はああいう性格だから、その愛情を一平に見せることはなかっただろうけど、誰よりも一平を大切に思ってきたんだろうな。
千之助は、親の代わりになんてなれないと思ってはいるけれど、いつかは父親のような存在になりたいってどこかで願っているんじゃないのかな。
マツトン婆さんの話、泣けたね…(´;ω;`)
一平のやりたいこと、千之助は分かってたんだね。
一平が目指している「鶴亀家庭劇」の姿を、形にしたのが千之助だったなんてさぁ、泣けるよね(´;ω;`)
親の愛を、無償の愛を、分からないと言っていた一平が、無償の愛を受けていたなんて…!
一平「俺はこの台本で母親の無償の愛情描きたかったんです。」
千之助「フッ…。お前に親の気持ちの何が分かるんじゃ。」
(「おちょやん」第53話)
前回、こう千之助に言われた一平。
芝居を通して無償の愛がどんなものなのかに近づきたかった一平に、こんなことを言うなんてひどいと思った。
けど、分かってなかったのは一平だったんだね…。
親代わりの千之助からの無償の愛を受けているのに、気付いていなかったんだものね…。
ほんま「おちょやん」って毎回泣けるわ。
さいごに
女優の千代ちゃん、超可愛い。
鮮やかな着物を着て、それに合った化粧してる千代、すごく綺麗(≧∇≦)
雨上がりの街を駆けだした千代の衣装の映える事と言ったら素晴らしかったわ。
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