こんにちは、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
「おちょやん」遅れて視聴中です。
こちらの記事では「おちょやん」第87話(第18週「うちの原点だす」)のあらすじ、感想や気になるセリフなどを書いてます。
あらすじ
2021年4月6日(火)に放送された「おちょやん」第87話はこんな話でした↓
- 寛治(前田汪志郎)が満州に行くのを止めようと説得する一平(成田凌)
- 千代(杉咲花)は寛治の決心を尊重し、送り出すことに
- 寛治を失い意気消沈の千代は、ようやく福助(井上拓哉)を送り出したみつえの気持ちを知る
- 月に1度仕送りをするようにと寛治と約束したものの、守られたのはたったの一回
- 寛治の安否を心配する千代だったが、どうやら寛治は軍からの給金を博打を女につぎこんでいる模様…!!
第87話の感想
前回の感想でも書きましたが、この記事を書いている4月20日、「おちょやん」は第96話まで進んでいますよ…(;・∀・)
ネタバレが怖いのでTwitter触らないようにしています。
放置してごめんなさい<(_ _)>
はやる気持ちを押さえつつ、一話一話「おちょやん」楽しんでますが、感想は駆け足気味になりそうです(;^ω^)
千代のこれまでの様子を見てきて思うのが、千代は本物の家族が欲しくてたまらなかったのだと思う。
弟のヨシヲと再び一緒に暮らす夢は叶わなかった。
一平との間に子どもはできなかった。
「鶴亀家庭劇」のみんなを家族のように思い接してきた。
寛治が現れた時にはすぐさま「お母ちゃん」と呼ばせたがった。
「おちょやん」を見ていると、血のつながりだけが家族ではないことがよく分かる。
千代を本当の娘のように大切にしてくれるシズ(篠原涼子)に旦さん(名倉潤)。
みつえ(東野絢香)は本当の姉妹のような関係だ。
劇団員のみんなとも、寝食をともにするほど関係は深い。
劇団では、年は下でも「母」のようにみんなの面倒をみた。
そして、寛治を家族に迎え、支え合いながら生きてきた。
「血のつながり」以上の関係を作りあげていく千代。
その関係性を作り上げていくのは容易な事ではないと思うが、千代の「家族」への憧れがそれを実現していったのではないかと思う。
が、その「血のつながりを超えた関係」が危うくなってきたような、そんな気がしたのが第87話。
寛治が満州に行く決心ができたのは、千代と一平に愛情をかけてもらってきたおかげだ。
でも、寛治はたった一度仕送りをしただけで、千代との約束を破った。
血のつながりのない「家族」という関係は、実は「もろい」のではないか…。
そんな考えたくないことが頭をよぎった…。
「みつえ、堪忍な。うちは今になってようやっと、あんたの気持ちが分かった気ぃするわ。福助が出征してから、今までよう頑張りはったな。」
(「おちょやん」第87話)
千代は優しくて人の心がよく分かる子だ。
けれど、家族に対する気持ちはどうかというと、そこはちょっとズレているところがあったように思う。
大人になったヨシヲが千代の前に現れた時の甘やかし方とか、寛治に「お母ちゃん」と呼ばせようとしていた時の千代の態度とか。
そういうのを見ていると、幼き日に義母の家をのっとられて奉公にだされた千代の生い立ちの悲しさを感じる。
家族に対しての向き合い方に不慣れな千代に、不安要素がちらちら見えてきて心配だ。
そして、千代は芝居にのめり込んでいく…。
空襲にあったものの、なんとか形を保った稽古場で、一人演じた「手違い話」。
千代の一人芝居は見応えがあった。
家族を全て失ったとしても、この人はきっと芝居を続けるだろう…。
怒り、悲しみ、苦しみ。
どんなことがあっても千代は芝居を続けるに違いない…。
千代の中に狂気を見たような、そんな気がした。
さいごに
「おちょやん」も終盤にさしかかってきました。
これまでの「おちょやん」を無料で見る方法を知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。
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