【おちょやん89話】戦死した父は無駄死にだったのかと問うた一福(歳内王太)への答えが良かったと思う

おちょやんの感想

こんにちは、まんぷく(@manpuku_kansou)です。

「おちょやん」遅れて視聴中です。

こちらの記事では「おちょやん」第89話(第18週「うちの原点だす」)のあらすじ感想気になるセリフなどを書いてます。

あらすじ

2021年4月8日(木)に放送された「おちょやん」第89話はこんな話でした↓

  • 終戦をむかえたが、みつえ(東野絢香)は寝込んだまま…
  • 日本の勝利を信じていた一福(歳内王太)は、日本のために戦った父の死を無駄死にだったと言う
  • 千代(杉咲花)は、福助(井上拓哉)が命を賭けて守ったのはみつえと一福だと言い、一福に寄り添う
  • 「人形の家」のセリフを言う千代、そして一平(成田凌)もそのセリフを言い、祝電を出しに出かける
  • 一平が「家庭劇」の稽古場に千代を連れて行くと、そこには千之助(星田英利)、天晴(天海天笑)、徳利(大塚宣幸)、漆原(大川良太郎)香里(松本妃代)がいる
  • 「家庭劇」は全国を回る前に、道頓堀で一度だけ公演することになり、千代はみつえを招待した…

第89話の感想

この記事を書いている4月21日、「おちょやん」は第97話まで進んでいます…(;・∀・)

ネタバレが怖いのでTwitter触らないようにしています。

放置してごめんなさい<(_ _)>

感想、駆け足気味になりそうです(;^ω^)

早く最新話に追いつきたい!!

 

戦争が終わった第89話。

だけど、みつえはまだ寝込んだまま…(;・∀・)

 

いくらみつえと千代が簡単には崩れない信頼関係が築かれていようとも、人ん家でこんなにも寝込むだろうか…(;・∀・)

しかも、一福がいるというのに。

さらには、どこに住んでいるのかは分からないけれど、みつえの両親のシズ(篠原涼子)と旦さん(名倉潤)もどうやら近くいいる様子…。

シズはみつえの首根っこ掴んで、自分の家に連れて帰るとか、してもいいんじゃないかと思う…。

(追記:第91話を見たところ、どうやらシズと旦さんは天海家にいるようです。狭い家なのに…!第88話で「しばらくここにいる」と言っていたのは聞いていたのだけど、姿を見ないからてっきり帰ったのだとばかり思っていました。)

 

父が戦死したことをどう受け止めていいのか、一福が思いつめているときだって、その一福の思いを受け止めたのは千代だった。

 

お国のために戦って死んだ父。

でも、日本は戦争に負けた。

その死は無駄死にだったんじゃないかと、一福は言った。

千代は父・福助が命がけで守ったのはみつえと一福であり、2人が生きているのだから、その死は無駄死にじゃないと諭した。

 

ここで思い出したのが、前作「エール」の「命を無駄というな」のセリフ。

裕一(窪田正孝)と五郎ちゃん(岡部大)が戦争に対する考え方の違いで口論となりでたセリフだった。

裕一と五郎のやりとりはとても印象的で、別れ際に五郎が残した聖書がこの先どんな風に生かされるのだろうと期待したのだが、その後、裕一と五郎が対面するシーンは一切なく、私としては何だか宙ぶらりんな思いだけが残ってもやもやが残ってしまった。

そして、その後裕一は慰問のため戦地を訪れたのだが、そこでも、戦争の意味を考えさせるようなセリフを言う画家が現れたものの、”かっこいいこと言おうとして言えなかった感”を感じた。

 

そんなもやっとした思いが残った戦争に対する答えを、千代が出してくれたように感じた。

「うちはな、あんたのお父ちゃんのこと小さい頃からよう知ってるさかい分かりますねん。あのへそ曲がりの臆病もんが、国のために命なんか懸けられるはずあれへん。あいつが命懸けで戦うたんはな、あんたとみつえを守るためだす。戦争が終わって、あんたとみつえがこないして無事にいてる。それを何よりも願てたに違いあれへん。せやさかいな、無駄死になんかやあれへんのだす。」

(「おちょやん」第89話)

 

こういうところが、「おちょやん」だと思う。

急にとってつけたようなセリフがでてくることはなく、自然な流れで答えが導き出せれていく。

第1話からこれまでの千代の歩んできた人生があるから、落ち込んでいる一福をなぐさめることができた。

「おちょやん」のセリフは、作者がインパクトのあるセリフを作り出したとってつけたような言葉が一切なく、「おちょやん」の世界を生きる登場人物たちから出る生きた言葉だ。

 

一福はトランペットの練習をさせようとする父が嫌だった。

でも、その父が命をかけて守ったのは自分だった。

千代の言葉があったおかげで、一福は父のトランペットを吹いてみようと思ったのだろう。

 

ちょっと気になるのが、寝込むみつえのすぐそばに置いてあったトランペットを、一福がどうやって持ち出したのかというところ…。

今の状態のみつえが、大切なトランペットを持ち出すことを許可できるような心境じゃないと思うしね…。

さいごに

寝込んだみつえに、落ち込む一福。

その相手をし、家をでて座り込む千代が、今度は「人形の家」のセリフを口にした。

家の中に千代が安らげる場所はなく、千代はやっぱり一人か…と思って見ていたんだけど、今回は一平が隣に来てくれた。

そして、芝居の仲間を呼び寄せた。

一平はやっぱり千代にとって大切な存在だなと思えて、安心したシーンだった。

 

「おちょやん」も終盤にさしかかってきました。

以下の記事では、これまでの「おちょやん」を無料で見る方法を紹介しています。

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