第4週「どこにも行きとうない」
おはようございます、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
借金取りの赤松(さけもとあきら)、やたらとええ声やね(笑)
2020年12月23日(水)に放送された「おちょやん」第18話はこんな話でした↓
- 父・テルヲ(トータス松本)の借金は2000円
- 千代(杉咲花)を追い出すため「岡安」に嫌がらせを続ける借金取り
- 千之助(星田英利)と一平(成田凌)がぶつかる
- テルヲ、玉(古谷ちさ)と里子(奥野此美)に頭下げられても反省なし
- 千代、「岡安」を辞めると決める
第18話感想
テルヲがクズ過ぎて辛い…(´;ω;`)
玉さんとさっちゃんの話を聞いても、良心の呵責を感じないのか。
いや、感じないどころか、その優しささえも利用して、千代を説得しようとする。
「千代、こないええ子ら、巻き添えにしてええんか?」
(「おちょやん」第18話より))
完全なるクズじゃないか。
クズの度合いが突き抜けすぎている…!
よく比較される「スカーレット」の常治(北村一輝)だが、比べ物にならないくらい常治の方がマシ。
だが、その常治のマシさが、厄介だと思っていた。
常治は借金するし酒飲むし、家族を支配しようとするしで毒親みたいだった。
だけど、愛情が溢れていた。
その愛情が厄介で、常治存命中は、その愛情で娘たちの人生をがんじがらめにしていたという印象があった。
だから、喜美子(戸田恵梨香)は常治が招いた家族の大ピンチに、自分の夢を捨ててまで駆けつけて助けた。
愛情で喜美子の自由を奪っているようなものだったから、見ていて辛いものがあった。
だから、テルヲくらいクズの方が、遠慮なく親を捨てることができていいのかもしれないと思った。
が、どれほどクズな親あっても子どもは愛を求めてしまう。
さらに、クズの度合いが想像をはるかに超えているため、逃げる事さえできない。
テルヲの作った借金に追い詰められていく千代…。
胸糞悪すぎる展開だ。
テルヲにほんの少しでも愛情があれば、借金取りに娘の存在を教えることはなかっただろう。
きっとテルヲは自分の身可愛さに、自ら借金取りに「娘を売る」ことを提案したに違いない。
ヨシヲはもう何年も前に家を出たと言っていた。
千代の奉公が終わるまで、待ちきれない思いだったんだろう。
早く自分が楽になりたいという気持ちしかなかったんだろう。
「親に捨てられたらどないする?」
「あの子がこれまで、どんだけしんどい思いしてきたんか、うちらには一生分からへんわ。」
(「おちょやん」第18話より)
みつえ(東野絢香)が千代のことをこんな風に思っていたとは、泣けるやん。
千代がいることで、「岡安」は常連客まで「福富」にとられた。
なのに、元凶の千代を追い出すことなんて毛頭考えていないみつえ。
みつえ、めっちゃええ子やん(´;ω;`)
で。
この千代の大ピンチに一平は何かしてくれるのかしら?
と期待していたんだけど、今のとこ何もなし。
借金2000円。
何年もタダ働きしないといけないくらいの借金。
一平には何もしてやれること…ないよね…。
ていうか、一平自身が問題にぶち当たっているところ。
千代の事心配しているような余裕はないか。
いや、千代の事を心配しているからこそ、いつも以上に芝居に身が入らないか。
誰か…、この状況助けてくれる人いないの(´;ω;`)
千代ぉ(´;ω;`)
さいごに
旦さん(名倉潤)のほっこりした風は良いんだけど、今日の最後のシーンは荷が重かったんじゃない?
旦さんがすごく浮いていたように感じたのは私だけかしら(;・∀・)
シズがどんな手をうってくれるのか、それとも何もないのか…。
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