
こんばんは、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
春休み中ってどうしてこんなに忙しいんでしょう…(;・∀・)
こちらの記事では「おちょやん」第81話(第17週「うちの守りたかった家庭劇」)のあらすじ、感想や気になるセリフなどを書いてます。
あらすじ
2021年3月29日(月)に放送された「おちょやん」第81話はこんな話でした↓
- 昭和16年太平洋戦争開戦、はじめこそ大勝利を納めたがその後戦況は悪くなる一方
- ジャズや英語は禁止、人々の暮らしがどんどん窮屈になっていく…
- 「愛国もの」だけになった鶴亀家庭劇…お客さん全く集まらない
- 一平(成田凌)はこのまま芝居を続けていいのか思い悩んでいる様子
- 赤紙を受け取った福助(井上拓哉)、天海家を訪れる…
第81話の感想
いよいよ太平洋戦争が始めって、辛い1週間になりそう…。
そんな大切な第17週が春休み中…ってことで、ゆっくり見ることができないのがちょっと残念(´;ω;`)
福助の元に赤紙が届いた…。
福助の外見だけを見る限りでは、赤紙が届くことは自然なようにも思えるけれど、千代のセリフから考えると、そうでもないらしい。
「あんたもうおっさんやんか。召集なんかされへん。」
(「おちょやん」第81話)
朝ドラにありがちなことなのだが、中の人たちの実年齢が若すぎるがために、朝ドラ後半になってくると、いったい登場人物たちが今何歳になっているのかが分からなくなってくることがある。
髪形や化粧などで、加齢を感じさせようとしてくれているのは痛いほど分かるのだが、中の人たちがもつ輝きが災いして(?)、その若さを隠すことは非常に難しいようだ。
時折、年齢や今何年かなどを伝えてはくれているんだけど、すぐに抜け落ちてしまうので、改めてここで確認してみようと思う。
「おちょやん」は大正5年(1916年)、千代が9歳で物語がスタートした。
そして第81話は昭和18年(1943年)になっている。
ということで、第81話の千代は36歳。
千代、一平、みつえ、福助は同級生。
みんな36歳だ。
36歳は「おっさん」で、昭和18年の時点では召集されない年齢だったようだ。
それなのに福助の元に赤紙が届いたのは、慰問の際に軍歌が嫌で抜けていたからではないか…とのこと。
さて…。
軍に目をつけられたせいで赤紙がきてしまった福助は、きっと戦争に疑問を持っているんだと思う(ドラマ中にそんなことは言ってないけども)。
その一方で「鶴亀家庭劇」は「愛国もん」ばかりをやっている。
百久利さんはそれが使命だと言っていたし、千代も国のためになると言っていた。
またもう一方では、座長の一平が芝居をこのまま続けるべきかどうか思い悩んでいる様子…。
一平「今から俺が何聞いても「ええで」言うてくれな。」
一平「こないな時やのに、芝居やっててええねやろか。」
千代「なんでそないなこと。」
寛治「ええで。ええんですて。」
一平「せやな。ええねやねんな。」
(「おちょやん」第81話)
戦争に対しての向き合い方が人それぞれ違うところがさりげなく描かれているのがとても良かった。
色んな立場、いろんな考え方、当時の思想。
現代から見た戦争ではなく、その当時を生きた人たちが見た戦争が描かれている「おちょやん」。
残していく家族を案じて、「芋羊羹」を持って天海家に出向いた福助のシーンは胸が苦しくなった。
福助と一平、千代の友情の深さ。
福助のみつえ、一福への愛情の深さ。
「死」を覚悟している福助が、家族を思い、頼む相手が一平と千代。
暗くなりすぎないように、「芋羊羹食べたな」と言って頼むところに、福助の優しさが滲み出てて余計に辛くなった(´;ω;`)
「ほんでお前ら、栗羊羹食べたな。フフ…食べたわな。ほな、僕の言う事も聞いてもらうで。みつえと一福のことよろしゅう頼んます。僕のいてへん間、どうか2人のこと…。」
(「おちょやん」第81話)
福助がどうか生きて帰ってきますように…。
さいごに
戦時中の朝ドラを見届けるのは辛いものですね…。
「おちょやん」も終盤にさしかかってきました。
これまでの「おちょやん」を無料で見る方法を知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。
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