【おちょやん14話】既婚者のシズが延四郎に会いに行く話は良い話なのか?

おちょやんの感想

第3週「うちのやりたいことて、なんやろ」

おはようございます、まんぷく(@manpuku_kansou)です。

福助はただのアホな跡取りじゃなかった…!

8年の間、冷静に芝居茶屋の栄枯盛衰を見て、その未来を考えている。

2020年12月17日(木)に放送された「おちょやん」第14話はこんな話でした↓

  • 千代(杉咲花)、早川延四郎(片岡松十郎)の手紙を預かる
  • シズ(篠原涼子)、手紙を読まずに破り捨てる
  • 福助(井上拓哉)「芝居茶屋はもうのうなる」と意外と冷静に世の中を見てた
  • 千代の説得で、シズは延四郎に会いに行く決心をする
  • 鶴亀株式会社の社長にお礼を告げた直後、延四郎倒れる…Σ(゚д゚lll)

第14話感想

千代は延四郎を撃沈させようとした。

だから、いかにシズが幸せなのかを聞かせてやった。

が、幸せなシズの話に顔をほころばせた延四郎。

「何よりや、幸せそうで。どうもありがとう。」

(「おちょやん」第13話より)

 

千代は、心からシズの幸せを願う延四郎に心を打たれてしまった。

シズに後悔してほしくないから、会いに行ってほしいと頼む千代。

千代は延四郎やシズの言葉、さらに福助の「芝居茶屋はもうのうなる」という言葉から、自分のやりたいことを見つけていた。

千代が本当にやりたいことは、「シズに恩返しすること」だと。

 

なんか…。

シズが延四郎に会いに行く話が超良いお話になっている。

シズは延四郎を恩人だと言った。

かつては恋心を抱いたことはあるけれど、それは20年以上前の事。

今は大切な恩人だという気持ちしか残っていない。

…ということなのだろうか?

 

でも。

もし、20年前の恋心が消えて、本当に「恩人」になっていたら…

手紙を破り捨てる必要ないよね?

恩人からの手紙は破り捨てない。

好きな人の手紙だから、破り捨てたんだよね。

 

手紙を読んでしまえば会いたくなってしまう、という言葉からも恋心が溢れている。

手紙を大切に閉まっていたし、その手紙を焼いたし、新しい手紙は読めないし。

「好き」という気持ちでいっぱいじゃない?

 

シズにとっての恩人が延四郎であるのと同じように、

千代にとっての恩人がシズ。

そういって、シズの背中を押した千代。

でも…、シズと延四郎、千代とシズの関係は違いすぎる

 

旦さん(名倉潤)がいるのに…。

「半分、青い」の心の強いつながりを思い出した。

鈴愛(永野芽衣)は律(佐藤健)に彼女がいても、妻がいても、幼なじみと言う立場を利用して何かと律にひっついていた。

お互いずっと好き同士だったんだけど、最初は自分の気持ちに気付かず、気持ちに気付いた後はもう言うに言えずすれ違ってた…。

恋愛関係じゃなくとも心と心が繫がっている…というのは、厄介だ。

 

てかさ。

延四郎も芝居の世界で生きてきた人なら、千秋楽の翌日の女将の忙しさは知っていてもよくないか?

シズの幸せをただ願っているのなら、もうちょっと時間ある日に会う約束してあげてよ…(;・∀・)

さいごに

ちっともお手伝いしないくせに、「お母ちゃんみたいな女将になる」と意気込みだけのみつえ(東野絢香)。

同い年の千代にも子ども扱いされているみつえ…。

前々頼りにされてない(笑)

みつえが女将になれるかどうかも楽しみだね!

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