【エール】第86話の感想♪(第18週:戦場の歌)
2020年10月12日(月)放送分の感想です。
第86話の感想
まずは、あらすじから…↓第86話はこんな話でした。
音楽慰問のために裕一(窪田正孝)が向かった先は、インド北東部のインパールを攻略する作戦が始まっていたビルマだった。裕一は戦況を聞くために毎日司令部を訪れるが、作戦が予定通りに進んでいないようで、前線に向かう命令がなかなか下りない。一方、音(二階堂ふみ)は、まさ(菊池桃子)の病状が悪化したという浩二(佐久本宝)からの知らせもあり、華(根本真陽)を連れて福島に疎開することにする。
出典:
Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]
裕一の慰問先は、ビルマだった。
ビルマでの裕一はまだお客様だった。
前線には、水一杯さえも飲むことできず、戦う前に死んでいく兵隊たちが多くいるにもかかわらず、そのすぐ近くで、裕一たちはすき焼きを味わっていたのだ。
もちろん、その時の裕一たちは前線の真実を知らなかったし、すき焼きを食べたのも一回きりだろう。
けれど、少なくとも1か月は、何の戦力にもならない画家の中井潤一(小松和重)、作家の水野伸平(大内厚雄)、そして作曲家の裕一…3人分の水・食料を消費していた。
そして裕一はそれ以上の時間を…。
インパール作戦は悲惨なものだったらしい。
史実では悪名高き牟田口廉也が指揮したインパール作戦は、「史上最悪な作戦」と言われている…。
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画家・中井が目にしてきた戦場。それが、まさにそのインパール作戦の前線だ。
話の内容と戦場の絵、そして何より少しまで一緒に過ごした中井の変わりようが、裕一に戦場の恐ろしさを伝えていた。
日本を離れた時はおそらく、日本のために戦うことができる誇りを持ち、勇ましい気持ちでいただろう兵隊たち。
が、現実を知り、自分たちのやっている戦いに疑問を持ったとしても、もう遅いのだ。
兵隊たちが引き返すことなど許されなかった。
前線で死ぬ兵隊たちを「犬死」だと裕一に伝えた中井。
中井は、見て感じたもの、自分が行動して分かったものをそのまま裕一に伝えた。
五郎も戦争には疑問をもっている。クリスチャンになって、感化されたようだ。
戦争での死を無駄だといい、裕一に戦争のための歌を作ってほしくないと頭を下げたが、裕一の怒りを買ってしまった。
五郎には行動が伴なっていない。
馬具が軍の役に立っている事を知りつつ、そのおかげで兵役を免除されていることに気付きつつ、自分はモヤモヤしながら馬具を作り続け、裕一に物申しただけだった。
人は、言葉だけで人を動かすことはできない。
行動がなければ、人の心に訴えかけることはできない。
裕一自身は自分で出向いて、自分の目で予科練で訓練する若者を見てきた。そして、あの「若鷲の歌」という曲ができた。
あの時の裕一が五郎の言葉だけで、戦争に疑問をもつことなどできるはずがない。
裕一は、いつでも人を応援したいと思っていた。戦争で頑張る人を勇気づけたいと思った。
だから、素晴らしい曲を作ることができた。
そして、その曲に背中を押された多くの人たちが戦争へと行ってしまった。
今、裕一は戦場にいる…。
自分の目で戦場を見てきたいと裕一は言っていた。
自分の作ったものに責任を持つ姿勢がうかがえて、裕一の考え方には頭が下がる。
これから裕一が背負うことになるであろう重荷を思うと、辛くなるなぁ(´;ω;`)
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以上が、朝ドラ「エール」第86回の感想でした!
最後まで読んで下さりありがとうございました♪
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