【おちょやん】視聴率が低い理由を考えてみた+第67話の感想

おちょやんの感想

おはようございます、まんぷく(@manpuku_kansou)です。

こちらの記事では「おちょやん」第67話(第14週「兄弟喧嘩」)のあらすじ感想気になるセリフなどを書いてます。

また、視聴率について思う事を書いてます。

あらすじ

2021年3月9日(火)に放送された「おちょやん」第67話はこんな話でした↓

  • 千之助(星田英利)、「女優」のことをボロクソいって香里とルリ子さんを怒らせる
  • 千代(杉咲花)、ルリ子さんから「男にこびを売っている」と言われてしまう
  • 千之助の書いた台本はめちゃくちゃ、一平は「一緒にはできない」と伝える
  • 千之助の言葉に怒った天晴さんと徳利さんは怒って出て行ってしまう
  • 万太郎一座の偵察に行っていた小山田さん、台本を盗み見しているところを見つかってしまう…

視聴率が低いことについて思うこと

「おちょやん」は朝ドラにしては視聴率が悪いらしい。

「おちょやん」好きな私には信じられないような内容の記事も、ネット上でたまに見つけてガッカリする。

すごく面白いのに…!?

 

私は朝ドラを1日に数回見ることが多い(←暇なやつ(・_・;)。

1度目には追えなかった脇役たちに表情や仕草に注目してみると、「おちょやん」が練りに練られているストーリーだということがよく分かる。

登場人物たちのバックグラウンドは完璧に作り込まれていて、脇役であってもその演技には一貫性があってその人の「歩んできた人生」が見える。

 

「おちょやん」は、セリフのない登場人物にいたっても素晴らしい演技を見せてくれている。

またセリフとセリフの「間」、とか、セリフを言う時の「目線」とかが凄くて、言葉以上に感情が伝わってくる。

 

もしかして、そこが「視聴率」と関係するのかもしれない?

 

「朝ドラ」は朝の忙しい時間、時計がわりに見ている方が多いらしい(←ネット情報)。

私のように朝ドラのために手を休め、わざわざテレビの前でスタンバイしているような人は少数派っぽい。

 

てことは、多くの視聴者は、「おちょやん」のアノ細やかな演技を見逃している、ということだ。

 

そう考えると、ネット上で見聞きした悪評も頷けるかもしれない。

大阪が舞台の「おちょやん」は言葉がキツい

「セリフ」だけ聞いていたら、嫌になるのかもしれない。

 

もし、「時計がわり」にしている人が、「繊細な演技」を全部見逃した上で「おちょやん」を批判しているとしたなら残念で仕方がない。

 

 

「おちょやん」のストーリーには自然な流れがある。

穏やかな流れの時もあれば、濁流の時もある。

セリフ一つ一つ、行動一つ一つが、繋がっている。

 

第1話から見てきたからこそ、後半に突入した「おちょやん」も面白い。

 

SNSでたまに見かけるのだが、「久しぶりに見たらやっぱり面白くなかった」という感想がある。

そりゃそうだろうと思う。

小説を途中から読んで、面白いわけがない。

 

その場凌ぎの、思いついたストーリーを雑に並べ立てただけなら、途中から見ても、真剣に見ていなくても、面白いだろうけどね…。

第67話感想

女優をバカにしている千之助が、香里と言い合いになった。

千代は割って入り、香里のご機嫌を取ろうとした。

「出待ちかてぎょうさんいてるし、ブロマイド売って、えらいこの劇団にも貢献してやってるやないの。」

「そうだすなぁ。香里はすごい。ほんま助かってますで。」

(「おちょやん」第67話)

 

意図せず香里を苛立たせてしまう千代。

 

ルリ子さんにはこんなことを言われてしまった…。

「あなたも女優としての誇りがあるなら、劇団の男どもにこびを売るような態度はやめたら?」

(「おちょやん」第67話)

 

たったの9歳で親に売られ、お茶子として働いてきた千代にとって、人の食事や酒の世話をするのは当たり前のこととして身についてしまっている。

 

そんな千代の人生を見てきたから、千代が「こび」を売るために天晴さんたちの世話を焼いているんじゃないってことは分かる。

 

だけど、結婚して3年もの長い間、劇団員の男どもの世話が日課になってしまっているのはいいことなんだろうか?

忙しい日々に追われ、大切なものを見失っているような気がする。

ルリ子さんの言葉は、千代にそんな気付きを与えるものになるんじゃないだろうか。

 

千代、香里、ルリ子さん。

女3人の関係がどうなるか楽しみだわ。

さいごに

チャップリン愛が強すぎて万太郎一座の台本を盗み見た小山田さんには笑ったわ(^◇^;)

Twitterでもドラマのこと呟いてます↓

Twitterのまんぷく(@manpuku_kansou)もよろしくお願いします。

スポンサーリンク

最後まで読んで下さりありがとうございました!

ランキングに参加しています。応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 テレビブログへ にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ

スポンサーリンク

コメント