第6週「楽しい冒険つづけよう!」
おはようございます、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
2021年1月14日(木)に放送された「おちょやん」第29話はこんな話でした↓
- 「正チャンの冒険」は成功したが、千鳥(若村麻由美)は難しい顔…
- 進太郎(又野暁仁)、少し逞しくなって広島へ帰る
- 千代(杉咲花)の演技が新聞記事になる!
- 千代、「岡安」に1分だけ電話をし、「役者をしている」と報告
- 千鳥は鶴亀撮影所に千代の紹介状を出し、一座を解散…
第29話感想
山村千鳥一座は解散…。
千鳥は千代の演技を見て、自分を反省した。
いつの間にか人を見下すようになっていた…。
山村千鳥一座を訪れる客がどんどん減って、危機的な状況になっていても、千鳥はそのことを自分で気が付くことが出来なかった。
その気付きを与えたのが千代の演技だった。
千代は、千鳥と同じように苦しい経験をしている。
その千代が見せた観客に希望を与えるアドリブが、千鳥を変えた。
千代は強い。
その強さに、千鳥は心を動かされたんだろうな。
辛い過去があっても笑っていられるのは、「帰る場所がある」こと。
千代の力の源は「岡安」。
その「帰る場所」が、千鳥にもあることを教えた千代が泣ける。
気付いていないだけで、実は千鳥も既に大切なものをもっていたんだ。
もう、千鳥のきつい言葉からは愛情しか感じなかったね(´;ω;`)
「嫌がらせに決まってるでしょ。」
(「おちょやん」第29話より)
この愛情がしっかりと千代の心に届いてるのが、また泣けるやん。
まさか、「新聞の文字の間違ひを見つける」(第24話)の日課からの続きがこんな泣かせる言葉に繋がるとは思ってなかったぁ(´;ω;`)
第27話で、文字の間違いを見つけるのは「嫌がらせ」って言ってたけどさ。
「決まってるでしょ。嫌がらせよ。あなたの困った顔を見るのが楽しいからやってるだけ。もっと困りなさいよ。」
(「おちょやん」第27話)
この時は千代の表情は「?」って感じだったんだけど、今回はしっかりと千鳥の本心を理解した千代。ここから、こう繋がるなんてさぁ。
胸がキュッとなるわぁ(´;ω;`)
さて。
進太郎が広島に帰ることになった。
「正チャンの冒険」を観たことで、すこし逞しくなった進太郎くん。
お芝居の力を感じさせてくれるシーンだった。
進太郎の存在は大きかった。
母を想う気持ちには泣かされた。
店長との関係は笑わせてくれた。
それになにより可愛くって可愛くって、和ませてくれた。
進太郎が帰って寂しいわ(´;ω;`)
進太郎にヨシヲを重ねた千代の気持ちも…、切ないわ(´;ω;`)
進太郎が大好きで泣いちゃうから、見送れなかった店長・宮元(西村和彦)にはちょっと笑った。
で。
まだまだ見どころがあった。
どんだけつめこんでるの!?
たった15分のお話の中に、名シーンありすぎじゃない?
久々の「岡安」にはテンション上がったね↑
シズ(篠原涼子)や旦さん(名倉潤)、みつえ(東野絢香)、ハナ(宮田圭子)などなど、お馴染みの「岡安」メンバーが揃ったところは嬉しかった。
が、何よりテンション上がったのは、一平(成田凌)!
一言も発してないけど、一平の存在感、凄い!
千代が役者になったってことに驚いていた顔してた。
一平も、千鳥と同じく第20話で千代のアドリブの演技に影響を受けたよね。
「笑かすだけが喜劇と違うてこと。何やうまいこと言われへんけど、千さんとも万太郎とも違う喜劇があんのやないかて。」
(「おちょやん」第20話)
一平と千代の再会、楽しみだなぁ。
立ち聞きしていた一平…こっそり新聞記事を読むに違いない!
正チャンの冒険の劇評が掲載された新聞記事。
ドラマでは数秒しか映ってませんでしたが、細かいところまで当時の文体で書かれています…。
是非、拡大して読んでみてくださいね。#朝ドラ #おちょやん#おちょやん美術図鑑 pic.twitter.com/C9TjTN8yEu— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) January 13, 2021
さいごに
シズが嬉しそうに新聞記事を読むシーンが素敵だったなぁ。
シズの包み込む優しさが、嬉しい。
シズに千鳥に。
カッコいい素敵な女性だね。
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