【おちょやん105話】一平と当郎を比較すると、一平が弱く甘いヤツだったなぁと思えてくる

おちょやんの感想

こんにちは、まんぷくです。

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こちらの記事では「おちょやん」第105話(第21週「竹井千代と申します」)の感想を書いてます。

第105話の感想

こんな朝ドラを見てしまったら、「おちょやん」終了後の朝の15分を、私が楽しむことができるのかどうか不安になる。

人間の弱さと強さが、「おちょやん」の中に凝縮されているように感じる。

「弱さ」が人を傷つけた。

そして、誰かを守ろうとした時、人は「強さ」を手に入れる。

その人間模様の描写が素晴らしくって、私の今後の朝ドラ人生(おおげさな言い方すんません)に大きく影響するに違いないと思う。

心の中にいつも「おちょやん」が残って、「物足りなさ」を感じてしまうようになるのではないか、とこれからも朝ドラを楽しみたいと願う私は今から心配してしまう。

 

さて。

千代がラジオドラマのオファーをやっと引き受けてくれた。

「怖い」「辛い」…。

もう二度とそんな思いはしたくないと打ち明ける千代に対しての、花車当郎(塚地武雅)の接し方が最高だったなぁと改めて思い出した。

 

当郎は、戦時中に無理強いされて望まない芝居をさせられていたようだ。

もう二度と、あんな思いはしたくないと、当郎は言っていた。

 

この戦時中の自分の体験を用いて、千代を説得しようとしないところが、当郎の「優しさ」だと思う。

「自分の思い」ばかりが先行し、千代の気持ちを想像することができない人だったら、きっと「自分もこんな辛い体験があったんだよ」と話したのは、「漏らした話」ではなく「戦時中の話」だったと思う。

当郎の思いやりが、じわじわと後から後から、胸に染みてくる。

強くて優しい当郎が、私は大好きになった。

視聴者は全員、当郎の虜♪になったに違いない(勝手に決める)。

 

当郎は一平(成田凌)とは、格が違うというところを見せてくれた。

 

一平は、自分の気持ちが最優先だった。

「離縁してください」とか「生まれてくる子を守ってやりたい」とか、言う必要があったのかなと今でも思う。

そこに、一平の弱さを感じた。

自分を理解してほしいと言う「甘さ」を一平は抱えている。

それは、灯子も同じだった。

「弱い人間」は自分のことばかりで、相手の気持ちが見えていない。

口から出てくるのは、「自分の気持ちを楽にする言葉」ばかりで、一平と灯子は千代を傷つけ居場所を奪った。

一平には、当郎の爪の垢を根こそぎ全て飲ませたって足りないであろう(;・∀・)

ラジオで千代の声を聞いて、反省するがよい、一平よ…(笑)

 

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ところで。

やっぱり花籠は栗子さんだった。

その打ち明け方がまた良くて、やはり涙が止まらなかった!!

 

栗子さんは、春子ちゃんが千代の台本を傷つけやしないかとハラハラしていた。

千代の台本が、栗子さんにとっての大切なものであることが、一目瞭然に分かってそこがまた嬉しかった。

字が読めない栗子さんが、台本に特別な思いを感じているところも、また憎い演出だなぁと思う。

栗子さんの愛情が、喜びが尋常じゃない…。その演技が素晴らしくて、宮澤エマさんのことを、「元首相の孫」(だよね?)という目でしか見たことのない私は驚いてばかりいる。

 

あの日。

憎まれている立場でありながら、千代に声をかけるのは、どれほど勇気が必要だっただろう。

千代の芝居を生きがいに、こっそり応援し続けてきた栗子さん。

女優・千代の大ファンであり、何度もその芝居から元気をもらって生きてきた栗子さん。

 

そんな大好きな千代に、拒絶されるのではないかと怖かったに違いない。

でも、必死に千代を守ろうとした。生かしてくれた。

余計な事は何一つ言わずに…。

 

栗子さん…。なんて強い人なんだろう(´;ω;`)

そして、再び立ち上がった千代に、見ているだけで武者震いした。

今度こそ本当に、もう千代はひとりぼっちなんかじゃない。

さいごに

「おちょやん」も終盤にさしかかってきました。

以下の記事では、これまでの「おちょやん」を無料で見る方法を紹介しています。

 

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