第12週「たった一人の弟なんや」
おはようございます、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
「きれいどこの女優は前座やのうてトリで売り出せちゅう大山社長のお言葉や。」
(「おちょやん」第56話)
こう言った熊田さんに、分かりやすくご機嫌になる香里さん(松本妃代)。
可愛かったです(≧∇≦)
2021年2月21日(月)に放送された「おちょやん」第56話はこんな話でした↓
- みつえ(東野絢香)と福助(井上拓哉)が結婚してひと月が経過…
- みつえが心配でジャズ喫茶に入り浸る旦さん(名倉潤)
- ボヤ騒ぎがあったりと、物騒な道頓堀で、茶色のマフラーの男が立ち去る
- 警察の許可が必要だった当時の芝居、検閲で指摘され「若旦那のハイキング」を書き直す一平(成田凌)
- 一平、「若旦那のハイキング」のクライマックスで千代(杉咲花)にキスする!
第56話感想
「ヨシヲがどっかにいてるさかい、うちは今日まで生きてこられた。もし、ヨシヲに一緒に死んでくれ言われたら、うちは死ねる。」
(「おちょやん」第56話)
この千代の思いがヨシヲに伝わる日がくるのだろうか…?
千代がヨシヲを想っているように、ヨシヲも千代を想っているのだろうか…?
そうは思えないところが、切ないな(´;ω;`)
千代とヨシヲは第5話で別れたっきり会っていない…(´;ω;`)
千代が奉公に出た時のヨシヲの叫び、今思い出しても胸が張り裂けそうになる。
「姉やん。はよ戻うてきてや。」
(「おちょやん」第5話)
ヨシヲは「姉やん」が出かけるのはちょっとの間だと思っていたのだろう…(´;ω;`)
小さかったヨシヲには、姉やんの置かれている状況が理解できていなかっただろうから。
でも、黙って駆けだした「姉やん」に、異変を感じたに違いない。
そして、ヨシヲは叫んだ。
「姉やん! 姉やん! 姉やん!姉やん! 姉やん!」
(「おちょやん」第5話)
今でも耳について離れないよ、このヨシヲの叫びが…(´;ω;`)
思い出すと、苦しくなるよ。
あの時に戻って、ヨシヲを抱きしめてやりたくなるよ。
きっと、千代の心の中にもこの声がずーっと残っているのだと思う。
千代は、ヨシヲを幸せにしてあげることができなかった…。
千代が出て行った後、竹井家はバラバラになってしまったからだ。
ヨシヲに名を呼ばれても、一度も振り返らずに立ち去ってしまったこと、千代は後悔しているんじゃないだろうか…?
千代が「ヨシヲのためになら死ねる」と言ったのは、単純な愛情ではなく、ヨシヲを置いてきた事への贖罪の気持ちがあるからなんじゃないだろうか…。
せめてヨシヲだけでも幸せになってほしいと考えた9歳の千代は、自分が奉公にさえ行けばテルヲ(トータス松本)と栗子(宮澤エマ)、ヨシヲ(荒田陽向)、そして新しく生まれてくる子の4人で暮らしていけるものだと思っていた。
ヨシヲはお腹の具合が悪そうな栗子を見て、薬草を探しに山に入る優しい男の子だった。
実の母のことを覚えていないヨシヲにとって、初めて感じた母が、栗子だったのだ。
いつもお腹を空かせていたヨシヲが、母の愛情を感じたくて、一生懸命だった。
その栗子にも捨てられてしまったヨシヲが、一体どれだけ傷ついたのだろうと思うと胸が痛い(´;ω;`)
そんなヨシヲと千代が、第11週でいよいよ再会するっぽい…。
道頓堀は物騒になっていて、みつえと福助の祝言の日にもボヤ騒ぎがあったばかりだった。
きょうの #おちょやん
不審火で道頓堀が不穏な空気に包まれた1929年(昭和4年)
この頃の世相は、不況、失業、身売り、欠食児童…
この年、浜口雄幸首相が国民に呼びかけたラジオがこちら⇒https://t.co/U4YpIidgZQ~#NHK放送史~
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) February 21, 2021
不安定な時代…。
生きづらい世の中になり、ただでさえ苦労してきたヨシヲが、不況によってさらなる苦労を強いられてきたのだろう。
不審火とヨシヲの関係が気になるところだ。
あの不審火のあとに姿を見せた茶色いマフラーの男は誰だろう…。
みつえと福助のいちゃつきを観察した後「岡安」に帰った千代の姿を見ていた人は誰だろう…。
ヨシヲ…なのだろうか?
もしヨシヲが、役者をやっている千代を見つけたらどう思うだろう。
綺麗に化粧をし、あでやかな衣装に身を包んでいる千代を見たら、腹が立つんじゃないだろうか?
自分は食べることに必死なのに、喫茶店でお茶をしながら談笑し、「岡安」を住まいとし、家族として受け入れられている千代を見たら、怒りが湧いてくるんじゃないだろうか?
千代の気持ちとは正反対の思いを抱えながら、ヨシヲは生きてきたんじゃないだろうか?
で。
そんな千代の「ヨシヲへの思い」を聞いた一平は、千代に惚れたのだろうか?
というか、千代が好きという自分の気持ちに、初めて気付いたのだろうか?
一平がどんな思いで千代の話を聞いていたのかは分からないけれど、いつもと違った表情を見せていた一平。
これが影響したのか、舞台で千代にチューした一平!
演技でキスしただけ?
それとも、千代への思いが抑えきれなくなったの!?
一平のチューにザワツクえびす座!
さすがの千さん(星田英利)もびっくりするくらいの、出来事だった。
にしても。
驚き方ひとつとっても、それぞれのキャラクターが表現されてて、ホント凄いな、「おちょやん」。
リビドーとタナトスって…何?
ルリ子が「リビドーとタナトス」と言い、小山田さんが「ブドウとナス?」聞き返してたけど、「リビドーとタナトス」って、いったい何なんだろう?
調べてみたら、「リビドー」は「生の本能」。
「タナトス」は「死の本能」なんだって。
さいごに
家族写真。
お父ちゃん、お母ちゃん。
愛いっぱい。#おちょやん #朝ドラ #ふくみつ応援団 pic.twitter.com/7CP5RzJAvY— 井上拓哉【劇団Patch】 (@tak_1107) February 19, 2021
みつえと福助のイチャイチャ、可愛かった♪
旦さんが気が気じゃない様子も◎
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