おはようございます、まんぷく（@manpuku_kansou）です♪
２０２１年５月１８日（火）、朝ドラ「おかえりモネ」の第２話（第１週「天気予報って未来がわかる？」）が放送されました！
こちらの記事では第２話のあらすじと感想を書いてます！！
前作「おちょやん」に完全にハマっていた私は、次作を楽しめるかどうか心配していましたが、「おかえりモネ」も好きになりそうな予感でいっぱいです。
とはいえ、時折、杉咲花ちゃんの「竹井千代」が憑依したような演技をふっと思い出してしまうのです。
朝ドラって若手ヒロインの達者とはいえない演技の初々しさが良かったりする。杉咲花ちゃんの役への入り込み方・演じ方はベテランの域に達していたから、あれは朝ドラヒロインという領域を超えていたのかもしれない。「おかえりモネ」を見ながら「おちょやん」を思い出してしまう私。#おちょやんロス
— まんぷく♪ (@manpuku_kansou) May 18, 2021
これが「ロス」というものか。
ずっと忘れられないだろうな、「おちょやん」のこと、杉咲花ちゃんが演じた「竹井千代」のことが…。
「おかえりモネ」第２話のあらすじ
百音（清原果耶）は、サヤカ（夏木マリ）の山の樹齢３００年のヒバの木の存在を知って、心を揺さぶられる。森林組合の課長の翔洋（浜野謙太）は週末に登米の伝統の能の定例会を控えて、そわそわしていた。百音は、能舞台を見学に行き、サヤカと川久保（でんでん）が、ヒバの伐採について話し合っているのを目撃する。その夜、百音の妹・未知（蒔田彩珠）の水産高校での取り組みのニュースを見て、百音は妹をまぶしく感じる。
（出典：NHK＋「おかえりモネ」より）
「おかえりモネ」第２話の感想
名言らしきものがちらほらと出てきたね。
サヤカさん（夏木マリ）に、じいちゃん（藤竜也）に、朝ドラに登場する「年配」の方々から出てくる言葉には名言が多い。
モネの下宿先のサヤカさんのセリフ↓がモネを勇気づけようとしていた。
「でもね、ヒバは雨、風、雪に耐えながら、長～い時間かげでゆっくり成長すっから、体がギチっとしてて、緻密で狂いが少なくて、虫にも湿気にも強い。私、ヒノキにはなれながったって、もじもじしてる木だげどね。この子はもんのすごぐいい木なのよ。」
「焦らなくてもいい。ゆっくりでいいんだ。」
（「おかえりモネ」第２話）
「あなたは強く、賢く、逞しい。あなたは気付いていないだけで、あなたはすごくいい子なのよ。」
アスナロの話にモネを重ねて、さりげなく（もないか？）モネを励ましたいサヤカさん。
このサヤカさんの愛称が「姫」だということに、笑った。
「姫」と呼ばれているサヤカさん（笑）#おかえりモネ
— まんぷく♪ (@manpuku_kansou) May 18, 2021
でも、夏木マリさんなら「姫」でも許せるぞ（笑）
ところで…。
ここ最近の朝ドラ主人公の父親と言えば、ろくでもない男ばかりだった。
前作「おちょやん」の主人公・千代（杉咲花）の父親・テルヲ（トータス松本）は、子どもを放置して何日も家を空けることから始まり、無職・酒・博打で借金を重ね、夜逃げし、娘を借金のカタにいかがわしい料理屋に売り飛ばそうとし、娘の通帳と印鑑を持ち逃げしようとしたという、「超ろくでもない男」だった。
前々作の「エール」の主人公・裕一（窪田正孝）の父・三郎（唐沢寿明）は、明らかに長男の裕一だけを可愛がり、次男の浩二（佐久本宝）に冷たく当たっていた。兄弟への差別的な態度は、見ていて悲しいものだった。三郎は死ぬ直前に、「実は浩二が大切だったんだよん」みたいな感じにしていたけれど、後付け感がありすぎて、私の中の三郎の評価は低いままに終わった。
前々々作の「スカーレット」の主人公・喜美子（戸田恵梨香）の父・常治（北村一輝）も、テルヲと似たり寄ったりの部分があった。家族を愛しているのは十分に伝わってくるのだが、気に入らないことがあるとちゃぶ台をひっくり返して怒るという問題行動が目立った。酒に溺れ、借金を重ね、働いても働いても超貧乏で、喜美子を「川原家」に縛り付けていた常治は「ろくでもない男」だったと言わざるを得ない。
ちなみに、何だかんだでテルヲと常治は好きだったんだよね、私は。
現実にそんな男がいたらまっぴらごめんだけども（笑）
ここ３作品続いた「ろくでもないお父さん」という負の連鎖（？）を断ち切ったと思われるのが、「おかえりモネ」のお父さん・耕治（内野聖陽）だ。
娘２人の父親の耕治。
娘が可愛くてしょうがないお父さんだ。
何度電話してもモネに出てもらえないお父さん。
なのに、何度も掛け続けるめげないお父さん。
次女・未知のテレビ出演が見たくて、走って帰ってきたお父さん。
スマホがある時代なのだから、録画することだってできるだろうに、生で見たいお父さん。
その画面をスマホを貸してもらえずに、ガラケーで撮影するお父さん。
声が大きすぎるお父さん。
モネがいないのが寂しくて、モネの部屋でぼーっとしちゃうお父さん。
次女に指摘されて慌ててごまかすお父さん。
どこをどう見ても、モネの父・耕治は、前３作品の朝ドラ主人公の父より格上の存在だ。
まず「ちゃんと仕事をしている」だけでテルヲ（おちょやん）より上（笑）
「長女だけでなく、次女の事もめちゃくちゃ好きだというのが、ちゃんと視聴者に伝わってくる」ので、三郎（エール）より上。
「頭ごなしに娘を叱らず、押さえつけようとしない態度」が評価され、常治（スカーレット）より上。
そして何より、スーツが似合って超カッコイイ！
内野聖陽さんが演じるお父さんをこれから半年見続けることができるなんて、嬉しすぎる。
ところで…。
モネの妹が「伝統のサンマ缶作り・地元高校生が受け継ぐ」という取材をうけて、テレビに出演した。
「いいべっちゃ宮城」「けっぱれ若者」
妹出演のテレビのテロップの東北感🤣#おかえりモネ— まんぷく♪ (@manpuku_kansou) May 18, 2021
そのテレビの中の妹に劣等感を感じた様子のモネ。
未知「研究者になって科学的な見地から日本の水産加工業をさらに発展させる方法を見つけたいと思っています。」
（「おかえりモネ」第２話）
将来の目標を持ち、堂々と語ることのできる妹。
それに対してモネは、第１話、第２話を見るからに、自分に自信をもてないでいるようにみえる。
そして…。
モネが妹・未知のテレビ出演を見て、傷ついている一方で、未知も少なからず傷ついているようだ。
モネを失った「永浦家」に興味津々だわ、私！！
「おかえりモネ」ガイド本↓
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