【子ども】爪噛みが母親の愛情不足だというレッテル貼りが、母親の自信を奪うのだと思う

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私の娘は3,4歳の頃爪を噛んでいました。爪だけじゃなくて、指先の皮も剥けてボロボロでした。

幼稚園の先生からは「愛情不足」だと思われました。

爪噛み=母親の愛情不足だと決めつけるのはやめてほしいと思ったので綴ります。

爪噛みの原因は何か?

娘は幼稚園の年少組の時にいじめにあっていた。

娘が爪を噛みはじめた時期と、娘がいじめられ始めた時期がほとんど同じだった。

だから私は爪噛みはいじめが原因だと思った。

けれど、その頃我が家は産まれたばかりの0歳児の息子がいたので、幼稚園の先生からは「母親の愛情不足」が原因ではないかと疑われた。

私の娘がいじめを受けて転園するまでの経緯を知りたい方は以下の記事をご覧ください↓

母親の自信を奪う先生たち

先生から「母親の愛情不足」を疑われた私はとてつもなく悩んだ。

我が子のことが大好きで大切で、自らの愛情不足を疑うことなく子どもとの時間を過ごしてきたけれど、先生の言葉によってこれまでの楽しかった子どもとの時間までも否定されたような気がした。

そういえば、他人の家庭を見たことはない。

もちろん友だちの家に遊びに行くことはあるけれど、普段の家族だけの生活は見たことがない。

私は子どもとの時間をもっと大切にしなくてはいけないと反省した。

爪噛みの事についてネットで調べたり、本を読んだりして、一時期は爪噛みの事で頭がいっぱいになっていた。

振り返ってみると爪噛みはいじめの時期とかぶっていたし、転園後すぐに爪が綺麗になったから、爪噛みの原因がいじめにあったことがよく分かる。

だけど、その当時の私は「爪噛み」のこと、娘が「いじめ」を受けていることで、母としての自分に全く自信が持てなかった。

爪噛みをやめさせたくて、いつの間にか過干渉になっていた

先生の言葉によって親としての自信を失った私は迷走した。

「愛情不足」というレッテルを払拭したかった。

私は可能な限りの時間を娘のために使おうと決心した。

娘が幼稚園に行っている間に全ての家事を終わらせるのはもちろんのこと、幼稚園から帰ってきた娘を喜ばせる為に工作をしておもちゃを作っていた。

娘が家にいる時間はずっと相手にしてあげようと思い、四六時中一緒に遊んであげていた。

先生たちの「爪噛みは愛情不足」という言葉に囚われていた私は、それが間違いであることを証明したいがために過干渉な親になっていた。

当時0歳児だった息子は手のかからない子だったのだが、もしかしたら息子は私と娘に気を使っていたのではないかと思うことがある。それくらい大人しかった。

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心が疲れ果てた時、ある本に救われた

毎日毎日できる限りのことを娘にしていたつもりだったが、全く爪噛みは治らなかった。

いや、むしろひどくなっていった。

相変わらずいじめは収まらないし、何一つ事態は良くならなかった。

一生懸命娘のためにやっているのに、何も報われなかった。

私も娘も心がズタボロになっていた。

そんなある日、偶然ネットでこんな本を見つけた。

親を惑わす専門家の言葉 (中公新書ラクレ)

この本には、私と同じく子どもの爪噛みが愛情不足によるものだと言われたために、愛情不足だと思い込み、一生懸命愛情を注ぐうちにノイローゼ気味になるお母さんが紹介されていた。

専門家(エセ専門家と言った方がいいかも)の言葉が「正解」ではないことを本によって確認できたのは私にとって大きな出来事だった。

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母親にとって幼稚園の先生の言葉は重たい

母親にとって、幼稚園の先生の言葉は重たい。

大切な我が子を預けている相手だし、毎日たくさんの子どもたちの面倒を見ているのだから知識も経験も豊富にちがいないと思っているからだ。

そんな先生の言葉だからこそ、母親を無駄に悩ませたり、傷つけたりすることがある。

先生はそこまで思っていないかもしれないが、先生の見当違いな無責任な言葉によって、母親を傷つけるだけでなく、子どもたちを悲惨な目に合わせることだってある。

先生の言葉によって、自信を失った母親が、子どもに過干渉になり、悪影響を及ぼす可能性は大いにある。

先生の言葉一つによって、健全な家庭が、不健全な家庭に変わってしまうことだってあるのだ。

以前の記事でも書いたが、私はこんなことを先生に言われた。

「赤ちゃんがいても、お姉ちゃんとひっついて寝てあげるのが良いですよ」

「お姉ちゃん中心の生活をしてあげた方が良いですよ」

私は危うく、子どもを駄目にする過干渉な母親になりかけた。

「親を惑わす専門家の言葉」という本に出会って立ち止まって考えることができた私はラッキーだった。

そして、冬の寒いある日に、お漏らししてズボンが濡れたままで帰ってきた娘を見て、幼稚園を変わる決意をした。

結局先生たちは娘のことなど、気にもかけていなかったのだと痛感したからだ。

あの時の先生たちの言葉たちはゴミクズだったのだと今では思っている。

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最後まで読んで下さりありがとうございました♪

↓私を助けてくれた本はコチラ

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