【エール87話】裕一(窪田正孝)を追い込む言葉を次々と言い放つ洋画家・中井が気になった…

エール感想(新)

【エール】第87話の感想♪(第18週:戦場の歌)

(87)「戦場の歌」

2020年10月13日(火)放送分の感想です。

「エール」第87話の感想

まずは、あらすじから…↓第87話はこんな話でした。

前線から戻った中井(小松和重)の話で、裕一(窪田正孝)は戦況が絶望的な事を知る。記者の大倉(片桐仁)から、藤堂先生(森山直太朗)がビルマにいる部隊の隊長として配属されていることを聞いた裕一(窪田正孝)は、危険な状況の中行くべきかしばらく悩んだ末、慰問を申し出る。一方、音(二階堂ふみ)は福島でまさ(菊池桃子)や浩二(佐久本宝)、華(根本真陽)とおだやかな毎日を過ごしていた。

出典:エール Yahoo!テレビ

洋画家の中井潤一(小松和重)が、裕一つっかかるようなものの言い方をするのが気になった。

前回の86話で、前線から戻ってきた中井

地獄を見てきた中井は、お酒を飲まずにはいられないくらい、心が傷ついたのだろう。

だから、「恩師がいるのに、動けない」なんて甘いこと言っている裕一に腹が立ったのかな。

中井が、妙に裕一に対して意地悪なようにも見えた。

「貴方の音楽は人を戦争に駆り立てる。」

「戦場に意味はありません。戦場にあるのは生きるか死ぬかだけです。」

「良心の呵責から戦地に行きたいと思っているのなら止めるべきだ。」

「命令が降るまでお待ちなさい。それが運命と思って。」

(エール第87話)

中井の口から放たれたこの言葉の数々が裕一の存在否定しているような、そんな気がした。

裕一の慰問など意味がないとでも言っているような…そんな風に感じた中井の言い方。

戦争残酷なものだというのを身をもって分かった中井は、そんな戦場に若者たちを駆りたてることになった裕一の曲怒りを感じたのだろうか…。

戦うことに意味があるかのような曲を世に送り出した裕一責めたのだろうか…。

中井の言葉に取り乱す裕一が、可哀そうになったよ(´;ω;`)

まさか、3か月前に一緒にビルマにやってきた中井に、こんなえらそうなものの言い方をされるとは思っていなかっただろう。

裕一より先に戦争の悲惨さ体験したというだけで、ここまで偉そうに語られてしまうなんて。

裕一は、命をかけて戦う人を応援したかっただけなのに。

応援したいという気持ちが、を作ったというのに。

この純粋裕一の思いが、たくさんの人の気持ちを動かし、思わぬほうに進んでしまった…。

悲しい運命だ(´;ω;`)

ところで、数々の中井の訴えかけるような言葉が私には響かない。

「戦場に意味はありません。戦場にあるのは生きるか死ぬかだけです。」

(エール87話)

とか、前回の、

「命を尊重しない戦いに、未来はありません。」

(エール第86話)

とか…。

なんか、良いこと言おうとして言えなかった感じがする。

特に第86話のセリフ…。

インパール作戦が、”戦いで死ぬものより餓死していく者の方が多かった”ことから、命を保つことすら難しい戦場に警鐘をならす意味で言っているのは分かるんだけど。

でも、この言葉聞くと、「じゃあ逆に聞くけど、命を尊重する戦いってなに? 」って聞き返したくなる。

言いたいことが分かるような分からないような。

中井の言葉モヤモヤさせられてしまった…。

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「エール」ツイートまとめ

以上が、朝ドラ「エール」第87回の感想でした!

 

最後まで読んで下さりありがとうございました♪

 

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