こんばんは、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
春休み中ってどうしてこんなに忙しいんでしょう…(;・∀・)
こちらの記事では「おちょやん」第82話(第17週「うちの守りたかった家庭劇」)のあらすじ、感想や気になるセリフなどを書いてます。
あらすじ
2021年3月30日(火)に放送された「おちょやん」第82話はこんな話でした↓
- 「岡安」を閉める準備を進めるシズ(篠原涼子)に、千代(杉咲花)はまだ納得できていない様子
- 一福は出征する父・福助(井上拓哉)に「瓦全より玉砕」と書かれたハチマキを渡す
- 出征前に思い切りトランペットを吹かせてやりたかったと、福助への思いと口にするみつえ(東野絢香)
- 千代、一平に鶴亀の舞台でトランペットを演奏させてあげたいとお願いする
- 福助のトランペット聞きつけて、警察がやってくる…!
第82話の感想
福助を演じた井上拓哉さんの演技だけでなく、演奏も素晴らしかった。
丸坊主姿でトランペットを吹く姿は、見ごたえがあった。
そして…。
14歳になれば少年兵に志願しようと考えている一福のまっすぐな目に胸が痛んだ。
13歳の一福を演じているのは、歳内王太くん。
歳内王太くんの表情がすっごく良かったなぁ…!!
あの「菊ちゃん♪」と言っていた可愛い一福が、少年兵になろうと考えている…。
幼い頃から戦争が身近にあり、そういう教育を受けてきた子どもたちが、自らの志願して兵隊になり命を落としていくことのおそろしさといったらない。
戦って命を落とすことが素晴らしい事だと信じて疑わぬ一福に、本心を話すことさえできない福助の姿は胸が痛んだ。
「お前は少年兵よりもっと偉い将校になって、お国のために役に立ちたいねやろ。偉い将校さんは、みんな立派なひげ生やしてはる。せやさかいお前も、まずひげ生やさなあかん。」
(「おちょやん」第82話)
戦争の残酷さを「おちょやん」は自然に伝えていると思う。
一福は「瓦全より玉砕」「瓦全より玉砕」と書かれたハチマキを父親に渡した。
赤紙を受け取った福助を「誇り」だと言った。
そんな、戦争に正義を見出している一福は、敵国の音楽を演奏する父親をどんな思いで見ていたのだろう…。
トランペットを演奏する父親の姿を見つめる一福のまっすぐな瞳が切なかった(´;ω;`)
あの福助のトランペットがこんなに切ない音楽になるなんて、思ってもみなかった。
「岡安」を継がなくていいと言われて落ち込んでいるみつえを励ました時のトランペットは明るくて清々しい響きだった。
あの時の福助が演奏したのは、オペラ「カルメン」の楽曲「ハバネラ」だった。
そして今回、福助が演奏した曲は「埴生の宿」。
家族を大切に思う福助の気持ちが溢れ出ていた。
きっと、その福助の気持ちは、トランペットを通して一福に伝わったんじゃないかな…と思いたい。
それにしても…。
トランペットの音を聞きつけて警官を連れてきたおばちゃん。
ルリ子さん、香里、寛治の3人の発声練習でごまかしてはいたけど、さすがに福助の本気のトランペット演奏はごまかしきれないんじゃないかと…(;・∀・)
「やっぱりあの音は!?」と気付いたあのおばちゃんが再び乗り込んでくるんじゃないかと冷や冷やしたわ~(;・∀・)
さいごに
「おちょやん」も終盤にさしかかってきました。
これまでの「おちょやん」を無料で見る方法を知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。
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