こんにちは、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
こちらの記事では「おちょやん」第101話「竹井千代と申します」感想や気になるセリフなどを書いてます。
第101話の感想
「お家さんと直どん」の千秋楽、演技ができなくなった千代(杉咲花)は姿を消した。
いなくなった理由は、演技を続けられなかった自分を許せなかったのからなのかなぁと想像する。
女優としてのプライドが、「鶴亀新喜劇」での自分の居場所を奪ったのかも?
寛治(前田旺志郎)を置いて黙って逃げたのは酷いと思った。
でも…。
何もかも捨てたくなる時ってあるよね…。
それが、あのタイミングだったんだよね、きっと。
あの借家を出る前に、千代の頭に寛治がよぎったはずだと思う。
でも、どうしても「道頓堀を出て行く」と千代が寛治に言う事はできなかったんだと思う。
あの時の千代の選択肢に、「鶴亀新喜劇に残る」は1mmもなかったと思う。
寛治は優しいから、千代が出て行く決心をしたと知ったら、追いかけていっただろう。
千代をひとりぼっちにするなんて、寛治にはできないはずだから…。
寛治を信じ大切に思う気持ちがあるからこそ、あんな別れ方になったんだろうなって思う(´;ω;`)
セツナイよ…(´;ω;`)
そして第101話はあれから1年が経過したお話だった。
時は昭和26年2月。
「え?1年って大事なとこすっ飛ばしてワープしてんじゃないよ!!」と思われた方もいるかもしれない。
が、「おちょやん」は信頼できる作品だ。
これから要所要所で、空白の1年に何があったのかを描いてくれるはずなので安心していただきたい。(お前何様…)
いなくなった千代を、再び華やかな世界に呼び戻そうとしているのが、花車当郎(塚地武雅)だった。
花車当郎は、戦時中に防空壕の中で千代と即興漫才をして、ピリピリした人たちに笑顔をもたらした人物だ。
あの時のつながりがここにきて生きてくるなんて、さすが「おちょやん」だよね。
あの防空壕の中の漫才で、千代は喜劇にできることが何かを肌で感じることができた。
空襲警報が鳴り響き、恐怖と不安で心が蝕まれ、苛立っていた人々が、漫才によって笑顔になれた。
気持ちがなごみ、心がほがらかになった。
人を笑わせるという事がどれだけ凄い事なのかを実感し、喜劇の力を知ることになった。
そして、たった2人でも、人を笑顔にすることができるということを知った。
あの漫才は千代にとって貴重な体験になったとともに、花車当郎にとっても忘れられない大切な時間になっていたのだね。
「あない、あないに楽しい時間は、久々やった。」
(「おちょやん」第101話)
花車当郎のこの言葉を聞いたら、私は涙が出てきたよ。
みんなが不安でいっぱいだった戦時中。
花車当郎も、同じ気持ちだったんだよね。
その花車当郎の気持ちを、千代が明るく照らしたのだと思うと、やっぱり千代はお月さまなんだなぁと…。
花車当郎の素晴らしい話術は太陽のような才能だ。
それを千代が受け取って返したんだろうなぁって思ったら、泣けた泣けた(´;ω;`)
これが千代の才能…。
千之助(星田英利)が千代のことを「月」と称したが、それがホントにそうだなぁ、ずっとそうだったんだなぁと思うと泣けるわ(年と共に涙もろさがエスカレートしてる私)。
花車当郎が千代を探しているみたいに、これから多くの人が千代を求めるんだろうなぁと思うと、早くも胸が熱くなってしまう。
そして、もしかしたら、一平だって月の輝きを思い出して、恋しくなるんじゃないだろうか。
千代をずーっと応援しながら見てきた一視聴者としては、一平が千代と離婚したことを後悔するシーンを見たくてしょうがない!!
不幸の連続の千代を苦しい思いで見続けてきたのだから、視聴者サービスというかボーナスで是非とも実現してほしい(笑)
で…。
何と言っても衝撃だったのが、栗子さん(宮澤エマ)と春子!!!
え?千代とこの2人って、同居してるの???
あの栗子が再び登場すると言う驚きと、春子を演じているのが千代の幼少時代を演じた毎田暖乃ちゃんという驚きと!
ダブルの驚きで、何が何だか…!!
毎田暖乃ちゃんが演じている春子が何者なのかはさっぱり分からないが、毎田暖乃ちゃんが演じるくらいなのだから、千代と血のつながりがありそうな予感…!!!
ってことはさ。
栗子のお腹の子はテルヲ(トータス松本)の子だったということなの?
父親は知らない男なのかと思っていたけれど、実はそうじゃなかったの???
ところで、再登場の栗子を前にして知りたくなったのが、千代を奉公に出した後の栗子とヨシヲの関係…。
栗子はヨシヲのことを、大切にしていたのだろうか?
借金まみれ、酒に溺れギャンブルに走るテルヲに愛想をつかして家を出て行くまでは、ヨシヲの事を大切にしていたのだろうか?
そうであってほしい。
栗子の過去も、少しずつ明らかになってほしいなぁ。
さいごに
「おちょやん」も終盤にさしかかってきました。
以下の記事では、これまでの「おちょやん」を無料で見る方法を紹介しています。
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