こんにちは、まんぷく(@manpuku_kansou)です。
「おちょやん」遅れて視聴中です。
こちらの記事では「おちょやん」第90話(第18週「うちの原点だす」)のあらすじ、感想や気になるセリフなどを書いてます。
あらすじ
2021年4月9日(金)に放送された「おちょやん」第90話はこんな話でした↓
- 千代(杉咲花)と一平(成田凌)は、戦後初の芝居の演目を福助(井上拓哉)とみつえ(東野絢香)が結婚の際の演目「マツトン婆さん」に決める
- 芝居をすることが許されるのかどうか迷いがある一平に、千代は一喝する
- 公演を見に行こうとしないみつえを、シズ(篠原涼子)が連れ出す
- 一福(歳内王太)がマツトンの子ども役で劇に登場し、トランペットを吹く
- 初めて音が出たトランペット、ニコリともせず芝居を見ていたみつえがやっと笑う
- 元気になったみつえは、一福と共にすいとんの屋台をはじめて大忙し
- 千代たち家庭劇のみんなは全国公演のため旅立った…
第90話の感想
この記事を書いている4月21日、「おちょやん」は第97話まで進んでいます…(;・∀・)
ネタバレが怖いのでTwitter触らないようにしています。
放置してごめんなさい<(_ _)>
感想、駆け足気味になりそうです(;^ω^)
早く最新話に追いつきたいです!!
シズの存在の大きさを感じた第90話。
千代に誘われているというのに、布団から離れないみつえにシズはこう言った。
「あんたが救われるために行くんやあれしまへん。千代たちを、あんたが救いますのや。」
(「おちょやん」第90話)
シズは、誰よりも千代のことを理解しているのだね。
千代の弱さに気付いているのは、シズだけなのかもしれない。
千代が呪文のように芝居のセリフを唱え、辛い気持ちを一人で抱えていた時、私は千代は独りぼっちだと思った。
でも、シズがいるではないか。
千代は独りぼっちではなかった。
一平は芝居をすることに迷いがあった。
亡くなった福助や百久利が許してくれるかどうかを案じていた。
そんな一平に千代はこう言った。
千代「当たり前やんか。あんたいつからそんな聖人君子になりなはった? 言うときますけどなあ、あんたは芝居のこと以外どないしようもない人間だすで。せやさかい間違えて当然や。あんただけが間違うたんやあれへん。みんな間違うたんだす。間違うたままで、立ち止まったらあかんのだす。ちょっとでも正しいに変わるように、しんどうても前に進まなあかん。それこそが、喜劇やろ。」
(「おちょやん」第90話)
一平にはこう言った千代だったけども、千代にも戦後すぐのこの焼け野原で演じる事への不安はあったと思う。
2人の会話を聞いてしまったシズは、前に進もうとする千代を応援するために、みつえを行かせたのだろう。
舞台には一福も出ることになっていた。
みつえを笑顔にするために、音をだすことのできないトランペットを思いっきり吹くのが一福の役割。
そこを千之助たち笑いのスペシャリストがつっこめば大爆笑というわけだ。
しかし本番では一福のトランペットが思いがけずなったことで、舞台はシーンとなってしまった。
その時にみつえが笑ったのを、千代は心の中でこんな風に言っていた。
「何や…。うちら一生懸命やったのに、結局みつえを笑わしたんは、福助と一福いうことや。かなわんなあ。」
(「おちょやん」第90話)
千代はみつえが笑ったのは福助と一福のおかげだったのだと思った。
でも、実はそれは違うのではないかと私は感じた。
シーンとなったあの時のあのみつえの笑いは、千代のために無理やり作った笑い顔だったんだと思う。
みつえが笑わなかったら、千代は前に進めなかったかもしれない。
シズが言った通り、みつえは千代たちのために笑ったのだと、そんな風に思えた。
にしても…。
あの戦後初の公演から何日経ったのか分からないけど、千代たちの見送りもせずに「すいとん」の屋台で忙しそうに働くみつえの立ち直り方はすごいな。
ところで、徳利さんは妻子を残して旅立って、大丈夫なのかな??
さいごに
「おちょやん」も終盤にさしかかってきました。
以下の記事では、これまでの「おちょやん」を無料で見る方法を紹介しています。
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