【エール】第56話の感想♪(第12週:父、帰る)
2020年6月15日(月)放送分の感想です。
第56話の感想
まずは、あらすじから…↓第56話はこんな話でした。
音(二階堂ふみ)が小学生の時、出張先の大阪で線路に落ちた子供を助けようとして電車にはねられ突然亡くなった父・安隆(光石研)が、ひょっこり音の前に現れる。子供を寝かしつけようとしているときに、突然安隆が現れてびっくりする音。安隆の姿は裕一(窪田正孝)には見えない。安隆の大好きな団子を買ってくる音だが、裕一は、その団子を食べようとする。
出典:
Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]
今日の話って…なんだったの!?!?
閻魔大王が出てきたりしてさ…閻魔大王ってさ、仏教のイメージ…だよね!?
十字架もってたり、食事の前にお祈りしたり、教会へ足を運んだり…。熱心な キリスト教信者かと思われた音の両親だったんだけど、死後の世界には閻魔大王がいて、しかも宝くじみたいなのがあるとか…(;・∀・)どういう設定(;・∀・)
これって…、新型コロナでやむを得ずとった処置…なんだよね?きっとね。
想像してみると、志村けんさんとのシーンはきっと最後まで撮れてなくて、その埋め合わせ…みたいな感じ?
ま。私の想像なんだけどさ…。
それにしても、今日のお話。全く面白くなかったんだよね。
あの世からお父さんが来るんだし、涙あり笑いありにしてよね。
感動もなし、面白くもなし…。
裕一がお父さんに向かってしゃべっているとこも、まったくもって笑えないし…。
こんな朝ドラになってしまったことに対して泣けてくるわ。
ところで。「なつぞら」ではなつの亡き父(内村光良)がナレーターとなり、なつの成長を見守ってきたよね。
私は、なんとなく”亡くなった人は天国から私たちのことをいつも見守ってくれて応援してくれている”って思いたいとこがある。
だからかな。今日の音の父親の言動に違和感を感じたんだよね。
音がどんな人と結婚したか、裕一の職業とか人となりをご存じないみたいだったし、音が音楽学校に行ってたけど妊娠して辞めた事も知らないみたいだった。
あの世から見てた訳じゃなかったのか。いや、ずっと見られていたらそれはそれで嫌だから、別にいいんだけども。
「エール」はコロナのせいでこんなになっちゃったのか、それともコロナが関係なくてもこんな薄っぺらい感じだったのか…。
それとも土曜日の存在って大きかったのかもしれない。
週1話を削ると、6週でこれまでの朝ドラの一週間分の放送になるものね。
そのせいで展開が早すぎて、私が主人公たちに感情移入する前に話が進み過ぎて置いて行かれているのかもしれない。
浩二と裕一の長年の確執にしても、父の財産分与により決着…って感じになっちゃったよね。「エール」で唯一(!?)人間臭い嫉妬や羨望という感情と戦い、兄を認められずもがき苦しんだ浩二の葛藤が、なんていうか消化不良で終わってしまった感がある。
裕一という人物がどんな偉大な作曲家になるのか、このストーリーは楽しみではあるんだけど、人物像がどうも薄っぺらく見えているんだよな、私にはね。
悠々自適に過ごしている裕一。お金にも時間にもゆとりがある裕一が、小山家の跡取りにならず喪主にも選ばれず、家も土地も一切相続できなくても、痛くもかゆくもない。
もし、裕一がまだレコード1枚もだしてなくて契約金は借金となり、生活が苦しかったとしても、喜んで浩二にすべてを渡したのだろうか。
もちろん、裕一なら浩二に譲ることを承諾したとは思うんだけども、一視聴者として、そこまで裕一を信頼できていないワタシがいるのだ…。
前作「スカーレット」が大好きだったから、あのハードなストーリーじゃないと物足りないと感じてしまうのだろうかね。
人生イージーモードの裕一と比べると、喜美子の人生は凄まじかったからな…。
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以上が、朝ドラ「エール」第56回の感想でした!
最後まで読んで下さりありがとうございました♪
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