【スカーレット】第106話の感想♪(第18週:炎を信じて)
2020年2月6日(水)放送分の感想です。
「スカーレット」第106話の感想
まずは、あらすじから…↓第106話はこんな話でした。
穴窯での窯焚(た)きを成功させた喜美子(戸田恵梨香)。昭和53年、40歳になった喜美子は女性陶芸家の草分けとして活躍している。喜美子の作品は高値で売れて借金を返済。暮らしはだいぶ豊かになっている。武志(伊藤健太郎)は高校2年になって、そろそろ進路を決める頃ある日マツ(富田靖子)が旅行に出かけ、喜美子が武志と二人で過ごしていると信作(林遣都)がきて喜美子に中身を言わず武志に届けものを渡して去っていく
出典:連続テレビ小説 スカーレット – Yahoo!テレビ.Gガイド[テレビ番組表]
八郎(松下洸平)が川原家を去り、借金してまで続けた穴窯での作品作り。
”これが最後”と決めて挑戦した2週間の釜焚きは、 穴窯が崩れて火事になるかもしれない危険をはらんだものだった。
家族をバラバラにしてでも”あのカケラの色”を再現したいという夢を叶えることに猛進した喜美子。
覚悟をもった喜美子は”狂った人”のようにも見えた。
あのカケラの色に魅せられていた喜美子に”穴窯”が与えられて、ただ自分の欲望のままに穴窯にのめり込んでいっていうようにもみえた。
が、実は喜美子は緻密な計算を重ねていた。データを収集し分析、その結果から「なぜそうなったか?」「次にすべきことは?」を検証。そして実行。
さらに、成功後は記者であるちや子さんに取材を依頼する手紙を書くという抜かりの無さ。
女性陶芸家が認められにくい陶芸展への応募からのルートではなく、マスコミを利用した喜美子。
貧しさをとことん経験してきた喜美子は”穴窯”で稼ぐことをちゃんと考えていたんだなと。
売れるかどうか分からないのに、「あの色を出したい!」っていう願いだけで、金持ちの道楽みたいにのめり込んでいたわけではない。
無謀と思われていた穴窯への挑戦だったが、喜美子には勝算があったのかもしれないなと思う。
…で、ここまで喜美子のチャレンジをハラハラしながら見守ってきた。
どうか成功して、と苦しい思いで見守ってきたし、穴窯に立ち向かう姿を涙しながら見ていた。
前回のちや子さん(水野美紀)に宛てた手紙。
「ちや子さん。いつかこの道を選んでよかったと笑って会える日が来ますように、そう手紙に書いたことを覚えていますか。どうなるか分からん道をい歩きだすのは、えらい勇気がいりました。勇気を出したあの時の自分に見せてたりたいです。ええ色が出ました。誰にも出せん。うちにしか出せん自然の色です。ちや子さん、取材に来て下さい。大きく取り上げて下さい。信楽の小さな工房にいます。陶芸家 川原喜美子です」
(スカーレット第105話より)
この手紙を受け取って、信楽へ来てくれたちや子さん。
それからの喜美子が見たかったのよ。
それが見たくて、苦しむ喜美子、八郎、武志、そして家族や友だちの姿も見守ってこれたワケで。
喜美子がどんどん認められて、周りの見る目が変わってくる、そんな様子が見たくて頑張って喜美子の挑戦をテレビの前で応援続けてきたワケで。
苦労してきた人が花開く話って、良いモノでしょ。
それがついに見れる!って期待していたら。
肩透かし食らったようなもんだわ。
夢が叶ってから7年(8年?)がマツとの昔話風の「めでたしめでたしの話」で語られるだけだったら、私はちゃぶ台ひっくり返したい気持ちだよ。
喜美子の成功ぶりはテレビや綺麗な畳やカーペット、増えた家具、キッチン、新設された薪置き場や修復された屋根などなど。いたるところで感じさせてくれている。
さらには大学への費用も心配無用ならば言う事なしだ。
が、見たいのはそこだけじゃない。そこにいたるまでの軌跡をもっともっと見たい!
あの狂ったような喜美子を一途に応援してきたんだから、それくらいのサービス映像ほしいわ。
この私の満たされない気持ちを癒してくれる回想シーンがあることを切に願う。
第106話の公式ツイートまとめ
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以上が、朝ドラ「スカーレット」第106回の感想でした!
最後まで読んで下さりありがとうございました♪
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